グリコ・森永事件
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グリコ・森永事件(グリコ・もりながじけん)とは、1984年に起こった「怪人二十一面相」と名乗る犯人グループによる、江崎グリコ社長誘拐や食品会社への脅迫、毒入り菓子が店頭に置かれたなどの事件のことである。
概要[編集]
この事件は未解決のまま終わった。毒が入れられた食品には「毒入り危険食べたら死ぬで」と書かれていたために死者は出ていない。
昭和59年(1984年)の江崎グリコ社長誘拐に端を発した事件で、犯人の1人とされている「キツネ目の男」の似顔絵が昭和60年(1985年)1月10日に公開された。この事件は青酸ソーダ入り製品のバラマキなど、当時の社会を不安に陥れたことで知られている。平成12年(2000年)に一連の事件は全て時効が成立した。
関連事件[編集]
- 2014年10月下旬〜11月下旬にかけて怪人28号を名乗って江崎グリコ社長宛に6通の脅迫文を郵送して現金を要求する事件が発生。容疑者が2014年11月30日に逮捕されたが、年齢などからグリコ・森永事件への関わりはないとされる[1]。
その他[編集]
脅迫状は大阪弁で書かれていたが、大阪弁としては不自然な部分もあったという。