ジンクス

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

Wikipedia-logo.pngウィキペディアの生真面目ユーザーたちがジンクスの項目をおカタく解説しています。

ジンクス英語: Jinx)は、縁起の悪い言い伝え。さまざまなものがあり、生活に密着した教訓・習慣・法則の一つ。科学的根拠に基づかず、経験に基づき唱えられる場合が多いため、前後即因果の誤謬に陥っているものが少なくないが近世になってから裏付けがとれたものもあり、全てが迷信と言いきれるわけではない。また、縁起担ぎに関するものでは類感呪術的な発想も多い。

なお、語義は「縁起が悪い」「運が悪い」など悪い意味であるが、日本においては良い縁起の意味でも使われることがある。

主なジンクス[編集]

生活[編集]

芸能[編集]

  • 大物芸能人が結婚すると、発表当日またはその翌営業日の日経平均株価が暴落する。
  • お笑いタレントが新語・流行語大賞を受賞すると、翌年消える(一発屋)。
  • 子年のNHK紅白歌合戦AKB48は予想外のトラブル発生が原因で一度も出場していない。
  • 日本レコード大賞の大賞発表時に出席していないアーティストが受賞すると、その翌年の1月に悪いジンクスが出る。
    • 1994年は、オーストラリアでのミュージック・ビデオ撮影を理由に欠席したMr.Childrenが受賞。翌1995年には阪神・淡路大震災が発生。
    • 2019年は、優秀作品賞を受賞し楽曲を披露するもメンバー全員が未成年者の労働を禁止する労働基準法に基づく自主規制にあたるために帰宅したFoorinが受賞。翌2020年には新型コロナウイルスが国内で発見され世界中に猛威を振るうことに。
  • ハロー!プロジェクトのメンバーや元メンバーの恋愛スキャンダルが大きく報道されるとその年か翌年は福岡ソフトバンクホークスの順位がBクラスの4位以下に終わる。また、それとは逆にオリックス・バファローズはAクラスに入り好成績をおさめる。
    • 2007年辻希美杉浦太陽とのできちゃった結婚、当時モーニング娘。のリーダーだった藤本美貴庄司智春の岩盤浴デートが報道され、その年こそソフトバンクは3位でオリックスは最下位だったものの翌年の2008年、ホークスは最下位に終わった。なお交流戦は優勝している。一方バファローズは2位だった。
    • 2013年に当時中村昌也の妻だった矢口真里の不倫報道があったその年、ホークスは4位に終わった。なお交流戦は2008年同様に優勝している。一方オリックスはその年こそ5位だったがその翌年の2014年には優勝したソフトバンクとゲーム差無しの2位と好成績をおさめた。
    • 2021年に当時Juice=Juiceのメンバーだった高木紗友希と歌手の優里の交際報道が週刊文春で掲載されたその年の福岡ソフトバンクホークスはエース千賀滉大が序盤離脱し得意の交流戦で11位に沈むなどで4位に終わり、前年までの日本シリーズ連続優勝記録が4年で途切れ、工藤公康監督が退任した。一方オリックス・バファローズはエース山本由伸の活躍などもあり交流戦を11年ぶりに制するなど25年ぶりにリーグ優勝を果たし、日本シリーズにも進出した。
      • 更にシーズン直後ではあるが元アンジュルム(旧スマイレージ)のメンバーでZOCに在籍する巫まろ(本名・福田花音)も音楽プロデューサーの渡辺淳之介との不倫が報じられ、両者ともに謝罪している。
      • オリックス・バファローズは翌年2022年も福岡ソフトバンクホークスと勝敗勝率が同じ76勝65敗2分勝率.539でありながら直接対決の成績で15勝10敗だったため規定により連覇を果たした。さらに26年ぶりの日本一も達成した。
      • 福岡ソフトバンクホークスは2023年も夏に27年ぶりの9連敗や38年ぶりの10連敗を喫するなど一時低迷した。鷹の祭典でも前年から2勝16敗と成績が悪化している。さらに連敗は南海時代の1969年に記録した球団ワーストの15連敗に次ぐ12まで続いた。
    • ちなみに、2016年も当時℃-uteのメンバーだった萩原舞週刊文春WEB版でのみ恋愛スキャンダルが報じられ、その後萩原本人から恋人でないことを説明した上でコンサートで謝罪があったがその年の福岡ソフトバンクホークスは2位ながら北海道日本ハムファイターズに11.5ゲーム差をひっくり返されリーグ優勝を逃した年だった。なお、その年のオリックス・バファローズは最下位に終わった。
    • なお、矢口真里2005年にも恋愛スキャンダルが報じられたがその年の福岡ソフトバンクホークスはレギュラーシーズンは1位となったが当時のプレーオフ制度により千葉ロッテマリーンズに敗れ当時の規定で2位となりリーグ優勝を逃している。一方オリックス・バファローズは4位に終わったものの西武ライオンズと最後までプレーオフ進出争いを演じた。
    • また、ハロプロではないが2013年にはAKB48峯岸みなみのお泊りデートが報じられ峯岸は丸刈り謝罪をしている。
  • 青森県のアイドルグループ「りんご娘」の「ジョナゴールド」の品種を名乗るメンバーがグループを卒業するとその年か翌年の夏に青森県の津軽地方で大雨や土砂災害が発生する(2013年、2022年の例がある)。

