高級住宅街
高級住宅街(こうきゅうじゅうたくがい)とは、国土交通省発出の「不動産鑑定評価基準運用上の留意事項」で「敷地が広く、街区及び画地が整然とし、植生と眺望、景観等が優れ、建築の施工の質の高い建物が連たんし、良好な近隣環境を形成する等居住環境の極めて良好な従来から名声の高い地域」と定義されるような住宅街(詳細は概要節参照)。
概要[編集]
定義は多分に曖昧かつ主観的であり、下記の要件についても国や地域・時代によっても認識は多様となる。
国土交通省の「不動産鑑定評価基準運用上の留意事項」では、「住宅地域」を①~④の4つに細分化し、①を「敷地が広く、街区及び画地が整然とし、植生と眺望、景観等が優れ、建築の施工の質の高い建物が連たんし、良好な近隣環境を形成する等居住環境の極めて良好な従来から名声の高い地域」と定義する[1]。これを「高級住宅地域」とする理解が見られる[2]。
固定資産評価においては、「敷地が広大で、かつ、平均的にみて、一般住宅よりも多額の建築費を要する住宅の宅地が連続集中している地区」が「高級住宅地区」と定義されている[3][4]。
これらについては日本の場合、「敷地が広く」「建築の施工の質が高い建物」を「優良な住宅」とされ、「街区及び画地が整然とし、植生と眺望、景観等が優れ」「良好な近隣環境を形成する」等の要件を満たした地域が「居住環境の極めて良好な地域で従来から名声の高い住宅地域」とされている。それらの住宅地は一区画の面積が広いため税法上の優遇が受けられないケースが多く、そのため相対的に一区画あたりの地価は高いが、面積あたりの地価は低くなる傾向にある。
- 「優良な住宅」
- 敷地の広さについては国、地域などにもよるが、現代の日本の都市部では、少なくとも330㎡超の整形、平坦な土地は、この要件を満たしていると言うべきである。
- 建築の施工についての具体的な点については、各種専門資料等を参照されたい。建物の「設計」については触れられておらず、建物のデザインは必ずしも要件とされていない。
- 「良好な近隣環境」
- 「街区及び画地が整然」ということは、計画的に造成された住宅地域に該当するものは多く見られるが、上記「優良な住宅」の建つ画地、街区が整然としていることが要件となる。日本においては、相続等に際して画地の細分化(いわゆるミニ開発)等が見られるため、建物の最低敷地面積の規制がなされることもある(この規制は高級住宅地に限らない)。
- 「名声の高い」
- いわゆるブランドイメージが挙げられる。住宅地の地価はブランドイメージによっても左右されるが、高級住宅街についてはその傾向が顕著に見られる。そこに住んでいるということがステイタス的なイメージを帯びることも見られる。例えばアメリカのビバリーヒルズでは著名な映画スターが暮らしている、といった状況がそのまま高級住宅街のブランドを形成している。また同じくアメリカにおいては周りを塀や柵で囲み、警備員が24時間監視することで大変治安がよい住宅街(ゲーテッドコミュニティ)があるが、これもまた一種の安全というブランドである。
日本における高級住宅街[編集]
首都圏の高級住宅街[編集]
- 埼玉県
- さいたま市浦和区の浦和駅周辺(岸町、高砂、常盤)や南区の武蔵浦和駅周辺(別所)[5][6]が著名で、浦和区高砂は埼玉県内では最も住宅地地価が高い[7]。県・市の行政の中枢であり、関東大震災後に多くの文化人が移住して「鎌倉文士に浦和画家」という言葉が生まれた。進学校が多く、文教都市としても著名である。
- ほかに、所沢市松が丘地区[8]や、越谷市せんげん台(千間台)地区[9]も高級住宅地として存在している。所沢市の松が丘地区は、鉄道会社が開拓したニュータウンの高級住宅街であるが、高齢化や空き家増加の影響で地価が低下している[10]。
- 千葉県
- 市川市の菅野、八幡、真間地域が歴史のある高級住宅街として著名で、千葉県内では最も住宅地地価が高い[11]。この地域は、江戸時代から豪商の別荘地として栄え、後にお屋敷街を形成する高級住宅街となった[12][13]。市川市は軍都として栄えた歴史もあり、軍の将官クラスが邸宅を構えたほか、木内重四郎などの政治家の別荘地にもなった[14]。文化人にも愛された土地であり、永井荷風、幸田露伴(次女の幸田文、孫の青木玉も同居)、北原白秋、東山魁夷などの文化人が永住し、市川に関する作品も多くこれら文化人の足跡が市民団体や市などの手で「市川文学の散歩道」として残されている。また、周辺には大学のほか私立の小中学校や高校も点在し、国立大学のキャンパスや全国屈指の進学校があるなど文教都市としても著名である[15]。
