つばさ (列車)

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つばさ
Tsubasa
種別特別急行(新幹線)
運行事業者JR東日本
走行路線東北新幹線山形新幹線
起点駅東京駅山形駅
終着駅山形駅・新庄駅
両数7両
使用車両E3系
運行開始年1992年

つばさとは、東日本旅客鉄道が運転している列車である。

概要[編集]

山形新幹線は全列車がこの列車名。

一部の列車を除き、臨時列車含めやまびこ号と東京駅福島駅間で併結する。 併結を行う全ての列車がE2系との併結で、E5系と併結する運用は臨時列車含め存在しない。 だが、新型車両のE8系が登場すると、E8系は300km/h運転が可能なため、E5系が併結相手になる可能性が高い。

種別カラーはオレンジ色。

イレギュラーな列車は下り始発の121号、160号は単独での運転、171号は山形駅→新庄駅での運転となっている。 東京駅~山形駅で途中大宮駅、福島駅、米沢駅のみ停車する列車が1日1往復あり、その列車は最速2時間26分で東京と山形を結んでいる。

座席[編集]

全列車が全車指定席。グリーン車は11号車。なお、福島 - 新庄間は特定特急料金で普通車の空席に乗車できる。

かつては、自由席が16号車と17号車の2両だけ設定されていた。多客時には、山形新幹線内でつばさの自由席の座席を確保できなかった乗客が、比較的空いてる併結相手の仙台始発やまびこ号の自由席の座席目当てで福島駅のホームをダッシュする光景が見られた。なお、やまびこ号の自由席は1号車、2号車、3号車、4号車なので、2分程度の停車時間で最低でも12両は移動しなければならない。

車両[編集]

現在はE3系のみが使用されている。 かつては400系も使用していた。

全ての列車が7両編成で運転される。

2024年から新型車両E8系の運行が開始される。

停車駅[編集]

()の中は一部列車のみ停車する駅。

東京駅-(上野駅)-大宮駅-(宇都宮駅)-(郡山駅)-福島駅-(高畠駅)-(赤湯駅)-(かみのやま温泉駅)-山形駅-天童駅-さくらんぼ東根駅-村山駅-大石田駅-新庄駅

在来線特急つばさ[編集]

東北新幹線開業前[編集]

東北新幹線大宮開業の1982年まで、つばさ号は東北本線奥羽本線経由で上野駅と秋田駅を結ぶ485系電車使用の列車で、上野駅と山形駅を結ぶ特急「やまばと」と共に東北・奥羽本線のエル特急を構成した。

なお、1970年1月まではキハ80系気動車、1975年までは181系気動車を使用していたが、奥羽本線全線電化により1975年に電車化され、181系気動車が西日本の小郡機関区に転出されたため、電化後に急行に格下げされた「あおば」と共に関東、東北の国鉄線で最後の気動車特急となった。

東北新幹線開業後[編集]

「つばさ」は山形発の1本および「やまばと」を含めた上野発着の3往復を除き福島駅発着となった。1985年3月の東北新幹線上野開業で「やまばと」は無くなり、「つばさ」の上野乗り入れも1往復のみとなった。
同じ1985年3月改正で、山形 - 青森間運行の1往復が設定され、奥羽本線全区間で「つばさ」が運行されることになったが、1986年11月改正で、秋田 - 青森間が「たざわ」に変更された。

山形新幹線開業前[編集]

山形新幹線開業前、「つばさ」は山形発着の1往復を除き福島駅発着で、485系電車により奥羽本線のエル特急を構成した。1988年3月の一本列島改正後は、山形、新庄、大曲折り返し列車も存在した。
山形新幹線建設に伴い、1991年8月に「つばさ」は1往復だけ残留していた上野乗り入れ列車も含め、暫定的に仙山線経由で仙台駅に乗り入れて東北新幹線と接続する4往復と山形 - 秋田間1往復に減便され、1往復だけ上野~仙台間を東北本線経由で運行する在来線昼行特急列車が一時的に復活したが、山形新幹線開業で在来線経由の「つばさ」は無くなった。開業後、山形駅以北で特急「こまくさ」が設定されたが、新庄延伸で快速に格下げされた。

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関連項目[編集]