緩行列車

緩行列車（かんこうれっしゃ）とは、運行区間の各駅に停車する列車を示す言葉。日本の鉄道の列車種別に於いては、専ら各駅停車や普通列車の種別名が用いられる。

用例

緩行線

• 複々線区間において、緩行線を運行する列車。（むしろ、各駅停車線や普通列車線を用いることがない。）多くは鉄道ファンや事業者部内用語だが、JR東日本に限れば一般旅客向けの案内にも用いられる。対義語は快速線。
  • 中央・総武緩行線
  • 常磐緩行線
  • 京阪神緩行線
    • ただし、緩行線にも快速が運行し、途中駅での追い抜きも行われる。正式には「電車線」。
  • 東武スカイツリーライン 北千住 - 北越谷間
  • 京阪本線 中之島線中之島 - 萱島間

緩行線に相当の事例

• JR京浜東北線：日暮里～王子間を除き、東海道線、東北本線の緩行線に相当
• 横須賀線（横須賀線用連絡線・戸塚 - 横浜）
• JR東海道線 (名古屋地区)：金山〜名古屋間で中央本線が停車しない尾頭橋駅に停まる。
• 京王新線
• 東急大井町線の青各停
• 南海電鉄高野線のなんば〜天下茶屋間
• 阪急電鉄大阪梅田〜十三間の神宝線

その他

鉄道アナリスト川島令三の著書で、各駅停車の意味でよく使われる。