- 浦安市の舞浜は、東京ディズニーリゾートに隣接する形で格子状に整備された街並みが形成され、瀟洒な戸建ての住宅が建ち並び、千葉県内でも上位の住宅地地価を誇る[11]。また、日の出、明海の新浦安駅周辺は、リゾート地を意識して計画的に整備され、大型高級マンションが建ち並ぶ都市型高級住宅街となっている[16]。新浦安駅周辺の高級マンションに住む既婚女性をマリナーゼと呼ぶ[17]。
- 千葉市緑区のあすみが丘には、バブル期に一戸数億円から数十億円で販売されたゲーテッドコミュニティ形式を採用した高級住宅街があり[18]、柏市の大室にも赤いレンガ塀などで街並みが統一された庭付き戸建てが並ぶ高級住宅街があるが[19]、バブル崩壊や高齢化の影響で地価が低下している。
- 東京都
- 明治時代以降、江戸市街のうち武家屋敷などが建ち並んでいた地区(山の手の赤坂から下町の本所(赤穂事件の吉良義央の屋敷で有名)にまで及ぶ)に富裕層が居を構えるようになり、初期の高級住宅街が形成された。主に番町、麹町、紀尾井町、永田町、平河町、九段の皇居周辺、富士見、神田駿河台の内神田地域(以上、千代田区)、赤坂、麻布、白金[20]、三田、青山(以上、港区)、小石川、本駒込、西片、本郷、目白台(以上、文京区)、松濤[21]、広尾[22]、神宮前(以上、渋谷区)、下落合[23](新宿区)、目白[24](豊島区)などの地域で、概ね武蔵野台地の高台(いわゆる山の手)に位置している[25]。ただし、日本橋、京橋、神田、下谷、浅草、本所、深川等の下町地域にも、多くの武家屋敷が存在した。一方で、千代田区の番町など地価が高騰し、広い敷地を利用した高級マンションとオフィス中心のビル街に変わり、往時の屋敷街としての役割を終えたエリアも少なくない[26]。
- 1923年(大正12年)に東京中心部の富裕層を襲ったのが関東大震災であり、この震災を契機に武家屋敷跡をルーツにしない高級住宅街が誕生する。中でも全国によく知られているのが大田区田園調布や世田谷区成城である。渋沢栄一などを中心として1918年に設立された田園都市株式会社(現在の東急株式会社の源流の一つ)によって、当時農村地帯で交通不便だったエリアに鉄道を敷設し、住宅地として開発を進めることになったことも注目すべき点である。1922年洗足地区(洗足田園都市)、翌年多摩川台地区(後の田園調布)が分譲され、東急によるブランド戦略を展開した結果、現在では全国に知られた高級住宅地として認知されている[27]。同様に1927年成城学園前駅を誘致した小原國芳が学校建設の費用を賄う目的で整備を行った成城も高級住宅地として知られており、自治会が一丸となって景観を保全するように努める成城憲章が敷かれている。
- ほかに、元来農地、山林が広がっていた山の手西側や南側、いわゆる城西、城南方面に高級住宅街が点在する。城南五山[28](東から順番に八ツ山《港区高輪》、御殿山《品川区北品川》[29]、島津山《同東五反田》、池田山《同東五反田》[30]、花房山[31]《同上大崎)、代々木上原界隈[32](渋谷区大山町・西原)、常盤台(板橋区)[33]、大泉学園町、石神井町[34](以上、練馬区)、浜田山[35](杉並区)、成城、等々力[36]、深沢[37]、奥沢[38]、代沢[39]など(以上、世田谷区)、柿の木坂、八雲(以上、目黒区)[40]、田園調布、久が原[41](以上、大田区)などの高台に当たるエリアに形成された新興住宅地が、比較的転居を自由にできる富裕層の集住により次第に高級住宅街化していった。
- 東京都下(多摩地方)での高級住宅街では、日野市の南平や三鷹市下連雀[42]などがある。また、多摩市の聖蹟桜ヶ丘駅界隈はかつて多摩の田園調布といわれた高級住宅街であったが、高齢化や空き家増加の影響により地価が低下している[10]。
- 神奈川県
- 横浜市は幕末から明治初期にかけて外国人居留地となった中区の山手町や本牧和田など本牧界隈[43]が伝統的な高級住宅街である。また、港北エリアは東京中心部への通勤目的として開発された高級住宅街も多く、港北区の日吉界隈[44]、菊名駅界隈の錦が丘[45]、青葉区美しが丘[46]などがある。戦後に東京・横浜中心部への通勤目的で開発が進んだ港南エリアにも港南区丸山台[47]、港南台、本郷台[48]などの高級住宅街がある。一方で、歴史の浅い郊外の港北・港南エリアにおいては、住民の高齢化が進み、交通の不便さなど生活のしにくさが敬遠され、荒廃化している邸宅街もある[49][50]。