テレビ[編集]

スポーツ[編集]

プロ野球[編集]

  • 中日ドラゴンズが優勝すると政変が起きる。中日ドラゴンズの優勝ジンクスは、1954年日本一時の造船疑獄による吉田内閣退陣、1974年優勝時の田中金脈問題による田中内閣退陣、1982年優勝時の鈴木内閣退陣、1988年優勝時のリクルート事件(翌年竹下内閣退陣、昭和天皇崩御)、1999年の(中日が優勝を決めた日に)東海村JCO臨界事故、2004年の新潟県中越地震、2011年の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)(2010年と2011年にリーグ優勝し連覇)など古くからささやかれており、メディアで言及されるケースも多い。中日ドラゴンズは西暦年の1の位で3と5の付く年は日本シリーズに出場したことはなく、本州に本拠地を置くパ・リーグ代表チームに勝って日本シリーズ優勝したこともない(2度の日本一の相手は、1954年、当時福岡市の平和台球場を本拠地としていた西鉄ライオンズと、2007年の北海道日本ハムファイターズ)。また、卯年は好成績をおさめていた。昭和時代はすべて2位であり(1951、1963、1975、1987)平成時代はすべて優勝している(1999、2011)。しかし2023年は球団史上初の2年連続最下位に沈んだ。また、申年は最下位になることが多い。1956年の3位、2004年の優勝以外はすべて最下位である(1968、1980、1992、2016)。
  • 千葉ロッテマリーンズは西暦年の下2ケタが「0」か「5」だと好成績を残す。1974年以外の優勝は全て「0」か「5」の年の優勝であり、2004年から始まったプレーオフ/クライマックスシリーズも該当の年は全てファイナルステージに進んでいる。なおロッテは前身の毎日オリオンズ時代を含め4回日本シリーズ優勝を果たしているが、そのうち3回が寅年(1950、1974、2010)、残る1回(2005)は相手が阪神タイガースであり、全て「トラ」が関係している。
  • 読売ジャイアンツが優勝した年、またはその翌年は景気が悪くなる。
    • 昭和50年代以降においては、巨人が優勝した年またはその翌年において、日経平均株価が大きく下落する年が重なっているというもの。
    • ただし、巨人は2リーグ制以降、2022年までの73年間で半分以上の38回優勝しているにもかかわらず、唯一寅年だけは優勝しておらず、セ・リーグでは1シーズンで西鉄と合併消滅した西日本を除けば唯一優勝出来ていないというジンクスもある(唯一の優勝は1リーグ制時代の1938年秋。ただし同年の優勝決定戦では春優勝の大阪タイガースが巨人に4連勝で勝利、加えて大阪タイガースの春秋成績を合算すると巨人の合算を上回っていた。その後1950年松竹、1962年阪神、1974年中日、1986年広島、1998年横浜、2010年中日、2022年ヤクルト)。また「元号の一の位が9の年」にも優勝出来ない(転じて「日本シリーズに出場出来ない」)というジンクスがある(昭和19年阪神(1リーグ制時代)、昭和29年中日、昭和39年阪神、昭和49年中日、昭和59年広島、平成9年ヤクルト、平成19年優勝→クライマックスシリーズで中日に敗退、平成29年広島(日本シリーズ出場はDeNA))。いわゆるV9達成後V10を逃したのは寅年である昭和49年であった。
  • オープン戦3位のチームはシーズン中苦戦する。
    • 2009年以降、Bクラスが8度であり、そのうち2010年2018年の楽天、2012年2015年DeNA2021年の西武は最下位に終わっている。
    • また、2014年の巨人は優勝したもののクライマックスシリーズで敗れ日本シリーズは阪神に譲った。
    • さらに2016年のソフトバンクは首位を独走しながら日本ハムに最大11.5ゲーム差を逆転され3連覇を逃した。
