浦和レッズ

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
サッカーボール.jpg 浦和レッズ
正式名称 浦和レッドダイヤモンズ
英字表記 Urawa Reds
運営法人 浦和レッドダイヤモンズ株式会社
本拠地 埼玉県さいたま市緑区美園2-1
競技場 埼玉スタジアム2002
さいたま市浦和駒場スタジアム
創設年 1950年
監督 マチェイ・スコルジャ
所属リーグ J1リーグ
リーグ加盟年 1992年
2022 J1リーグ /
クラブライセンス J1
Wikipedia-logo.pngウィキペディアの生真面目ユーザーたちが浦和レッズの項目をおカタく解説しています。

浦和レッズ(うらわレッズ)は日本サッカーチーム。Jリーグ発足当初から加盟している 「オリジナル10」 の一つである。浦和レッズは通称で、正式名は「浦和レッドダイヤモンズ」である。

AFCチャンピオンズリーグ (ACL) で3度の優勝を果たしている。

チーム名[編集]

  • 1950-1951 中日本重工
  • 1952-1957 新三菱重工神戸
  • 1958-1963 新三菱重工
  • 1964-1990 三菱重工
  • 1990-1992 三菱自動車
  • 1992-現在 浦和レッズ

優勝[編集]

順位[編集]

過去の順位[編集]


エピソード[編集]

他クラブとの関係[編集]

ガンバ大阪

ガンバ大阪もレッズも、Jリーグ開幕当初は決して強いチームとは言えなかった。しかし2004年にはレッズがJ1リーグ2ndステージで優勝しチャンピオンシップに駒を進め、翌2005年にはガンバがJ1で初優勝しレッズも天皇杯で優勝。2006年にはJ1リーグ最終節で両チームが優勝を争って直接対決し、激闘の末レッズが優勝するなどこの両チームが日本を代表するサッカーチームになっていた。

このような経緯からレッズとガンバはJリーグにおけるライバル関係である。

サポーター[編集]

浦和レッドダイヤモンズ#サポーター

レッズサポーターはJリーグにおいて非常に熱狂的であり、その熱狂度は世界でも有名である。

レッズサポーターはホーム・アウェイ関係なく多くのサポーターが応援に駆け付け、重要な試合では選手入場時にビジュアルサポート (コレオグラフィー) で選手たちを鼓舞する。また試合前からチャントで選手たちを鼓舞している。

しかし、熱狂的であるが故にサポーターによる行為が一部問題視されており、その結果クラブに対して制裁が科せられたこともある。

  • 2014年3月8日、J1リーグの試合でサポーターが「JAPANESE ONLY」と書かれた横断幕を掲出。これが差別的な内容と判断されたため、クラブには1試合の無観客試合の制裁が科せられた[1]
  • 新型コロナウイルスの影響で声出し応援が禁止された2021年2022年には、サポーターが試合中に声を出して応援したということで罰金の制裁が複数回にわたって科せられている。
  • 2023年8月2日の天皇杯では、名古屋グランパスに敗れたことに対しサポーターが試合終了後にピッチに乱入。更に警備員に暴行を加えるなど乱闘に及んだ。これにより、クラブには翌年の天皇杯の参加資格剥奪という処分が科せられた。

マスコット[編集]

毎試合ごとに積極的なファンサービスやパフォーマンスを行う他クラブのマスコットと異なり、浦和は「真剣勝負の場だから」というクラブ方針[2] から、マスコットをほとんど露出させていなかった。『スポーツマスコット図鑑』(綱島理友編 2009年 PHP研究所)では、「会えたらラッキー」と紹介された。レディアが登場するのは基本的に毎年1月に開催されるレッズフェスタ(ファン感謝デー)、ゴールデンウィークに開催されるファミリーJoinデイズの該当試合、J1全クラブのマスコットが集まるJリーグオールスターサッカーの余興イベント(現在はゼロックス杯に移行)、レッズランドのイベントのみである(2009年シーズンには駒場スタジアムでの試合開催日の浦和パルコや、9月の対モンテディオ山形戦の前に行われたイベントにも登場している)。このため、埼玉スタジアムには埼玉県のマスコットであるコバトンの方がレディア一家よりもやって来る回数が多い場合もある [3]