- 川崎市は武蔵野の丘陵地帯を開発した新興高級住宅街が点在する。特に、新百合ヶ丘駅界隈は高級住宅街として開発され、麻生区王禅寺、上麻生(いわゆる山口台)、万福寺などに邸宅街が見られる[51]。また、宮前区鷺沼近辺も高級住宅街として開発された歴史があり、一部に邸宅街が残る[52]。
- 湘南地方は明治以後、別荘地として開発された地区であり海岸を眺望する高台に高級住宅街が点在する。北鎌倉駅界隈に位置する鎌倉市鎌倉山は、昭和初期から別荘地として分譲された歴史を持つ高級住宅街である[53]。藤沢市鵠沼は、砂原だった場所を別荘地として開発し、のちに鵠沼松が岡などを中心に高級住宅地に変化していった[54]。また、昭和40年代に高級住宅地として造成した逗子市小坪の一区画である披露山庭園住宅がある。
中京圏の高級住宅街[編集]
- 愛知県
- 名古屋市では市の東部が高台となっており、高級住宅街が多い。特に名古屋城の東側に位置する東区の白壁町、徳川町徳川界隈が名古屋を代表する高級住宅街である。江戸時代から続く武家屋敷の面影が残っており、名古屋市の定める白壁・主税・橦木町並み保存地区にも指定されている[55]。
- 市郊外の高級住宅街としては明治期以降、中京財界人の別荘地として開かれた八事駅界隈の八事や南山が知られている[56][57]。八事駅南東部の高台に位置する天白区御幸山、音聞山、八幡山などが狭義の八事エリアであり、伝統的に邸宅街が見られる地区である[58]。南山エリアは八事駅から南西に位置し、昭和区南山町[59]、汐見町から瑞穂区松栄町、密柑山町にかけて邸宅街がある[60]。また、大正期に開発された高級住宅地として、守山区翠松園[61]なども挙げられる。
- 戦後に開発が進んだ高級住宅街として、名古屋市営地下鉄東山線沿線に位置する千種区の覚王山駅、本山駅界隈、星ヶ丘駅界隈も高級住宅街として知られ[62]、一帯にはマンションが建ち並び、日泰寺の参道に位置する山門町や菊坂町を初め、駅北部の広範囲に邸宅が点在する[63]。地下鉄東山線の一社駅界隈も新興高級住宅街となっており、邸宅が点在する[64]。
近畿圏の高級住宅街[編集]
関西の高級住宅街は、大阪市は帝塚山、また、北摂山系とそれに連なる六甲山系の南斜面、一般に北摂・阪神と呼ばれる地区に多くみられる。その中でも現在の神戸市東部( 中央区・灘区・東灘区)・芦屋市・西宮市・宝塚市・箕面市・豊中市に相当する地域の山麓ラインに高級住宅街は集中しており、明治後期・大正・昭和初期(阪神大水害発生まで)には「日本一の長者村」と呼ばれ、兵庫県の高級住宅街の発祥の地とされている旧・武庫郡住吉村(現・神戸市東灘区の住吉地区各町)も、その線上にある。なお、これらの邸宅街の多くは阪急神戸線・宝塚線・甲陽線・今津線沿線に重なっているが、これは小林一三が主導した私鉄(=現在の阪急電鉄)路線網の拡充と宅地開発が連動していることによる。
- 京都府
- 京都市内では京都盆地を取り囲む山々に高級住宅街が点在し、邸宅街が多く見られる。中でもかつて高台にあり、公家が多く住んだ左京区に集中している。由緒ある高級住宅街としては、近代に碧雲荘など数多くの大企業創業者の別荘が残る左京区の岡崎・南禅寺界隈が挙げられる[65]。また、左京区の下鴨界隈、特に葵小学校区に多数の豪邸が建っており、学区内の北泉通には豪邸が連なっている[66]。
- 右京区の御室、嵯峨野も古くは貴族の別荘などが設けられたエリアであり、現在も嵐山界隈の嵯峨エリアなどに邸宅街が残る[67]。伏見城下の屋敷街であった伏見区の桃山も由緒ある高級住宅街として知られる[68]。
- 新興高級住宅街としては、北区の北大路通、北山通り界隈や白川通北部に集中する。北区の平野・衣笠界隈、小山・紫野などの上賀茂界隈[69]、や、左京区の松ヶ崎[70]、岩倉幡枝町などの岩倉界隈(岩倉南小学校区)[71]、哲学の道、銀閣寺西側の北白川界隈(北白川小倉町など)などが挙げられる。
- 大阪府
- 近畿圏では、前述のように、阪急をはじめとする私鉄各社によって郊外に宅地開発がなされたこともあり、都心から電車で数十分の位置にある北摂の衛星都市に高級住宅街が多く展開している。