  • 2010年以降のパ・リーグで、福岡ソフトバンクホークス以外の球団が日本シリーズに進出すると、翌年は大失速して下位に沈む。
    • このケースでの最高順位は2016年に優勝した北海道日本ハムファイターズの翌年5位で、残りのケース(2010年の千葉ロッテマリーンズ、2012年の北海道日本ハムファイターズ、2013年の東北楽天ゴールデンイーグルス)は全て、翌年は最下位に終わっている。
    • また、優勝はしなかったがゲーム差無しの2位でシーズンを終えた2014年のオリックス・バファローズも翌年は5位に沈み、さらにその翌年は最下位に沈んだ。
    • 2018年、2019年とパ・リーグ連覇したものの、クライマックスシリーズで敗れいずれも日本シリーズ出場を逃した埼玉西武ライオンズは、2020年には勝率.500で3位に終わり、2021年には所沢移転初年の1979年以来42年ぶりに最下位に終わった。
    • なお、福岡ソフトバンクホークスは2017年から2020年まで日本シリーズ4連覇したものの、2021年に2008年以来13年ぶりとなるシーズン負け越しで4位に終わり、ソフトバンクを例外とするジンクスは止まった。
    • そして、2021年に25年ぶりのパ・リーグ優勝を果たしたオリックス・バファローズは翌2022年にリーグ連覇及び日本一を果たしたため、このジンクスは2010年代限りのものとなった。
  • 2リーグ制導入以降、西暦の末尾が5の年は必ず在阪・元在阪球団がリーグ優勝を決めている(南海→南海→阪急→阪神→オリックス→阪神→ソフトバンク)。
  • 阪神タイガース全国高等学校野球選手権大会の開催中は成績が悪くなる。
  • マーティ・ブラウン監督(元広島東洋カープ・東北楽天ゴールデンイーグルス監督)が退場すると勝つ(9勝3敗)が、翌試合は負ける(2勝10敗)。
  • 千葉ロッテマリーンズで選手の応援・記念弁当を作ると、その後故障や成績不振に見舞われる。
  • 週刊ベースボールに特集された選手・チームはプロ・アマ問わず絶不調に陥る(週ベの呪い)。
  • 埼玉西武ライオンズは所沢移転(1979年)以降、西暦年1の位が8の年は優勝し9の年は優勝できない。しかし2018年にパ・リーグを制覇し、2019年に連覇を達成したことからこのジンクスは破られた。また、球団創設から2009年までの西暦年1の位が9の年は1度も優勝できなかったが、2019年に連覇を達成したことで初めての優勝となった。ただし2019年はクライマックスシリーズで敗退したため、「9の付く年は日本シリーズに進出できない」というジンクスとしては継続中である。なお前身の西鉄時代を通じ巳年には1度もリーグ優勝出来ていない。パ・リーグ史上初の5連覇を勝率わずか.002差で逃し3位に終わった1989年も巳年であった(その後1990-94年にかけ達成)。
  • クライマックスシリーズにおいて、埼玉西武ライオンズは北海道日本ハムファイターズ相手でないと突破できない。
  • 埼玉西武ライオンズは西暦の末尾が7の年は3の倍数でなければ好成績を残す。西鉄時代から数えて末尾7の年でBクラスだったのは3の倍数の1977年と2007年だけである。
  • 2007年以降のクライマックスシリーズ以降の日本シリーズのうち、閏年(複偶数年)及び夏季オリンピックの年では必ずリーグ優勝球団同士であり、FIFAワールドカップの年(単偶数年)ではリーグ優勝ではない球団が日本シリーズによく参戦する。また、リーグ優勝でない球団同士による対戦は一度もない。