その後、観客数の減少を受けて方針を転換し、レディア達をスタジアムに登場させるようになった。[2]

2012年シーズンでは、チーム20周年を記念しレディア一家が埼玉スタジアム広場にやってくるということで、埼玉スタジアムサブグラウンドで1年に渡りサポーターと触れ合うイベントが行われる予定だったが、ホーム開幕戦から雨が続き、結局イベントは中止となった。

その結果、レディアが「雨男」扱いされてしまい、責任をとらされる形で埼玉スタジアム広場からも出入り禁止にされることになった(これにより、レディアはJ's Goalの「第1回 輝く!Jリーグマスコット大賞」ハプニング賞を受賞している[4])。その後は個人活動が続いたが10月27日セレッソ大阪戦で、ハロウィンイベント同時にディアの出入り禁止が解かれ久しぶりに一家勢ぞろいとなった。

サポーターの数ではJリーグの随一のクラブのマスコットだが、2014年のFUJI XEROX SUPER CUPに合わせて行われた「マスコット総選挙」では最下位だった[5]。以降、サポーターたちの手により敢えてレディアに最下位を取らせるのがお約束となっている[6]

他クラブと異なる点[編集]

所在地やクラブ名称のほかに、浦和レッズおよびサポーターは試合運営・サポート体制などにおいて、他のクラブとは明らかに異なる点がいくつかみられる。

  • レギュラー11人に続く12人目の意味から背番号12をサポーターズナンバーとして永久欠番としているクラブが多いが、浦和は背番号12を背番号が固定化された1997年シーズンから2014年シーズンまで選手用背番号に用いていた[7]
  • 以前は使用していたが、ゴール裏サポーターがバンデラ(襷)を使わない。
    • 例外は非常に少なく、2004年(平成16年)に、テノール歌手ラッセル・ワトソン来日時に、同年4月10日の神戸戦ハーフタイムにおいて、ジャコモ・プッチーニの歌劇『トゥーランドット』〜『誰も眠ってはならぬ』を歌った事がある程度である。
    • アウェイでも試合に直接関係しないイベントの類に、サポーターがブーイングを浴びせることがある。いくつかの例として、2006年(平成18年)エコパでの清水エスパルス戦の試合前の音楽グループの新曲発表に対するブーイング、小瀬でのヴァンフォーレ甲府戦でGK練習が始まっているのにダンスを続けた高校生に対するブーイング、2008年(平成20年)ビッグスワンのアルビレックス新潟戦での開始前イベントで「ジャイアンツが勝ちました!」と発言をしたSMAP中居正広へのブーイング、2012年(平成24年)4月21日での大宮戦で試合前にスカパーの公式応援ソング『左胸の勇気』を披露した乃木坂46へのブーイングや罵声を浴びせた、等がある。相手チームの選手紹介や試合中に相手チームがボールを持っている時はチャンスでなくてもブーイングすることが多い。また、内容が悪い負け方をした場合やカップ戦で格下のチームに辛勝した場合などには自チームの選手に対しても容赦なくブーイングすることもあり、時には試合後に選手が乗ったバスを取り囲むといった行き過ぎた行動に出ることもある[8]
  • こどもの日の前後の試合など例外はあるものの、レディア、フレンディアの着ぐるみがスタジアムに登場しない。
  • よくある地元の応援番組(REDS TV GGR)の他に討論番組(REDS NAVI.TV)がある。
  • リーグ戦のホームゲームにおける観客動員数は2006年以降6年連続で1位となっており、なおかつアウェーゲームにおけるレッズサポーターの動員数もリーグトップクラスであるためか、柏レイソルヴァンフォーレ甲府ジュビロ磐田などのメインスタジアムの最大収容者数が少ないクラブが近場の大きなスタジアム(国立競技場静岡スタジアムエコパなど)で試合をする事もある。

ファン・サポーターを公言する著名人[編集]

脚注[編集]

出典[編集]

