ふじかわ (列車)
(急行富士川から転送)
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ふじかわ Fujikawa | |
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静岡駅に停車中の特急ふじかわ | |
概要 | |
種別 | 特急 |
列車番号 | 4000+運行号数 |
運行開始 | 1964年3月(身延線内準急) 1966年3月(急行静岡乗入) |
種別変更 | 1995年10月(特急昇格) |
運行事業者 | 東海旅客鉄道 |
路線 | |
走行路線 | 身延線 東海道線 |
起点 | 静岡駅 |
終点 | 甲府駅 |
その他 | |
使用車両 | 373系 |
両数 | 3両 |
外部リンク | 特急ふじかわの紹介(JR東海) |
ふじかわとは、甲府 - 静岡間を身延線、富士経由で運行するJR東海の特別急行列車である。1995年以前は急行「富士川」として運行をしていた。
概要[編集]
全列車が「特急ふじかわ」となっている。2022年春のダイヤ改正までは他のJR東海の特急列車と同じように「ワイドビュー」を冠した「ワイドビューふじかわ」と名乗っていた[注釈 1]。車両は373系が使用されている。
現在は全て静岡発着であり、静岡駅で新幹線に連絡する。
2022年3月12日現在、7往復 - 14号が運行中。概ね2時間間隔となっている。
歴史[編集]
準急・急行[編集]
準急時代80系、急行時代は165系が使用され、愛称も漢字の「富士川」だった。
準急時代は一時「白糸」の愛称だった身延線内折り返し列車[注釈 2]、急行時代は浜松着(静岡から各停)列車や三島発着列車もあった。
また、過去には身延駅発着で中央本線経由で新宿へ直通する臨時急行「みのぶ」も運行されていた。
特急[編集]
1995年の373系誕生をきっかけに急行富士川号は特急(ワイドビュー)ふじかわに種別・名称が変更。全列車が3両モノクラスの列車となった。
特急化当初は、ほとんどが鰍沢口通過であった他、市川大門、甲斐岩間、内船、清水も通過列車が存在した。2006年の改正でこれら5駅は全て停車となった。
停車駅[編集]
身延線内[編集]
停車駅は以下の通り
特に山梨県内は、他路線の快速並に停車駅が多い。
東海道線内[編集]
静岡-富士間は東海道本線に乗り入れ、先頭車が身延線内と逆になる。
停車駅は以下の通り
その他[編集]
- 急行時代の停車駅
- 特急化直前は身延線内で西富士宮、芝川、市川本町の各駅にも停車していたが、特急化で通過となり、市川本町は市川大門停車に代替された。
- 東海道本線では、三島系統が三島、沼津、吉原の各駅、特急化直前の静岡系統は蒲原(3往復)もしくは新蒲原(1往復)に停車していた。
- 競合交通機関
- 中部横断自動車道の全線開通で、甲府〜静岡間の高速バスがスピードアップしている。身延線は中央本線と違い曲線区間での車体傾斜制御を行っていないので、高速バスが競争力をつけた場合、安穏と居られない可能性が高い。
- もっとも、2024年問題でバスドライバー不足が懸念されることを踏まえるとバスの減便、ひいては廃止のおそれもあるためその場合は快速格下げでも存続が必用不可欠となる。
- 後継車問題
- 2026年頃になると373系の製造から30年を経過し、老朽代替時期に差し掛かる。一方で御殿場線ワンマンの315系化も当該時期になされる見込みのため、御殿場線のワンマン化で余剰となった313系をこちらに回し特急大雪のごとく快速に格下げするのも好都合な手法の1つと思われる。
関連項目[編集]
脚注[編集]
- 注釈
東海旅客鉄道の在来線列車 |
甲信越/岐阜の主な列車 |