  • 日本シリーズにおいて、ホークス(南海→福岡ダイエー →福岡ソフトバンク)は読売ジャイアンツでないと倒せない。日本シリーズにおいてホークスは読売ジャイアンツに対しては3勝9敗(南海時代1勝8敗、ダイエー時代1敗含む)だが、それ以外のセ・リーグ5球団に対しては8勝無敗(対阪神3勝(南海、ダイエー時代各1勝)、中日2勝(ダイエー時代1勝)、東京ヤクルト、横浜DeNA、広島東洋各1勝)。なおホークスは21世紀以降出場した全ての日本シリーズで優勝しているが、南海時代から申年では1度も優勝もしくは日本シリーズ進出を果たしておらず(ダイエー時代最後の2004年はレギュラーシーズンは1位だったがプレーオフで西武に敗れ当時の規定で2位、さらに2016年は一時首位を独走し日本ハムに最大11.5ゲーム差をつけながらも逆転され優勝を逃し、クライマックスシリーズでも敗退している)、寅年も2010年に初めてリーグ優勝こそ達成したもののクライマックスシリーズで敗れ、2022年は最終戦で優勝を逃しクライマックスシリーズでも敗退したため未だ日本シリーズ出場は果たしていない。このため、西暦4桁で6の倍数年は日本シリーズに出場できない。
  • 2リーグ制導入以降、パ・リーグは丑年では1度も日本一を達成していない(1961年・1973年・2009年巨人、1985年阪神、1997年・2021年ヤクルト)。また1リーグ制時代も、1937年春巨人・秋大阪タイガース(大阪が優勝決定戦勝利)、1949年巨人と、後のパ・リーグ所属球団が優勝したことはない。また勝敗でも未勝利いわゆるストレート負けこそないものの1961年南海2勝、1973年南海1勝、1985年西武2勝、1997年西武1勝、2009年日本ハム2勝、2021年オリックス2勝と、優勝に王手を掛けたことすらない。
    • なお、2005年から導入されたセ・パ交流戦において、丑年は優勝チームこそパ・リーグながらセ・リーグが勝ち越しており(2009年70勝67敗7分、2021年49勝48敗11分)、丑年以外は全てパ・リーグが勝ち越していたが、寅年である2022年にセ・リーグが勝ち越した(55勝53敗0分)ため、「丑年のみセ・リーグが交流戦を勝ち越すことができる」というジンクスは崩れた。
    • しかし、セ・リーグが交流戦を勝ち越した2009年は巨人、2021年はヤクルトが日本シリーズを制したが、2022年はオリックスが日本一になったため、「丑年のみセ・リーグが交流戦を勝ち越しその年の日本シリーズも制することができる」ジンクスは継続中である。
  • 上記の通りに2リーグ制導入以降、1950年から2010年までの寅年でのセ・リーグの東京の球団の優勝は2022年にヤクルトが優勝するまで一度もなかった。ただし2022年のヤクルトはオリックスに敗れてしまったため、寅年でのセ・リーグの東京の球団が日本一になれないのは継続中である。
  • 寅年に日本一となったのは全て東日本に本拠地を置くチームで、セ・リーグ球団は1998年横浜のみ、パ・リーグ球団が5回日本一となっているが、うち3回(1950、1974、2010)がロッテ及びその前身の毎日である(これ以外の毎日・ロッテの日本一は2005のみで通算4回)。2022年でオリックスが日本一になったため、このジンクスは打ち破った。
  • 西暦下1桁が9の付く年では同年代内での9年前の0年と同じリーグが日本一になっている。
  • 巳年の日本シリーズは全て、「東京都を本拠地とするセ・リーグチーム」対「関東以外の本州を本拠地とするパ・リーグチーム」の対戦となっている。前者は1989年まで巨人のみであったが2001年に東京ヤクルトスワローズが代表となり2013年は再び巨人、後者は2001年までは「関西のパ・リーグチーム」(1953・65南海、1977阪急、1989・2001近鉄)だったが、2013年に初めて関西以外から楽天が代表となった。