- 大阪市内では都心部から東方に位置する上町台地に高級住宅街が見られ、その中でも大正期から宅地化が進んだ阿倍野区と住吉区にまたがる帝塚山と周辺[72]が大阪市内随一の高級住宅街とされる。また、文教地区でもある天王寺区のJR玉造駅や近鉄上本町駅界隈には高級住宅街が点在し、真田山町[73]、清水谷[74]などで邸宅街が見られる。その他の地域としてかつて関西土地が開発した京阪森小路駅界隈の旭区新森などが高級住宅街となっている[75]。
- 大阪府北部の高級住宅地は北摂の丘陵地帯の南側に多く、特に台地が多い箕面市は関西土地など多くのデベロッパーが開発を手掛け、百楽荘[76]、桜ヶ丘[77]、石丸[78]、外院[79]など多数の邸宅街が見られる。その北部にある池田市室町は、日本で初めて私鉄系不動産が分譲した邸宅街である[80]。大阪府内の阪急線沿線、豊中市には東豊中町[81]、緑丘[82]、上野坂[83]、大阪大学の豊中キャンパスがある待兼山町[84]など数多くの邸宅街がある。その他阪急沿線では吹田市千里山[85]、総合商社による宅地開発として日本最初の事例である高槻市南平台[86]、日吉台[87]などがある。また、京阪本線沿線では、寝屋川市の香里園は兵庫県西宮市の香櫨園になぞらえた地名であり、かつては京阪グループの会長が邸宅を構え、一部に邸宅街が広がる[88]。
- 大阪府東部・南部の高級住宅街としては、堺市西区の浜寺は近代に別荘地として開発された地区であり、後に公園を分譲して浜寺昭和町や浜寺諏訪森町などを邸宅街とし、特に浜寺昭和町は古くからの屋敷が密集する[89][90]。西区では他に上野芝町[91]などが挙げられる。また、堺市東区、南海高野線北野田駅前の大美野は関西土地が開発した田園都市となっており、ロータリーを中心に邸宅が広がる[92][93][94]。また、東区初芝[95]は南海グループが大美野に倣って高級住宅街が築かれた。近鉄奈良線沿線では東大阪市の関西土地が開発した額田山荘を皮切りに、額田駅、石切駅界隈の山の手は高級住宅街として開発され、高台に位置する東石切町[96]などに邸宅が残る。 近鉄南大阪線沿線では文教地区でもある藤井寺駅界隈が古くからの高級住宅地として知られていた。[97]
- 兵庫県
- 芦屋市では、六麓荘町のような昭和初期の高級住宅街をはじめ、芦屋川右岸(平田町[98]、山芦屋町、三条町、川西町)、山手町、ほか岩園町、浜風町、浜芦屋町、松浜町、業平町、東芦屋町、東山町、加えて国立公園内の高級別荘地として造成された芦屋ハイランド地区(奥池南町)がある。
- 西宮市では、七園のうち(甲陽園、苦楽園、香櫨園《西宮市夙川右岸(雲井町、殿山町など)》、甲東園)が邸宅街として姿を残しており、苦楽園四番町から苦楽園六番町に至るエリアや甲陽園目神山町などに豪邸が立ち並ぶ[99]。隣接する尼崎市では市の北部の武庫之荘駅北口界隈の武庫之荘や塚口駅界隈の塚口町などが高級住宅街として開発されて、邸宅街が広がる[100]。
- 宝塚市は戦前戦後から富裕層向けに開発されてきた住宅都市であり、阪急宝塚線雲雀丘花屋敷駅界隈の雲雀丘[101](川西市花屋敷[102]に跨る)、仁川駅西部の仁川高丸[103]、逆瀬川河畔に邸宅が集中する逆瀬川などがある[104]。その近隣に位置する伊丹市は梅ノ木、 御願塚が代表的な高級住宅街として知られる[105]。
- 神戸市では灘区の篠原界隈[106]、東灘区の西部には芦屋市よりも古く(1900年頃[107])から邸宅街が形成された御影・住吉が(特に住吉は、前述の通り、『武庫郡住吉村』であった大正期前後には日本一の長者村と称され、当時建築された邸宅の多くは、昭和の阪神大水害や神戸大空襲及び平成の阪神・淡路大震災にも耐えて現存する。また、特別地方公共団体の一種である財産区も多い)、同区東部には同じく本山・岡本がある。また、異人街で知られる神戸市中央区元町北部の丘陵地帯は明治期から外国人向けの居留地として分譲された地区であり、北野町、山本通、中山手通界隈が邸宅街となっている[108]。
- 以上の地区は阪神間モダニズムの発祥の地となり、戦後に新興の邸宅街となった地区も多い。
- 奈良県
- 奈良市の学園前駅周辺は開業以来、宅地開発が進められてきた地域である。登美ヶ丘一丁目、二丁目周辺[109]は、かつて近畿日本鉄道の会長・佐伯勇が自宅を構えた(現在の松伯美術館)屋敷街となっており、区画が300坪以上ある大きな邸宅が立ち並ぶ高級住宅街である。一方、駅近くの百楽園町[110]も高級住宅街となっている。
その他地域の高級住宅街[編集]
三大都市圏以外にも政令指定都市には少なからず高級住宅街と呼べる地域が存在し、一定以上の都市規模なら大小なりの邸宅街は形成されるが区画切り売りで分譲されたり、マンション開発が進んだ地区も多い。
