Eテレ

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Eテレ(いーてれ、英: NHK Educational TV)は日本放送協会の放送サービスNHK教育テレビジョンの愛称である。2011年6月からNHK教育テレビジョンの愛称(略称)が「ETV」から「Eテレ」に変更された。

沿革[編集]

NHK教育テレビジョンは1959年1月10日に放送開始した。教育放送を専門に扱うテレビジョン放送局(JOAB-TV)として1月に東京、同年4月1日に大阪が開局した。

当初の放送は平日昼の部が午前11時から午後1時40分までとし、午前中55分間は小中学校向け、午後22分間に中学校向け番組を組んだ。夜は6時から10時までとし、7時から1時間半が青少年向け学習番組、その後1時間が一般教養、最後の30分が高校生講座であった。早朝、および日中のうち午後の時間帯は放送は休止し、放送設備点検のためのテストパターン画像送信とレコード音楽を流していた。

東京と大阪でカラーテレビの放送が1960年2月18日に始まった。このころ東京、大阪でカラーTVを見ることができたのはNHK教育のほかは、総合だけであった。 NHK杯テレビ囲碁トーナメントは1962年度の第10回からNHK教育TVで放送されるようになった。それ以前は、NHKラジオ第2放送によるラジオ放送であった。

1977年(昭和52年)頃には、『みんなのせかい』、『中学生日記』などが放送されていた。

児童の時制理解に対する教育放送の役割[編集]

茨木大学の村野井均は児童の時制理解が小学校低学年で起こることに着目し、その基礎をアニメ「さざえさん」が作ったとしている。しかし、サザエさんでは複雑な時制を扱えないことも指摘した。小学校3年生向けの「さわやか3組」が複雑な時制を教えるために効果があったことを実証した。

民間放送ではできず、NHKではできた理由を次のように述べている。アニメ「さざえさん」は児童が家庭で兄弟等とみることが前提となっており、児童に分からないものは放送できない。これに対して「さわやか3組」は学校の授業中に視聴するものとの前提で視聴される。教師がそばにいて、児童に質問を投げかけたり、児童同士が教えあったり、児童の理解不足を教師が説明できるという教育的効果があることを述べている[1]

参考文献[編集]

  1. 村野井均(2018)『児童の時制理解にNHK教育テレビが果たした役割』茨城大学教育学部紀要, 教育科学 Vol.67 pp.605 -617