  • 東北楽天ゴールデンイーグルスは偶数年及び『スーパーマリオブラザーズ』の発売何周年記念年にはAクラスに入れない。さらにFIFAワールドカップや冬季オリンピックの年の公式戦は最下位で終わる(2006、2010、2014、2018)。特に戌年は12球団中でも最下位で終わっている。ただしオープン戦に関しては2010年以降は好成績をおさめている(2010年と2018年は3位、2014年は2位、2022年は1位)。また、閏年は最下位になったことはないがBクラスで終わり(2008年と2016年は5位、2012年と2020年は4位)、その翌年はAクラスに入れる(2009年2位、2013年優勝・日本一、2017年と2021年は3位)。
    • なお、2022年は4位が確定したため単偶数の年は最下位で終わるというジンクスを破った。ちなみにこの年のパ・リーグ最下位は日本ハムである。
    • ただし2022年のW杯はシーズン後であるためシーズン中にFIFAワールドカップが開催されると最下位で終わるというジンクスは継続中である。
  • チーム名に「バファローズ」が付いているプロ野球球団は日本一になれない。
    • 近鉄バファローズは1979年、1980年、1989年、2001年にリーグ優勝し、日本シリーズに進出しているが、いずれもセントラル・リーグ優勝チームに敗退し、日本一になれなかった。2004年の球界再編に伴い、オリックス・ブルーウェーブと近鉄が合併したため、オリックスがバファローズの名を受け継ぐことになり、オリックス・バファローズが誕生。オリックスは2021年にリーグ優勝かつクライマックスシリーズを制し、日本シリーズに進出したが、セ・リーグ優勝チームである東京ヤクルトスワローズに敗れたため、日本一にはならなかった。2022年もリーグ優勝かつクライマックスシリーズを制し、日本シリーズに進出。同シリーズの対戦相手は前年と同じヤクルトであったが、4勝2敗1引き分けで日本一となり、このジンクスを破った。
  • 横浜ベイスターズの背番号19を着用した選手は大成できずに終わる(背番号19の呪い)。球団名が「横浜大洋ホエールズ」だった1991年、背番号19を着用していた投手が少女へのわいせつ事件を起こして逮捕され(その後退団)、1年間の欠番を経て小桧山雅仁(1993年 - 1998年)、戸叶尚(1999年 - 2000年)、杉本友(2001年 - 2003年)、染田賢作(2005年 - 2008年)らが19番を着用したが、彼らはいずれも大成できずに終わっている。なお、小桧山は入団時「事件のことは気にしない」と発言した。
    • ただしその後、背番号19を継承した藤江均(2009年 - 2014年)が中継ぎとして活躍、藤江が戦力外通告を受けた後19番を継承した山﨑康晃は2015年に新人王、2018、19年はセーブ王のタイトルを獲得するなど「呪い」を打ち消す活躍を見せた。
  • 中日ドラゴンズはシーズン中に8連勝以上すると却って優勝を逃しやすく、12連勝以上すると優勝出来ない。8連勝以上した年の優勝は開幕11連勝をはじめ8連勝以上を3度記録した1999年のみである。また、12連勝以上は1950年に13連勝、1955年に15連勝、1965年に14連勝を記録したがいずれも2位に終わっている。
  • ドラフト4位の左打ち外野手は大成しやすい。
    • イチローを筆頭に、金本知憲、桧山進次郎、前田智徳、鈴木尚典、坪井智哉、赤星憲広、川口憲史、青木宣親、亀井善行、栗山巧、近藤健介、上林誠知などが球団または球界の中心選手として活躍した。
  • 安倍晋三総理大臣の在任期間中に開催される日本シリーズはパ・リーグ球団が日本一になる。
    • 在任期間中の日本シリーズのうち、2006年2016年は日本ハムが、2013年は楽天が、2014年2015年2017年2019年はソフトバンクが日本一になっている。なお2007年は中日が日本一になったが安倍首相が辞任した後に[1]2012年は巨人が日本一になったが安倍首相が就任する前に[2]それぞれ日本シリーズが開催された。ちなみに安倍はヤクルトファンである。
  • 新人王は翌年活躍できない(二年目のジンクス)。

