JR小浜線

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西日本旅客鉄道
小浜線
基本情報
日本国旗.png日本
所在地福井県京都府
種類普通鉄道在来線地方交通線
起点敦賀駅
終点東舞鶴駅
駅数24駅
電報略号オハセ
開業1917年12月15日
全通1922年12月20日
所有者西日本旅客鉄道
運営者西日本旅客鉄道
車両基地敦賀地域鉄道部敦賀運転センター車両管理室
使用車両使用車両の節を参照
路線諸元
路線距離84.3 km
軌間1,067 mm狭軌
線路数全線単線
電化方式直流1,500 V 架空電車線方式
閉塞方式特殊自動閉塞式(軌道回路検知式)
保安装置ATS-SW
最高速度85 km/h

小浜線(おばません)は、福井県敦賀市敦賀駅から京都府舞鶴市東舞鶴駅に至る西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道路線地方交通線)である。

正式な起点は敦賀駅だが、列車運行上は東舞鶴駅から敦賀駅へ向かう列車が下り、逆方向が上りとなっている。これは、敦賀駅で接続する北陸本線や東舞鶴駅で接続する舞鶴線と方向をあわせたためである。

路線[編集]

  • 管轄(事業種別):西日本旅客鉄道(第一種鉄道事業者
  • 路線距離(営業キロ):84.3 km
  • 軌間:1,067 mm
  • 駅数:24駅(起終点駅含む)
    • 小浜線所属駅に限定した場合、北陸本線の敦賀駅と舞鶴線所属の東舞鶴駅が除外され、22駅となる。
  • 複線区間:なし(全線単線)
  • 電化区間:全線(直流1,500 V
  • 閉塞方式:特殊自動閉塞式(軌道回路検知式)
  • 運転指令所:金沢総合指令所(敦賀地域鉄道部小浜線CTC)
  • 最高速度:85 km/h
  • IC乗車カード対応区間:なし
  • 平均通過人員利用状況を参照


使用車両[編集]

2010年3月13日以降は、全列車が125系電車で運転されている。電化された2003年3月15日から2006年10月20日までは、125系のほか、小浜線用に塗装された113系電車の体質改善工事施工車(福知山電車区W41 - 43・46編成)や[1]、2009年3月14日から2010年3月12日までは521系電車も定期運用されていた。ただし521系はその後も臨時列車や代走で運用されることがある[2]

113系については、2009年秋に入線した京都総合運転所所属のL11編成を除いて、転換式クロスシート化された体質改善工事施工車が使用されている(2006年10月以降の入線実績は、福知山電車区W43編成、京都総合運転所L11編成・C08編成)。

このほか、183系電車が、多客期に延長運転された特急「まいづる」に使用されていた。

非電化時の使用車両[編集]

気動車[編集]

機関車[編集]

歴史[編集]

詳細は「小浜線の歴史」を参照

駅一覧[編集]

  • 定期列車は全列車普通列車(運行区間内の全駅に停車)
  • 線路(全線単線) … ◇・∨:列車交換可能、|:列車交換不可
駅名 駅間
営業キロ
累計
営業キロ
接続路線 線路 所在地
敦賀駅 - 0.0 西日本旅客鉄道JR-A01 北陸本線JR-B08 湖西線[3] 福井県 敦賀市
西敦賀駅 3.3 3.3  
粟野駅 4.4 7.7  
東美浜駅 5.0 12.7   三方郡
美浜町
美浜駅 5.2 17.9  
気山駅 3.5 21.4   三方上中郡
若狭町
三方駅 3.3 24.7  
藤井駅 2.6 27.3  
十村駅 2.0 29.3  
大鳥羽駅 4.0 33.3  
若狭有田駅 2.1 35.4  
上中駅 3.4 38.8  
新平野駅 4.5 43.3   小浜市
東小浜駅 2.9 46.2  
小浜駅 3.3 49.5  
勢浜駅 3.7 53.2  
加斗駅 4.0 57.2  
若狭本郷駅 4.6 61.8   大飯郡 おおい町
若狭和田駅 3.9 65.7   高浜町
若狭高浜駅 3.2 68.9  
三松駅 2.5 71.4  
青郷駅 2.1 73.5  
松尾寺駅 4.7 78.2   京都府
舞鶴市
東舞鶴駅 6.1 84.3 西日本旅客鉄道:L 舞鶴線