- 札幌市
- 札幌市中央区の円山、宮の森[111]を初め、宮ヶ丘、伏見、界川や南区真駒内[112]は藻岩山麓に位置し公園や居住空間から自然を眺望することができ、札幌市街を遠望する代表的な高級住宅街である。
- 仙台市
- 仙台市泉区(旧泉市)には国内最大級の都市開発地区ともいわれる泉パークタウン[113]があり、その一角にある桂、紫山は邸宅が多く建ち並ぶ。また、青葉区上杉なども戦後から邸宅街への代わり、オフィス街、マンション街に様変わりしている[114]。
- 広島市
- 広島市では西区の高須台、井口台、古田台などに邸宅街が見られる。また、中区の白島界隈(白島九軒町)や幟町界隈、東区牛田界隈(牛田本町、牛田旭町、牛田早稲田)は古くは屋敷街などが見られたエリアであり高級住宅街としての認知度が高く、その他、比治山山麓に位置する南区の翠界隈などがある[115]。
- 福岡市
- 福岡市中心部の代表的な高級住宅街は中央区平尾[116]であり、西鉄平尾駅西口に邸宅街が展開し、桜坂、浄水通に広がっている。中央区大濠は大濠公園の西側に位置する、福岡市内の高級住宅街として知られ、大濠公園は中国浙江省の杭州市にある名所の西湖を模して整備されている。西区にある西福岡マリナタウンの愛宕浜は邸宅向けの一戸建て分譲地があり、高級住宅街が形成されている[117]。また、福岡ドームに近い早良区百道浜も新興高級住宅街であり、富裕層の転入が多い[118]。
- 北九州市
- 北九州市では、八幡東区高見は新日本製鐵の社宅を取り壊し再整備した高級住宅街であり、沿道は市内屈指の桜の名所にもなっている。[119]また、若松区の高須界隈にある青葉台東(高須青葉台)も市内有数の邸宅街で知られ、無電柱化工事が行われている[120]。
日本以外における主な高級住宅街[編集]
イギリス[編集]
ロンドン中心部のメイフェア地区(シティ・オブ・ウェストミンスター)、ベルグレイヴィア地区(シティ・オブ・ウェストミンスター及びケンジントン&チェルシー区)などが最高級住宅地とされているが、チェルシー地区(ケンジントン&チェルシー区)、リンカーンズ・イン・フィールズ界隈(カムデン区)なども知られている。なお、ロンドン市内の高級住宅街の殆どが高級アパートメントである。
フランス[編集]
パリ中心部のサン=ルイ島(4区)が最高級住宅地とされているが、元々スペースが狭いパリ市街の中でも、更に狭い島でしかない。それは“貴族街”とも呼ばれるアンヴァリッド地区やフォーブール・サンジェルマン界隈(7区)でも事情は変わらず、旧貴族や富豪らが暮らすスペースとしてパッシー界隈(16区)が発展したように、高級化の波はパリ市街西部に拡がっていった歴史を持つ。これらの他に、サンジェルマン・デ・プレ地区(6区)、シャンゼリゼ通り周辺やフォーブール・サントノレ界隈(8区)等が知られている。
フランスの場合、英米圏などと異なり、大都市の都心部やかつての城壁に囲まれた地域が一般的に高級住宅街とされているが、例外として挙げれば、パリ近郊だとヌイイ=シュル=セーヌが隣接する16区等と並ぶグレードの高さで知られている。
「バンリュー」も参照
なお、高級住宅地ないし高級リゾート地としては、モナコも包含するコート・ダジュールが世界的に著名である。
ドイツ[編集]
ベルリン南西部のツェーレンドルフ地区 (en) 等が位置するシュテーグリッツ=ツェーレンドルフ区内が高級住宅地とされているが、隣接するグリューネバルド地区 (en, シャルロッテンブルク=ヴィルマースドルフ区) も知られている。
また、デュッセルドルフ近郊メアブッシュ (en) には裕福な住人が多く、1人当たりの納税額が例年ドイツ国内で1位である。緑が多く落ち着いた街並みとなっている。メアブッシュ市内のビューダリッヒ地区 (de) には高級住宅街が2ヶ所あり、そこにはプールが付いた大きな庭のある豪邸が多く立ち並んでいる。デュッセルドルフから西に約10kmの位置にある。
アメリカ[編集]
広大な国土を持つアメリカにおいては大半の場合、高級住宅街は都心部から十数キロメートル以上離れた郊外に存在する。ニューヨーク都市圏では、ウエストチェスター、ニュージャージー州のアルパイン、コネチカット州などが知られている。