  1. 対象となった試合は同年3月23日清水エスパルス戦。試合前にキャプテンの阿部勇樹が差別撲滅宣言を読み上げた。
  2. a b 「盛り上げるJ、キャラ奮闘 子ども向けヒーロー サッカーJリーグ」 朝日新聞2013年3月5日朝刊25P
  3. http://www.pref.saitama.lg.jp/A12/BA00/vivi/koba/kobaton2008.html
  4. 第1回 輝く!Jリーグマスコット大賞 ハプニング賞発表!(2012年12月30日 J's Goal)
  5. FUJI XEROX SUPER CUP:広島 vs 横浜FM(2014年2月22日 J's Goal)
  6. 浦和と同様に多くのサポーターを抱える鹿島アントラーズも、マスコットのしかおが総選挙で同じく上位になれずにいた。しかしこちらはサポーターたちの懸命な努力により、2021年に初めてトップ10入り (8位) を果たした。
  7. 同様にサガン鳥栖も12番を選手が着用しているが、その代わりに17番が欠番となっている。
  8. [1] 原口シュート0…浦和4失点にサポからペットボトル

関連ページ[編集]

Jリーグ - 2024
J1 北海道コンサドーレ札幌 | 鹿島アントラーズ | 浦和レッズ | 柏レイソル | FC東京 | 東京ヴェルディ | FC町田ゼルビア | 川崎フロンターレ | 横浜F・マリノス | 湘南ベルマーレ | アルビレックス新潟 | ジュビロ磐田 | 名古屋グランパス | 京都サンガF.C. | ガンバ大阪 | セレッソ大阪 | ヴィッセル神戸 | サンフレッチェ広島 | アビスパ福岡 | サガン鳥栖 |
J2 ベガルタ仙台 | ブラウブリッツ秋田 | モンテディオ山形 | いわきFC | 水戸ホーリーホック | 栃木SC | ザスパ群馬 | ジェフユナイテッド千葉 | 横浜FC | ヴァンフォーレ甲府 | 清水エスパルス | 藤枝MYFC | ファジアーノ岡山 | レノファ山口FC | 徳島ヴォルティス | 愛媛FC | V・ファーレン長崎 | ロアッソ熊本 | 大分トリニータ | 鹿児島ユナイテッドFC
J3 ヴァンラーレ八戸 | いわてグルージャ盛岡 | 福島ユナイテッドFC | 大宮アルディージャ | Y.S.C.C.横浜 | SC相模原 | 松本山雅FC | AC長野パルセイロ | カターレ富山 | ツエーゲン金沢 | アスルクラロ沼津 | FC岐阜 | FC大阪 | 奈良クラブ | ガイナーレ鳥取 | カマタマーレ讃岐 | 愛媛FC | FC今治 | ギラヴァンツ北九州 | テゲバジャーロ宮崎 | FC琉球
J1リーグ歴代優勝チーム
1990年代 1993: ヴェルディ川崎 | 1994: ヴェルディ川崎 | 1995: 横浜マリノス | 1996: 鹿島アントラーズ | 1997: ジュビロ磐田 | 1998: 鹿島アントラーズ | 1999: ジュビロ磐田
2000年代 2000: 鹿島アントラーズ | 2001: 鹿島アントラーズ | 2002: ジュビロ磐田 | 2003: 横浜F・マリノス | 2004: 横浜F・マリノス | 2005: ガンバ大阪 | 2006: 浦和レッズ | 2007: 鹿島アントラーズ | 2008: 鹿島アントラーズ | 2009: 鹿島アントラーズ
2010年代 2010: 名古屋グランパス | 2011: 柏レイソル | 2012: サンフレッチェ広島 | 2013: サンフレッチェ広島 | 2014: ガンバ大阪 | 2015: サンフレッチェ広島 | 2016: 鹿島アントラーズ | 2017: 川崎フロンターレ | 2018: 川崎フロンターレ | 2019: 横浜F・マリノス
2020年代 2020: 川崎フロンターレ | 2021: 川崎フロンターレ | 2022: 横浜F・マリノス | 2023: ヴィッセル神戸
関連項目:J2リーグ - J3リーグ - Jリーグ杯 - 天皇杯 - スーパー杯 - AFCチャンピオンズリーグ