以下の駅以外はすべて無人駅である。

  • 直営駅
    • 敦賀駅・小浜駅・東舞鶴駅
  • 簡易委託駅
    • 美浜駅・三方駅・上中駅・若狭本郷駅・若狭高浜駅・大鳥羽駅・加斗駅・青郷駅・東小浜駅・若狭和田駅

利用状況[編集]

  • 平均通過人員
    • 1987年度:2,712人/日[4]
    • 2013年度:1,132人/日[4]
    • 2014年度:1,078人/日[5]
    • 2015年度:1,096人/日[6]
    • 2016年度:1,083人/日[7]
    • 2017年度:1,035人/日[8]
    • 2018年度:1,023人/日[9]
    • 2019年度:991人/日[10]

脚注[編集]

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  1. 『JR気動車客車編成表 '06年版』ジェー・アール・アール、2006年、p.186。ISBN 4-88283-127-9。
  2. 小浜線一部運用を521系が代走 - 『鉄道ファン交友社 railf.jp鉄道ニュース 2012年5月9日
  3. 湖西線の正式な終点は北陸本線近江塩津駅である。
  4. a b データで見るJR西日本2014 > 区間別平均通過人員および旅客運輸収入(平成25年度)PDF”. 西日本旅客鉄道. p. 56. 2014年10月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月2日確認。
  5. データで見るJR西日本2015 > 区間別平均通過人員および旅客運輸収入(平成26年度)PDF”. 西日本旅客鉄道. p. 56. 2015年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月2日確認。
  6. データで見るJR西日本2016 > 区間別平均通過人員および旅客運輸収入(平成27年度)PDF”. 西日本旅客鉄道. p. 56. 2016年10月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月2日確認。
  7. データで見るJR西日本2017 > 区間別平均通過人員および旅客運輸収入(2016年度)PDF”. 西日本旅客鉄道. p. 56. 2019年6月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月2日確認。
  8. データで見るJR西日本2018 > 区間別平均通過人員および旅客運輸収入(2017年度)PDF”. 西日本旅客鉄道. p. 56. 2019年6月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月2日確認。
  9. データで見るJR西日本2019 > 区間別平均通過人員および旅客運輸収入(2018年度)PDF”. 西日本旅客鉄道. p. 56. 2019年10月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月2日確認。
  10. データで見るJR西日本2020 > 区間別平均通過人員および旅客運輸収入(2019年度)PDF”. 西日本旅客鉄道. p. 56. 2020年10月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年10月17日確認。

参考文献[編集]

外部リンク[編集]

路線
営業路線 ■ 北陸新幹線 - 北陸本線(米原 - 敦賀) - 小浜線 - 越美北線 - 七尾線 - 氷見線 - 城端線 - 高山本線 - 大糸線糸魚川 - 南小谷
廃止路線 北陸本線(敦賀 - 福井 - 大聖寺 / 大聖寺 - 金沢 - 倶利伽羅 / 倶利伽羅 - 富山 - 市振 / 市振 - 直江津(敦賀 - 金沢間は2024年、金沢 - 直江津間は2015年転換) - 七尾線(和倉温泉以北)(1991年転換・2001年部分廃止) - 能登線(1988年転換・2005年廃止) - 富山港線(2006年転換)
車両基地・車両工場 金沢総合車両所 - 白山総合車両所
乗務員区所(鉄道部除く) 金沢新幹線列車区 - 金沢列車区
鉄道部・地域鉄道部
現有組織 敦賀地域鉄道部 - 福井地域鉄道部 - 七尾鉄道部 - 北陸広域鉄道部
廃止組織 小浜鉄道部 - 越前大野鉄道部 - 高岡鉄道部 - 富山鉄道部 - 富山地域鉄道部 - 糸魚川地域鉄道部