西海岸をみると、サンフランシスコを中心とするサンフランシスコ・ベイエリア都市圏では、サンフランシスコ市の緑豊かなプレシディオ地区、スタイリッシュな店が軒を並べるパシフィックハイツ地区、ゴールデンゲートブリッジ対岸のサウサリート、またサンフランシスコ・オークランド・ベイブリッジ対岸の大学都市であるバークレーの背後に広がる丘陵地帯バークレー・ヒルズ、その尾根づたいのケンジントン市やオークランドのクレアモント地区などがサンフランシスコ湾を見渡す好立地条件にあり一般的に高級住宅街として知られている。ロサンゼルス都市圏では、ビバリーヒルズ、ベルエア、パサデナ、サンタモニカ等が知られている。マリブの他[121]、カラバサス[122]は"ハリウッドセレブ"の住む高級住宅街として映画にも登場する[123]。その他、ハワイ州オアフ島のカハラなども中心部から離れた場所にある。
ニューヨーク市の中心部であるマンハッタンには一戸建てがほとんど無く、数少ない例外であるがアッパー・イースト・サイドにはタウンハウスが存在し数十億円で取引されている。高級アパートメントが立ち並び治安や環境の良い地域はアッパー・イースト・サイドやグリニッジ・ヴィレッジが代表的である。同じ東海岸に位置するマサチューセッツ州ボストンのビーコンヒルも数少ない例外の1つであり、一戸建てが非常に少ない。
概して経済力による住み分けの激しいアメリカは「豪邸が立ち並んでいるから高級住宅街」というわけではなく「どのような人(人種や職業など)が住んでいるか」が重要となる。事実、その国土の広さがもたらす地価の安さ及び人口密度の低さ故、立地次第では中流階級でも巨大な土地にプール付きの邸宅を構えることも可能である(日本の住宅と比べれば大半の一戸建てが「豪邸」と呼ぶに相応しいサイズである)。
日本の都市はごく一部の地域を除いてオフィス街と住宅街(マンション等)が隣接していることも多いが、アメリカにおいてはその区別は非常に明確で、マンハッタンなどの一部の例外を除き、殆どの都市において一定以上の経済力を持つ富裕層で家族をもつ世帯は、概して郊外への移住を好む。主な理由として緑が多く閑静で好環境であること、貧困層が少ないため治安が良いこと、サイズの大きな家に住めること、などがある。デメリットとしては都心部への通勤時間が長くなることがあるが、アメリカの労働環境やアメリカ人富裕層の住宅事情を鑑みた場合、メリットがデメリットを遥かに凌いでいる。またこれらの郊外高級住宅街のいくつかは「ゲーテッド・コミュニティ」と呼ばれ、周辺を監視カメラなどを装備した塀で覆い、出入り口には警備員を常駐させたゲートを構えるなどして内部の治安を保つようにされている。
このように、「レジデンシャル・セグレゲーション」と呼ばれるアメリカの経済格差による住み分けは激しく、ニューヨーク都市圏などの一部の例外(なおニューヨーク都市圏にも、上述の郊外のウエストチェスターにスカースデールやハーツデールなどの高級住宅街がある)を除けば「郊外=富裕層 都心=貧困層」と考えても概ね差し支えない。例えば郊外で生活する為には車の購入は必須であり、賃貸住宅も少ない(アパートメントはほぼ皆無)ため必然的にローンを組める信頼度が必要なことなど「郊外族」にはそれ相当の収入が必要となる一方、都心部の場合公共交通機関が安価で利用でき、尚且つ賃貸住宅(主にアパートメント)に入居するので審査が軽い。もちろん多くの大都市の都心部にも富裕層は在住しているが全体的な比率や人口動性を見た場合、郊外の住宅街へと移り住むことがはるかに多い。
カナダ[編集]
西部のブリティッシュコロンビア州、バンクーバー市を中心とするバンクーバー都市圏では、ダウンタウンの郊外北西に位置するウェストバンクーバー市南部が、大富豪の巨大邸宅が連なるエリアとして知られている。
香港[編集]
香港島では、南区、太平山山頂付近が映画スターや大富豪の豪邸が集まる高級住宅街であり、映画スターの家を見るためにタクシーなどで訪れる部外者も多い。香港島の比較的海抜が高い地域には、香港大学周辺の半山区(半山區)と呼ばれる地域など歴史ある住宅街が多い。これはイギリスの植民地時代に香港に居住するイギリス人が湾岸部の暑さを避けるために山の上に家を建て始めたのが始まりである。
郊外の新界では、西貢区、沙田区の西側から九肚山にかけてのエリアが香港返還後の香港屈指の新興高級邸宅街として知られている。離島区では、外国人富裕層等らがゴルフやテニス等を愉しむスペースのとれる郊外の高級住宅に多く住んでいる場所として、大嶼山の愉景湾が有名である。九龍半島では、九龍駅の天璽、九龍塘も高級住宅街。
台湾[編集]