Jリーグカップ歴代優勝チーム
1990年代 1992: ヴェルディ川崎 | 1993: ヴェルディ川崎 | 1994: ヴェルディ川崎 | 1996: 清水エスパルス | 1997: 鹿島アントラーズ | 1998: ジュビロ磐田 | 1999: 柏レイソル
2000年代 2000: 鹿島アントラーズ | 2001: 横浜F・マリノス | 2002: 鹿島アントラーズ | 2003: 浦和レッズ | 2004: FC東京 | 2005: ジェフユナイテッド千葉 | 2006: ジェフユナイテッド千葉 | 2007: ガンバ大阪 | 2008: 大分トリニータ | 2009: FC東京
2010年代 2010: ジュビロ磐田 | 2011: 鹿島アントラーズ | 2012: 鹿島アントラーズ | 2013: 柏レイソル | 2014: ガンバ大阪 | 2015: 鹿島アントラーズ | 2016: 浦和レッズ | 2017: セレッソ大阪 | 2018: 湘南ベルマーレ | 2019: 川崎フロンターレ
2020年代 2020: FC東京 | 2021: 名古屋グランパス | 2022: サンフレッチェ広島 | 2023: アビスパ福岡
関連項目:J1リーグ - J2リーグ - J3リーグ - 天皇杯 - スーパー杯 - AFCチャンピオンズリーグ
1990年代 1992: 日産FC横浜マリノス | 1993: 横浜フリューゲルス | 1994: ベルマーレ平塚 | 1995: 名古屋グランパスエイト | 1996: ヴェルディ川崎 | 1997: 鹿島アントラーズ | 1998: 横浜フリューゲルス | 1999: 名古屋グランパスエイト
2000年代 2000: 鹿島アントラーズ | 2001: 清水エスパルス | 2002: 京都パープルサンガ | 2003: ジュビロ磐田 | 2004: 東京ヴェルディ1969 | 2005: 浦和レッズ | 2006: 浦和レッズ | 2007: 鹿島アントラーズ | 2008: ガンバ大阪 | 2009: ガンバ大阪
2010年代 2010: 鹿島アントラーズ | 2011: FC東京 | 2012: 柏レイソル | 2013: 横浜F・マリノス | 2014: ガンバ大阪 | 2015: ガンバ大阪 | 2016: 鹿島アントラーズ | 2017: セレッソ大阪 | 2018: 浦和レッズ | 2019: ヴィッセル神戸
2020年代 2020: 川崎フロンターレ | 2021: 浦和レッズ | 2022:ヴァンフォーレ甲府
関連項目:J1リーグ - J2リーグ - J3リーグ - Jリーグ杯 - スーパー杯 - AFCチャンピオンズリーグ
FUJIFILM SUPER CUP歴代優勝チーム
1990年代 1994: ヴェルディ川崎 | 1995: ヴェルディ川崎 | 1996: 名古屋グランパスエイト | 1997: 鹿島アントラーズ | 1998: 鹿島アントラーズ | 1999: 鹿島アントラーズ
2000年代 2000: ジュビロ磐田 | 2001: 清水エスパルス | 2002: 清水エスパルス | 2003: ジュビロ磐田 | 2004: ジュビロ磐田 | 2005: 東京ヴェルディ1969 | 2006: 浦和レッズ | 2007: ガンバ大阪 | 2008: サンフレッチェ広島 | 2009: 鹿島アントラーズ
2010年代 2010: 鹿島アントラーズ | 2011: 名古屋グランパス | 2012: 柏レイソル | 2013: サンフレッチェ広島 | 2014: サンフレッチェ広島 | 2015: ガンバ大阪 | 2016: サンフレッチェ広島 | 2017: 鹿島アントラーズ | 2018: セレッソ大阪 | 2019: 川崎フロンターレ
2020年代 2020: ヴィッセル神戸 | 2021: 川崎フロンターレ | 2022: 浦和レッズ | 2023: 横浜F・マリノス
関連項目:J1リーグ - J2リーグ - J3リーグ - Jリーグ杯 - 天皇杯 - AFCチャンピオンズリーグ