サンフランシスコ
サンフランシスコ(City and County of San Francisco)はアメリカ合衆国のアメリカ合衆国のカリフォルニア州北部の都市と郡である。略称は「SF」である。北カリフォルニアの金融センターである。坂は多いが、「全米で最も歩きやすい街」と言われる。漢字では、「桑港」「旧金山」と表記される。
概要[編集]
フランシスコ会修道士で創設者の「聖フランシスコ」が名称の由来である。1769年にスペイン王の命を受けた伝道師が入り、要塞が設置された。はじめてスペイン人が入植した日が、聖人モニカの誕生日であった。1822年にメキシコが独立したため、メキシコ領となる。1846年にアメリカ合衆国が奪取しサンフランシスコに改名する。1869年に大陸横断鉄道の完成によりで商業都市となる。金鉱脈が発見されて人口が急増した。 中心部のモンゴメリー街は西のウォール街と言われる金融の中心である。
全米で13番目の人口であり、ジャパンタウン(日本人街)もある。2018年には、883,305名の人口であった。市域は121.4 km2(陸上)である。
サンフランシスコ・ベイエリアの南部にあるサンタクララバレーおよびその周辺地域をシリコンバレーという。
観光[編集]
海岸のゴールデンゲートブリッジは多くの映画の舞台となった観光地である。
アルカトラズ島は1963年まで実際に島全体が連邦刑務所として使われていた。
平和条約[編集]
詳細は「サンフランシスコ平和条約」を参照
1951年9月8日、アメリカ合衆国のサンフランシスコ(オペラハウス:War Memorial Opera House)で戦後の講和会議が開かれ、日本国と48ヶ国とでサンフランシスコ平和条約が締結された。1952年4月28日に条約が発効し、連合国による日本占領が終了した[1][2]。
注[編集]
- ↑ 講和会議のサンフランシスコ開催決定日本経済新聞、2011年12月24日
- ↑ サンフランシスコの 戦争記念オペラハウスと日本の講和条約アメリカ大自然