古くから外国人が居住した台北市の士林区天母が高級な住宅街の雰囲気をかもし出しているとして有名。日本の旅行ガイドブックでも紹介されている。そのほか、信義区や大安区なども不動産価格が高く、富裕層が多く居住しており、その中でも仁愛路や信義路などが特に高級であるとされる。
中国[編集]
韓国[編集]
ソウル特別市の都心から少し離れた漢江の北側、城北区城北洞、鍾路区旧基洞と平倉洞などが伝統的な高級住宅街として知られているが、漢江の南側の江南区清潭洞と狎鴎亭洞、三成洞などは特に90年代から2000年代にかけて拓かれ、高級マンションやヴィラ等が建築されている[124]。
参考文献[編集]
- 「阪神間モダニズム」(淡文社)1998年
- 「阪神間モダニズムの形成と地域文化の創造」奈良県立大学 戸田清子(2015年5月19日閲覧)
- 「首都圏と近畿圏における高額所得者の居住地分布に関する研究」住環境計画研究室 06-3-335-0501 牧田卓也(2015年5月19日閲覧)
脚注[編集]
- ↑ 国土交通省 不動産鑑定評価基準運用上の留意事項
- ↑ 津村孝『詳解・不動産鑑定評価の教科書』(プログレス,2010)38頁
- ↑ 日本不動産研究所 固定資産評価用語辞典
- ↑ 大和不動産鑑定 固定資産システム評価 用語集
- ↑ 『東京土地のグランプリ 2012-2013』講談社 、2012年、151-153頁
- ↑ 【街から】浦和・大宮エリアの生活・地域情報 - ノムコム 2018年2月19日閲覧。
- ↑ 産経新聞2017年3月22日 29年公示地価 住宅地3年ぶり上昇 入間IC付近工業地は全国一 埼玉
- ↑ 所沢市HP「松が丘の住宅地」
- ↑ 朝日新聞縮刷版(第641 - 642号)678項
- ↑ a b かつては“高嶺の花”ニュータウン いまは地価8分の1 一挙に高齢化 (1-2) 〈AERA〉|AERA dot_ (アエラドット)
- ↑ a b 千葉県公示地価1_3%上昇 商業地・住宅地上げ幅拡大 日本経済新聞
- ↑ 千葉県市川市
- ↑ 本八幡、交通至便、歴史ある市川市の中心地
- ↑ a b 【船橋】戦前の高級住宅地と娯楽の殿堂〜海神、花輪台、三田浜楽園 住まいの「本当」と「今」を伝える情報サイト【LIFULL HOME'S PRESS】
- ↑ 【市川】国府が置かれ行政・文化の中心地として栄えた、市川の歴史を訪ねて歩く 2020年2月4日閲覧。
- ↑ 【千葉ベイエリア】海を望むアーバンリゾートで、未来を楽しむ街 – 地域・街情報サイト【街から】 – ノムコム
- ↑ マリナーゼ|2006年5月20日|出没!アド街ック天国:テレビ東京市
- ↑ 豊かな緑と近代化の両立を目指す街「千葉市緑区」
- ↑ 公示地価:「高級住宅街」も高齢化で下落 千葉・柏 - 毎日新聞
- ↑ 白金は高級感だけじゃない?誰もが憧れる街の様々な魅力に迫る!
- ↑ 東京とりっぷ 鍋島松濤公園
- ↑ 【広尾】武家屋敷街から大使館の街、名門教育施設の街へ発展を遂げた広尾
- ↑ 下落合は華族や文化人が住んだ街!地価と評価〜高級住宅街をゆく
- ↑ 皇族や華族とかかわり深い街 目白
- ↑ 『23区格差』 池田利道,中公新書ラクレ,2015
- ↑ 千代田区番町は高級マンション街にして元祖お屋敷街!地価と評価〜高級住宅街をゆく
- ↑ 。多摩川誌 第8編 流域の経済と都市化 第4章 集落・都市 第3節 下流地域 3.2 住宅地域の開発 3.2.1 郊外電鉄と田園都市
- ↑ 城南五山とは? - 由緒ある高台の住宅地
- ↑ 厳冬の北品川:東京随一の高級住宅街「北品川」を散策する PART1
- ↑ 【五反田・大崎】大名屋敷の優美な面影が残る山手線有数の高級住宅地
- ↑ 広大な大名屋敷から、閑静な住宅街へ
- ↑ 都心に近接した邸宅が並ぶお屋敷街 代々木上原
- ↑ 常盤台は板橋の隠れたお屋敷街!板橋の田園調布ってホント?地価と評価〜高級住宅街をゆく
- ↑ 石神井公園エリア(石神井町)練馬区
- ↑ 浜田山、日本一ポルシェが売れる街
- ↑ ダイヤモンド・オンライン 周囲の喧噪から誇らしげに孤立した街「上野毛・等々力」
- ↑ 深沢7丁目プロジェクト。世田谷区の民間開発では初めて 電線を地中埋設化。
- ↑ 幻冬舎ゴールドオンライン 隠れた高級住宅地「奥沢」…今後の不動産投資は要注意のワケ
- ↑ 世田谷の超高級住宅街に「都心のドカンと一軒家」を見に行く
- ↑ 都立大学 あこがれのブランドエリア
- ↑ 久が原の住みやすさ
- ↑ 三鷹駅周辺はどんなところ?上連雀・下連雀エリアって住みやすい?