高校野球[編集]

  • 全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)で花咲徳栄に勝った学校は優勝しやすい。補足として、2015年から18年までの4年間は、花咲徳栄に勝ったチームまたは3回戦までの同じ組の勝者(開幕前の抽せん会で3回戦までの組み合わせが決まる2017年以降)が必ず決勝戦に勝ち上がっていた(2017年は花咲徳栄が優勝)。100回大会(2018年)で花咲徳栄は2回戦で横浜高校に敗れたが、横浜を破りこの組を制した金足農業が決勝戦に勝ち上がった。
  • 大阪桐蔭は甲子園の決勝に進出すると勝つ。また、ジャニーズのアーティストが朝日放送グループ(テレビ朝日系各局で放送の一部の地方大会とBS朝日を含む)の選手権大会中継・「熱闘甲子園」イメージソングを担当した2大会、2014年・96回大会(関ジャニ∞「オモイダマ」)と2018年・100回記念大会(嵐「夏疾風」)で優勝した。さらに当時CDデビュー直前だった(同時期に開催の全国ツアーの中でCDデビュー発表)なにわ男子が歌う「夢わたし」がテーマ曲になった2021年・103回大会にも出場したが2回戦で近江(滋賀)に敗れ、「ジャニーズタレントがテレビ朝日系の中継イメージソングを担当する夏の全国高校野球は必ず大阪桐蔭が優勝する」という法則は崩れた(なお、この大会は智弁和歌山が優勝した)。
  • 大阪桐蔭が春夏連覇をかけて挑む夏の甲子園の決勝戦の相手は東北勢 - 過去2回、光星学院(青森/2012年・94回)と金足農(秋田/2018年・100回)と東北勢2校を決勝戦で下し春夏連覇を成し遂げている。
  • 大阪代表はともに全国最多の春12回、夏14回の甲子園優勝を誇りながら、寅年、巳年、酉年では夏の甲子園で決勝に進出したことがなく、寅年に限ってはベスト4にも進出したことがない。また、センバツでも2022年に大阪桐蔭が優勝するまで一度も優勝がなく、この年の夏では3回目の春夏連覇及び1998年の横浜以来史上2校目となる神宮大会を含めた全国大会三冠を目指したが、準々決勝で下関国際に敗れてベスト4に進出できなかった。
  • 大阪桐蔭は閏年の前年の夏の甲子園は初出場初優勝した1991年以外は出場できていない。
  • 大阪桐蔭は甲子園で負けた相手には二度と負けない - 春夏9度の甲子園制覇を誇る大阪桐蔭が2023年までに喫した16敗は全て別の相手だったことで存在していたジンクス。しかし、同じ近畿の名門で西谷浩一監督の母校でもある報徳学園が2023年春の準決勝で大阪桐蔭に勝利すると、翌2024年春の準々決勝でも同校に勝利し、このジンクスは破られた。
  • 大阪桐蔭に勝ったチームは優勝できない - 2022年夏の準々決勝で勝利した下関国際は仙台育英に、2023年春の準決勝で勝利した報徳学園は山梨学院に、2024年春の準々決勝で勝利した報徳学園は健大高崎に敗れてそれぞれ準優勝に終わっている。
  • 夏の甲子園の3回戦で富山代表の高岡商業に勝った大阪勢は優勝する(69回大会のPL学園、100回大会の大阪桐蔭、101回大会の履正社)。
  • 降雨コールドゲームで勝った学校は次戦で負ける。また、ノーゲームの際リードしていたチームは仕切り直しで負けることが多かった。
    • ただし2022年よりノーゲーム及びコールドゲームが廃止され継続試合が導入されたためこのジンクスは破られずに終わった。
  • 智弁和歌山が甲子園で優勝した年(1994春、1997夏、2000夏、2021夏)のプロ野球日本シリーズは必ずセ・リーグの東京の球団が制する。
  • 優勝旗は白河の関を越えない - 日本の高校野球で言われている、東北地方・北海道勢は優勝できないというジンクス。東北地方・北海道と西日本を比較すると、気温差や積雪の影響で冬場の練習環境に格差があったためであるが、2004年夏・第86回選手権大会で、南北海道代表の駒大苫小牧の優勝によりこのジンクスは打ち破られ、さらには津軽海峡まで一気に飛び越えた。とはいえ、2021年時点においても春・夏を通して東北勢の決勝進出はあっても優勝は未だなく、そのため東北では「優勝旗は白河の関を越えていない」とされていた。しかし2022年、第104回全国高等学校野球選手権大会で仙台育英が初優勝し、100年以上の歴史上初めてこのジンクスが破られた。
  • 夏の宮崎大会は連覇出来ない - 宮崎県代表は他県と比べて連続出場が非常に少なく、1963年と1964年に出場した宮崎商のみであり、単独の県大会になってからは連続出場校が出ていない。
  • 神宮大会優勝校は翌年のセンバツで優勝出来ない - 神宮大会優勝の翌年、センバツを制した例は過去4回(1984年の岩倉、1998年の横浜、2002年の報徳学園、2022年の大阪桐蔭)のみである。
    • なお、2006年の駒大苫小牧は不祥事を理由に出場を辞退した。
  • 愛工大名電は夏の甲子園では勝てない - 15回の出場中11回初戦敗退を喫している。
  • 徳島県代表は全て公立校 - 2023年現在、徳島県の私立高校は全国ネットの通信制高校を除けば香蘭、徳島文理、生光学園の3校のみと日本一少なく、中でも硬式野球部があるのは生光学園しかない。その生光学園はプロ野球選手こそ輩出したことがあるものの、甲子園出場歴がなく(夏の県大会準優勝は数回ある)、あまり強豪校とは言えない。1977年以前は隣接する高知県との2県1代表枠だった。また、徳島県勢のセンバツも全て公立校が出場している。
  • 夏の甲子園において、出場校が奇数の場合のしんがり校は初戦で敗退することが多い - 49代表制になった60回大会以降、しんがり校の初戦戦績は11勝32敗である。
  • センバツベスト4は夏の甲子園へ出場できない - 2012年以降、センバツベスト4で夏の甲子園に出場できたのは2016年、2017年の秀岳館と2019年の明石商と2023年の広陵のみである。尚、2016年の秀岳館と2019年の明石商は夏もベスト4に進出した。
    • 1990年以降では1991年の市川、1992年・天理、1995年・関西、1996年・高陽東、1997年・報徳学園、1998年・PL学園、2000年・鳥羽、2001年・宜野座、2004年・明徳義塾、2007年・帝京、2008年千葉経済大学付属、2010年・広陵、2011年・日大三が出場している。
  • センバツベスト4の2校の1校は夏の甲子園に出られない。 - 1988年以降でセンバツベスト4の2校が同時出場した大会は1回もない。
  • センバツでは準決勝と決勝戦の間の休養日が消滅する。

