ラオス人民民主共和国

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国旗

ラオス人民民主共和国(ラオスじんみんみんしゅきょうわこく、Lao People's Democratic Republic)とは、インドシナ半島のほぼ中央に位置する内陸国である。政体は民主共和制。国土面積は23万7000平方キロ(日本本州とほぼ同じ)。人口2011年の時点で647万7000人。人口密度は27.4人/㎢。首都ビエンチャン。ラオスとはタイ系種族のラオ族に由来しているとされており、語義は古タイ語の「LAO(人間を意味する)」で、煙管の竹の管である羅宇(ラウ)の語源にもなったといわれている。

概要[編集]

歴史[編集]

1353年ランサン王国によって統一された。しかし18世紀になると分裂と抗争を繰り返し、1893年にはフランス保護国下に置かれてしまう。1945年に独立を宣言し、1953年10月23日に独立を承認されたのだが、今度は国内で左派(ラオス愛国戦線)・中立派・右派の3派による内戦がスタート。最終的には1975年に左派が勝利して、王制に代わって人民共和制国家が成立する。左派が勝利したことから、当初はソ連ベトナムとの友好関係が強く、中華人民共和国とは関係を悪化させた。しかし1980年代に入って経済状況が悪化して経済政策も行き詰まったので、1986年以降は「新思考」(チンタナカーン・マイ)や「新制度」(ラポップ・マイ)を打ち出し、タイや中華人民共和国などこれまで関係が悪化していた近隣との関係改善に努め、中国経済の援助を受けてインフラ整備を受けた。

1994年にタイ国境に友好の橋であるミタパプ橋が開通してバーツ経済圏との結びつきを強め、1997年にはASEANに加盟した。国連には1955年12月14日に加盟している。

地理[編集]

ラオスは水資源が豊富な東南アジアで唯一の内陸国であり、国土の8割を山地が占め、ベトナムとの国境にアンナン山脈、西端にメコン川がそれぞれ南北に貫いている。気候は全般的に高温多湿で、5月から9月にかけての雨季と10月から4月にかけての乾季に分かれている。首都・ビエンチャンの年平均気温は26.5度で、最高気温が4月の29.1度、最低気温は12月の22.3度であり、年間降水量は1563ミリである。

なお、内陸国であることから「ランドロックカントリー」(陸に閉ざされた国)と言われている。

この国は60の種族からなる多民族国家であるが、基本的には山岳民族で大家族制度をとっており、ノップと呼ばれる挨拶が見られる。両手を胸の高さで合わせる礼拝のような仕草で、両手の高さが高いほど相手への敬意が強いことを表すと言われている。また、ラオスの人々の大半が敬虔で厳格な上座部仏教徒であり、国民皆僧制が義務付けられ、この国に生まれた場合には必ず1度は出家して托鉢を経験しなければならなくなる。特に女性との接触は厳しく戒められている。ただし、大半は数か月程度であり、一種の通過儀礼と見られている。

経済など[編集]

農民が国内の82パーセントを占めるという典型的な農業国家で、1984年にはコメの100パーセント自給を達成している。1978年には日本などからの資金援助で完成した東南アジア最大のナムグム・ダムの豊富な水量を利用した水力発電事業に力を入れ、電力の9割近くをタイに輸出し「インドシナのバッテリー国家」とまで言われるようになっている。2010年3月には中部のナムトゥン川で巨大なナムトゥン第2ダムの商業運転が開始された。

宗教[編集]

住民[編集]

  • ラオ人が55パーセント。
  • モン・クメール系が19パーセント。

言語[編集]

通貨単位[編集]

国内総生産[編集]

  • 1人当たり国内総生産は984米ドル(2010年

外部リンク[編集]

政府 法律

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日本政府

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その他

(日本語)