- ↑ おでかけインフォ 新本牧(本牧和田)公園
- ↑ 【日吉】高級住宅地として発展、学園都市としてもにぎわう横浜市港北区
- ↑ 横浜市港北区全体の特徴
- ↑ 高級住宅街が多い青葉区
- ↑ 【上永谷】閑静な住宅街で送るハイセンスな暮らし。横浜港南エリアの穴場スポット
- ↑ 【大船・本郷台・港南台】三浦半島の豊かな自然に抱かれた湘南の玄関口
- ↑ 憧れの郊外、迫る限界集落 再生、住民だけでは困難
- ↑ 郊外・庭付きの実家が「迷惑資産」になるワケ
- ↑ 【新百合ヶ丘】計画的なまちづくりで駅前を中心に発展してきた川崎市の新都心
- ↑ 高級住宅地 鷺沼の魅力
- ↑ 「鎌倉山」の住宅開発
- ↑ “高級別荘地から高級住宅街へ 湘南で屈指のステイタス「鵠沼」”. ダイヤモンドオンライン. 2014年5月5日確認。
- ↑ 歴史・文化が薫る街 白壁・徳川町
- ↑ 背伸びをしない高級感の中に住む・八事駅
- ↑ 住宅地の開発と都市施設の進出
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- ↑ 名駅不動産鑑定日誌 昭和区南山町
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- ↑ 高橋修「南海電車」(2013年、JTBパブリッシング)
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- ↑ ReGardens 千林駅・森小路駅以東エリア
- ↑ 日常旅行日記 豪邸ならぶ百楽荘
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- ↑ 石橋清志氏の名作建築、ゼファーヒルに住むという選択。
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- ↑ 関大周辺ってどんなとこ?vol.4 ~千里山エリア~
- ↑ 商工ニュースたかつき2016年7月号(2018年6月10日閲覧)
- ↑ 高槻市の地域情報
- ↑ どこでもみちしるべ~さだ参道と玉つつじを歩く(光善寺~香里園)
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- ↑ 関西を代表する「西宮七園」で「高級住宅地」1位はどこ?【2018年版】
- ↑ いつか住みたい!高級住宅街?尼崎・西宮編
- ↑ ガイドのおすすめエリアレポート(兵庫県)Vol 5 お屋敷が並ぶ街「雲雀丘花屋敷」
- ↑ 川西で最初の住宅開発
- ↑ ウチノカチ 仁川高丸の周辺環境
- ↑ まちの研究所『宝塚市の概要』
- ↑ まちの研究所『街ラボ』伊丹市
- ↑ 神戸市灘区篠原台における土石流災害
- ↑ 山本ゆかり・萬谷治子・加藤拓郎. “住宅総合研究財団研究論文集No.31, 2004年版『旧住吉村の住宅地開発とその特徴-日本の近代萌芽期における郊外住宅地-』”. 住宅総合研究財団. 2019年4月16日確認。
- ↑ 隠れた神戸の高級住宅地域 神戸元町・三宮 住宅地域
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- ↑ 【杜仙・食べ歩き班_No.111】閑静な住宅街のジャズカフェ(In桂)
- ↑ 【聞くまち・上杉】住宅街とオフィス街の交差点で「日常の美味しさ」作るパン屋さん
- ↑ くらしちゅうごく.Com「各都市における人気住宅地」の調べ
- ↑ 福岡県観光情報公式サイトクロスロードふくおか 平尾山荘
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- ↑ 北九州風景街道長崎街道 八幡高見地区の今昔
- ↑ 無電柱化マップー福岡県 北九州市 高須青葉台ニュータウン
- ↑ 原因は放火?カリフォルニアの高級住宅地マリブで、またも山火事 映画.com 2007年11月28日
- ↑ 下記ソフィア・コッポラ作品映画『ブリングリング』の出典リンク先ページでは"カサバラス"となっているが、サンタモニカ北西にあるカラバサスとの間違い。
- ↑ INTERVIEW|ハリウッドのクローゼットを荒らしまくったティーン窃盗団 『ブリングリング』 ソフィア・コッポラ来日記念インタビュー(1) OPENERS 2013年12月2日
- ↑ 大韓民国の上位1%が住んでいる富村…城北洞 もっとコリア! 2015年4月28日、韓国の芸能人の家はなぜ江南(カンナム)に多いのですか? もっとコリア! 2010年12月12日