サッカー[編集]

  • 前田遼一にシーズン初ゴールを決められたチームはJ2に降格する (デスゴール) 。
  • Jリーグで、優勝チームがガード・オブ・オナーをされるとその試合で勝てない。
  • FC東京Jリーグカップで優勝した翌年に監督が交代する。
    • FC東京は2004年にナビスコカップで初優勝したが、その翌年に原博実監督が退任。2009年に2度目の優勝を決めた翌年には城福浩監督が解任 (チームもJ2降格) [4]2020年には3度目の優勝[5]を果たしたが、その翌年には5連敗を喫するなど成績は低迷。11月には横浜F・マリノスに8対0で敗れ、その翌日に長谷川健太監督が辞任した。
  • 2012年ガンバ大阪は3点以上取った試合は必ず勝利し、2得点以下の試合では勝てない。
    • 2012年、G大阪はJ1でリーグトップの67得点を記録したが、失点数もリーグで2番目に多い65失点だった。同年、G大阪が得失点差+2でJ2に降格したのはこのためである。
  • 浦和レッズとJ1リーグ第3節で対戦したチームは、サンフレッチェ広島以外はJ2に降格する。
    • 2011年の山形、2012年の札幌、2013年の大分、2016年の福岡、2017年の甲府、2018年の長崎、2019年の松本、2020年の仙台[6]、2021年の横浜FCはいずれも第3節で浦和と対戦しており、いずれもJ2降格圏内で終えている。ただし2014年と2015年は広島と第3節で対戦しているが、その広島は2014年は8位で残留し、2015年に至ってはJリーグチャンピオンシップを制し優勝を果たした。浦和と第3節で対戦してJ1優勝を果たしたチームも広島のみ。
  • 全国高校サッカー選手権大会において、青森山田はベスト8(準々決勝)に進出すると勝つ。
    • 青森山田は3回戦(ベスト16)敗退を11度喫しているが8度の準々決勝はすべて突破している。
    • なお、2022年度の第101回大会で鹿児島の神村学園に敗れたためこのジンクスは崩れた。
  • 等々力陸上競技場を本拠地とするチームがJ1で連覇すると、その翌年は横浜F・マリノスが優勝する。
    • 1993・1994年にヴェルディ川崎[7]が連覇したが、翌1995年には横浜マリノス[8]がヴェルディとのチャンピオンシップに勝利し、ヴェルディの3連覇を止めてマリノスが初のJ1王者に輝いた。また2017・2018年と2020・2021年はどちらも川崎フロンターレが連覇したが、2019年と2022年はどちらもフロンターレの3連覇を止めてF・マリノスが優勝した。

