地下駅

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地下駅(ちかえき)とは、プラットホーム等の駅設備が地下に存在する鉄道駅のことである。

特徴[編集]

一般的には駅のプラットホームが地表面より低い場合にこの名称が用いられる場合が多い。開削工法シールド工法・山岳工法等でトンネルを作り、その内部にプラットホームを設置する。改札階との移動は階段のほかにもエスカレータやエレベータを用いることが多い。

需要が多い一方で、地上で広い土地を使えない、大都市の都心部に多い。トンネル区間の多い、険しい山岳地帯でも稀に見られる。

長所[編集]

  • 地上面の土地の専有面積を最小限にできるため、土地の有効活用ができる。
  • 騒音や公害(例えば日照権)面で有利
  • 有事の際の地下シェルター代わりにすることができる。旧社会主義系国家では、地下シェルターにすることを前提に地下100m以上の超大深度地下に建設された駅も存在する。

短所[編集]

  • 建設に地上駅高架駅とは違って莫大な費用が掛かる。
  • 地下用水が隣接している場合、水圧で劣化が早まる可能性がある。
  • 火災やテロが発生した際の安全対策や避難方法の周知徹底が必要である。韓国で2003年に発生した大邱地下鉄放火事件では、乗務員や駅員等の不手際により被害が拡大した。
  • 駅出口からホームまでの距離が遠く、高齢者の負担になりやすい。2015年に開業した仙台市地下鉄東西線では路線と並行する市営バス路線を軒並み廃止したためマイカーや他路線へ利用者の逸走が起き、交通局全体の収支がかえって悪化した事例もある。

著名な地下駅[編集]

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モグラ駅#一例」も参照

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 天野光三・前田泰敬・三輪利英『第2版図説鉄道工学』丸善株式会社2001年3月25日発行。
  • 椹木亨、柴田徹、中川博次『土木へのアプローチ』技報堂出版1999年1月25日3版1刷発行。