植物界(しょくぶつかい)とは、生物を五つの界に分けたうちの一つの界である。
かつては、生物を大きく分けて二つの界のどれかに含める二界説が主流であった。このため、古い百科事典や教科書、参考書では、今では菌界に含める種類のものも植物と扱われている。その後、五界説が提唱され、現在では原生生物を除く光合成を行う種類のものに限り植物界に含めている。
吉田邦久『チャート式要点と演習新制新生物ⅠB・Ⅱ』数研出版1997年3月1日発行