デスゴール
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「これでJ1に残れる」
- 〜 2013年J1開幕戦で前田を封じたこと について、ドラガン・ストイコビッチ[1]
デスゴール、またはデスゴール伝説(デスゴールでんせつ)は、Jリーグにおいて前田遼一にシーズン初得点を許したチームが降格するというジンクス、都市伝説。
概要[編集]
2007年にヴァンフォーレ甲府がJ2降格を喫したのを皮切りに、以後2008年に東京ヴェルディ、2009年にジェフユナイテッド千葉、2010年に京都サンガFCが前田にシーズン初得点を決められ、その年に降格していった。
千葉や京都の降格の頃からサッカーファンは「前田の呪い」と俄かに騒ぎ始め、その翌年にもモンテディオ山形がJ2に降格すると「本当に呪われる」「デスゴール」と話題になった。
2012年J1第3節、前田はガンバ大阪相手にシーズン初得点。翌日セホーン監督を解任に追い込むと、そのままガンバは低迷を続ける。次第にガンバの降格が現実味を帯び始めると、ついに一般のメディアも「前田の呪い」に注目を始める[2][3][4]。最終節でジュビロ磐田はそのガンバと対戦。瀬戸際にいたガンバに前田自らとどめを刺し、オリジナル10の西の横綱(自称)を初のJ2へと叩き落とすことに[5][6]。ネット上では「死神」と崇められた。
結局このジンクスは翌年に浦和レッズが打ち破り、逆に磐田が降格することとなった。
イギリスでは前田は「死を招くフィニッシャー」と称され、神聖化されてしまった[7]。
出典[編集]
- ↑ ピクシー "デスゴール"防ぎ「これでJ1に残れる」 スポーツニッポン (2013年3月3日) (2013年3月6日閲覧)
- ↑ 前田遼一の呪い Goal.com、2012年9月27日
- ↑ “前田の呪い”解く! 逆転残留へ恐怖のジンクス破る…G大阪”. 2012年12月1日時点のオリジナル(リンク切れ)よりアーカイブ。2012年11月28日確認。 スポーツ報知 (2012年11月28日)
- ↑ “ガンバ、磐田・前田の呪い打ち破って残留や”. 2012年12月1日時点のオリジナル(リンク切れ)よりアーカイブ。2013年1月28日確認。 サンケイスポーツ (2012年11月28日)
- ↑ G大阪 初の降格…磐田に敗戦、“不吉ジンクス”覆せず スポーツニッポン (2012年12月1日)
- ↑ G大阪までもが…“前田の呪い”は今季も継続 ゲキサカ (2012年12月1日)
- ↑ “前田の“デスゴール”が英誌で話題に 「死を招くフィニッシャー」とJリーグ史に残る伝説を紹介”. フットボールゾーンウェブ. (2017年1月20日) 2017年1月21日閲覧。