福井県
福井県は、中部地方の北西端にある日本の都道府県。北陸地方に含まれる。県庁所在地は福井市。
概要[編集]
南西部が県庁所在地の福井市から見て近畿地方のど真ん中近くまで長く突き出し過ぎていて、バランスが悪くいびつな県域となっている。
県西部には若狭湾があり、若狭湾沿岸には原子力発電所が集中している。また、内陸部には世界三大恐竜博物館と称され、また日本ジオパークにも登録されている福井県立恐竜博物館がある。
ご当地グルメに「ボルガライス」がある。オムライスにカツをのせて特製のソースをかけたものである。
隣接府県[編集]
地域区分[編集]
- 木ノ芽峠のある敦賀市と南条郡の境界より北東側を嶺北、南西側を嶺南とする2地域区分が多く使われる。一時、滋賀県に属していた嶺南は、京都方面との繋がりが強く、嶺南側は近畿地方に分類されることがある。
- 嶺北はさらに福井・坂井地域(福井市、坂井市、あわら市、吉田郡)、奥越地域(大野市、勝山市)、南越地域(越前市、鯖江市、丹生郡、南条郡、今立郡)に3分することがある。
歴史[編集]
- 1873年:若狭国および越前国の敦賀、南条、今立各郡を郡域とする敦賀県が足羽県を併合。現在と県庁所在地は違うが、県域は現・福井県と同じ敦賀県が成立する。
- 1876年8月:嶺南が滋賀県、嶺北が石川県に分割編入される。
- 1881年2月:石川県から嶺北が独立して福井県になると同時に嶺南を編入(合併)。約4年半前の県域に戻る。
- 1958年10月 - 冬季の除雪体制への不満から、大野郡石徹白村の大部分が岐阜県郡上郡(現・郡上市)白鳥町に越境合併し、県域が若干縮小する。
教育[編集]
大学・高専[編集]
高等学校[編集]
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- 夜間定時制課程について
県立高校再編で夜間定時制課程は福井市の県立道守高校のみとなり、嶺南では自宅通学可能な夜間定時制高校が消滅している。嶺南から自宅通学可能な地域では隣府県の舞鶴市や長浜市に公立夜間定時制高校があるが、公表されている受け入れ協定があるわけではない。
交通[編集]
鉄道[編集]
文化[編集]
メディア[編集]
テレビ[編集]
平成新局として開局予定だった福井文化テレビジョンが実現しなかったため、山梨県や宮崎県とともに現在民放テレビが2局である。反面、ケーブルテレビは普及しており、嶺南では関西広域圏、嶺北では県内に系列局がない石川県の民放局の視聴が可能である。但し、嶺北では県域TV局の主系列以外のネットの時間[注釈 1]に配慮していない。
ラジオ[編集]
県域ラジオ局は2局あり、FM福井は本州日本海側で最初に開局した県域FM局である。
AMラジオのFBCラジオは、指向性が嶺南方向の南西にあり、かつ東日本の多数のAM中継局やラジオ沖縄で同一周波数が使われるため、国内での夜間の放送波受信やradikoプレミアムを用いない番組聴取が困難なラジオ局の一つに挙げられる。
この他、出力の高い在名古屋民放AMラジオ局の聴取が嶺北の一部で可能である。
福井県舞台の作品[編集]
関連項目[編集]
脚注[編集]
- 注釈
- ↑ 例えば、FBCテレビの羽鳥慎一モーニングショーの同時ネット。
- 出典
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