香川県
概要[編集]
面積は1,876.58km²(境界線が確定していない部分もある)。日本で一番面積の小さい都道府県である。かつては大阪府が日本で一番面積の小さかったが、境界未定部分の算出方法や大阪府の埋め立て地の増加などによって1988年に香川県が一番面積の小さい都道府県となった。
四国北東及び周辺の島々にある四国地方の県の一つ。徳島県、愛媛県と接しており、瀬戸内海を介して岡山県とも接する。県庁所在地は高松市であり、四国地方の経済的な中心都市でもある。
明治4年(1871年)7月に廃藩置県が行なわれて高松県と丸亀県が成立する。同年11月に高松県と丸亀県が統合されて香川県となった(第1次香川県)。普通はどちらかの県名を採用するものだが、両県の一方の名をとることはできないと判断されて県庁が置かれた香川郡の「香川」が県名に採用された。1年余り後の明治6年(1873年)2月、香川県は徳島県とともに名東県という県に統合され、ここに香川県は消失した。なお、この際に淡路島と小豆島が名東県に組み込まれ、四国は3県時代となる。
明治8年(1875年)9月に旧香川県から猛烈な反対運動が起こって香川県復帰の高まりがあったため、香川県が復活した(第2次香川県)。この際、小豆島は香川県に編入された。明治9年(1876年)8月、今度は香川県は愛媛県に編入されて消失する。同時に徳島県も高知県に編入されて四国は2県時代となる。この際に淡路島は四国から外されて兵庫県に編入された。明治13年(1880年)3月、旧徳島県からの猛烈な反対運動のため、徳島県が分立後、1888年(明治21年)12月、旧香川県も同様に分立して再度香川県が成立(第3次香川県)。ここに四国は4県時代となり、沖縄県以外で最後に独立した県として、現在の行政区分が成立した。
財田村(現・三豊市の一部)が1970年に町制施行したことで、兵庫県共々、早期に村が消滅した。
教育[編集]
大学[編集]
- 国公立
- 私立
高等専門学校[編集]
交通[編集]
鉄道[編集]
文化[編集]
食文化[編集]
- ご当地グルメとして讃岐うどんなどが知られている。うどんの消費量・生産量が国内1位であり、「うどん県」と呼ばれることもある。
「香川県のうどん推し」も参照
香川県を舞台とした作品[編集]
- 小説
- 二十四の瞳 - 映画2回、テレビドラマ8回、アニメ1回と多回映像化されている。
- 映画
- 民放テレビドラマ
- ラブレター (2008年のテレビドラマ)(小豆島)
- NHK連続テレビ小説
電波銀座[編集]
四国の瀬戸内側3県は、各県とも他府県放送局を受信しやすい「電波銀座」「電波過密地域」であるが、特に香川県は瀬戸内海に面する狭県のため、有明海沿岸と共に全国有数の「電波銀座」としても知られる。
テレビは岡山、香川両県を放送対象地域とする放送局を視聴でき、全国的に少ないTXN系列のテレビせとうちも視聴できるが、放送波受信に際しては、一部の山間部を除き、京阪神広域圏や広島県を放送対象地域とする放送局のスピルオーバーを考慮する必要に迫られる。
地域によって、テレビアンテナを高松中継局(前田山)など県内の中継局でなく、岡山本局(金甲山)に向けて、民放テレビ局を直接受信している世帯も非常に多い。このため、岡山県側の金甲山に香川県向けのNHKの地上デジタル放送の中継局が設けられている。
また、ラジオ放送は県域のRNCラジオやFM香川だけでなく、圏外とされるAMの岡山の山陽放送ラジオや東讃地方を中心に日中の時間帯でも京阪神圏のAM局やFM局が明瞭に受信できる。
県内では、関西や岡山で活躍するローカルタレントやアナウンサーが親しまれている反面、県内で活躍するタレントやアナウンサーが育っていないという現状もある。
このほか、県内の一部地域(西讃地域など)では、海上を介して隣接県を放送対象地域とする中国放送(RCC)や南海放送(RNB)などのAMラジオも受信可能とされる。
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見どころ[編集]
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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