雑煮
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雑煮（ぞうに）とは、日本の地方食であり郷土食である。
概要[編集]
日本各地にさまざまなものがあり、「餅が入る」ことすら必須ではない（里芋を入れる地方もある）。
大雑把にいえば「餅の入った汁」であるが、すまし仕立て／みそ仕立て、切り餅／丸餅といったバリエーションもあり、さらに「味噌は白味噌か赤味噌か」「切り餅は焼くか焼かないか」も問題とされたりする。中には汁粉やぜんざいと区別がつかないものもある。
由来[編集]
現在ではハレの食物であり、家族・親戚などが集まる正月に食べるものとされる。
古くは慶事において共食するもの（直会である。厄払いとして食べられることもあったという。
剣道や空手道において、元旦の稽古始めの後に汁粉を食べるのは雑煮に似たところがあるが、茶道の初釜のときに雑煮が出るという話を知らないので、不確かである。
レシピ[編集]
いわゆる関東風は、鶏出汁を醤油で味付けし、椀に焼いた切り餅を入れ、鶏肉と茹でた小松菜をのせて汁をかける。好みで三つ葉や柚子の皮が入ることもある。「などり」に掛けていて、最後に「名を残し」、目よりも高い位置まで「名を上げる」という験担ぎもある。
その他地域のレシピについては、編集者を求む。
北海道風は、味付けは関東風と同じだが、具材としてイクラが入っている事が特徴的である。
香川県ではあんこ餅入りが特徴となっている。