陸上競技[編集]

  • ニューイヤー駅伝において、6区で区間賞を獲得したチームが優勝する。
    • 2013年以降に優勝したコニカミノルタ (2013~2014年) ・トヨタ自動車 (2015~2016年) ・旭化成 (2017~2020年) ・富士通 (2021年) ・Honda (2022年) は、いずれも6区で区間賞を獲得している。このような経緯から、TBSの中継では2021年まで「戦略の6区」と紹介されていた[9]のが、2022年からは「勝負の6区」と紹介されるようになった。

大相撲[編集]

  • 高卒は(中卒と比べて)大成しない
    • 実際は全く珍しくない。
  • 大卒は大成しない
    • 横綱になったのは、歴史上、輪島ただ一人。しかし、大卒の大関はかなり多く、大成しないとも言えない。
  • 43の呪い - 大相撲において連勝記録は43で止まるというジンクスがある。
    • 40連勝以上を複数回記録した力士は、谷風、雷電、太刀山、白鵬の4人だけ(白鵬以外は休場、引分、預り、無勝負を含む)だが、いずれも43連勝で止まったことがある。

競馬[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. 安倍首相は2007年9月26日辞任、日本シリーズ開催当時 (10月27日~11月1日) の首相は福田康夫
  2. 日本シリーズ開催当時 (10月27日~11月3日) の首相は野田佳彦。安倍首相は2012年12月26日就任。
  3. ただし磐田がJ2に降格した。
  4. ただし、2010年のJ2降格は長友佑都の海外移籍が響いたものと考えられる声が多い。
  5. 大会名が「JリーグYBCルヴァンカップ」となってからは初優勝 (2004・2009年の優勝時は、大会名は「Jリーグヤマザキナビスコカップ」) 。
  6. 2020年はレギュレーションの変更によりJ1からJ2への降格がなかったが、リーグ戦を通常の自動降格圏内である17位で終えているためここに含めるものとする。
  7. 現在の東京ヴェルディ。2000年まで等々力を本拠地としていた。
  8. 横浜フリューゲルスと合併する前。
  9. もともと6区のコースは12km程度と比較的短いが、コースの途中に曲がり角や坂があるためやや走りにくいコースであり、どのチームも監督がこの区間を任せる選手の選出に悩みがちであるため。
  10. 東日本大震災の3ヶ月前に開催された第55回有馬記念にはローズキングダム騎乗で出走予定だったが同馬が疝痛を起こした為出走取消になっている。