西武鉄道
あれも、これも、かなう。西武鉄道
種類 | 株式会社 |
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略称 | 西武 |
本社所在地 | 日本 〒359-8520 埼玉県所沢市くすのき台1-11-1 |
設立 | 1912年5月7日 |
業種 | 陸運業 |
事業内容 | 鉄道事業・観光開発事業・不動産事業 |
代表者 | 取締役社長 喜多村樹美男 |
資本金 | 216億6523万2千円(2015年) |
主要株主 | 株式会社西武ホールディングス 100% |
外部リンク | 西武鉄道 |
西武鉄道(せいぶてつどう) は、埼玉県に本社を置き、東京都から埼玉県にかけて列車を運行する西武ホールディングス傘下の鉄道事業者である。旅客営業キロは176.6kmで大手私鉄では5番目となる。
概要[編集]
西武新宿・池袋から埼玉県の所沢・川越・飯能・秩父などを結ぶ路線を持つ鉄道事業を主とする。
西武は物件を多く所有していた時期があったことから、その戦略は東急・小田急・阪急に似ているとされるが、プリンスホテルの前身である箱根土地という不動産会社が元々の起源のため、自社沿線のイメージ向上を目的としていない、もしくは結果的に向上していないところが異なる。
西武は、堤一族がかつてグループ全体を支配し、物件を全国に置くことで莫大な収益を上げ影響力を持っていたことから、鉄道会社のみならずダイエーやその他の大手百貨店やホテル会社ともライバル関係であった。但し、1964年に発足した西武流通グループから改称したセゾングループが西武鉄道グループからの独自色を強めていた。
社名[編集]
西武鉄道は、元々新宿線、国分寺線などを運営していた鉄道会社の社名で、1940年代に堤康次郎が傘下に入れた池袋線系の武蔵野鉄道が逆さ合併で西武鉄道(1945年9月22日の合併時は西武農業鉄道)の社名を採用した。この名称は1年あまりであったが西武鉄道に土臭い印象を抱かせた。なお堤康次郎の息子の辻井喬は日本共産党に入党したのちセゾングループ代表に就任。
近年の動向[編集]
80年代 セゾン文化
- 80年代に入るとバブル景気に向かう好景気で、おしゃれで豊かな生活を求める大衆に西武百貨店・パルコ・ロフト・無印良品・西友・プリンスホテル・ファミリーマートなど西武・セゾングループが高い評価を得ていた。80年代やバブルを語る上でも西武の話題が登場するくらい影響力があった。全国の都市やリゾート地に西武グループが進出し、渋谷では東急と箱根では小田急と競い合い、他社の沿線であることから争いが激化した。これら西武の全国戦略を参考に1988年に桃太郎電鉄も発売されている。苗場プリンスホテルで松任谷由実のライブ、西武球場で渡辺美里のライブを開催し人気となった。当時、オーナーの堤は、アメリカ「フォーブス」誌から「世界一の資産家」と言われた。
西武グループ・セゾングループ崩壊
- バブル崩壊以降、状況は一変して経営状態が悪化、2001年に、セゾングループは解散。2004年に総会屋利益供与事件・証券取引法違反事件が発生し社長が逮捕され上場廃止処分となった。これにより主な関係会社の大半が、売却され他社グループとなる。
- パルコは大丸松坂屋を運営する「J.フロント リテイリング」に、ロフト・西武百貨店※は「セブン&アイ・ホールディングス」のグループに、西友※はアメリカの「ウォルマート」のグループに、無印良品やファミリーマートなども西武から離れ、西武グループではなくなっている。主に現在も残っているものがプリンスホテルである。対して小田急は2004年に「小田急箱根ホールディングス」を発足し、より小田急色が強まる形で箱根の争いは終結した。渋谷は東急が再開発を進め、より一層東急によってまとめられる。
2012年 不採算5路線・埼玉西武ライオンズ株主騒動
- 2012年、アメリカの大株主「サーベラス」が秩父線・山口線・国分寺線・多摩湖線・多摩川線の廃止と埼玉西武ライオンズを売却するように提案していたことが発覚し注目された。これに対して西武は廃止も売却もするつもりはなく、秩父への新型特急車両で対抗している。
2016年 創業家「堤一族」が西武グループを失う
2020年-2022年 コロナで大打撃 サステナ車両導入・プリンスホテル大量売却
- 新型コロナウイルスの影響で、鉄道・ホテル業などが深刻な経営状況になっており2021年は鉄道沿線事業は赤字98億円、ホテルレジャー事業は赤字534億円を記録[2][3]。社長がテレビに生出演し状況を説明し鉄道は車両を削減しワンマン運転にしていくと発言。そんな中でサステナ車両(中古車両)導入を発表。
沿革[編集]
- 1894年 - 現在の新宿線系統の前身の川越鉄道が創立。
- 1912年(明治45年) - 現在の池袋線系統の前身である武蔵野鉄道が創立。
- 1922年 - 旧川越鉄道などを母体に、(旧)西武鉄道が発足。
- 1945年9月22日 - 武蔵野鉄道が旧西武鉄道および食糧増産を吸収合併し、西武農業鉄道が発足。
- 1946年11月15日 - 西武農業鉄道を現社名に改称。
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運行路線[編集]
車両[編集]
- 新101系
- 4000系
- 6000系
- 9000系
- 10000系
- 20000系
- 30000系
- 40000系
- 001系
- 8500系
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在線[編集]
社内向けの専用通信環境が必要となっており、関係者以外が閲覧することは基本的に不可能となっている。 だが一般旅客向けの「西武線アプリ」で営業列車の車種・走行位置はもちろんのこと、ラッピングや特別塗装が行われている車両が充当されている場合に限り、非営業・団体専用列車の走行位置まで確認することができるため、わざわざリスクを冒してまで業務用の在線を見る必要はないのかもしれない。また、業務用Smoozもあるが、クライアント証明書が必要であり閲覧はできない。またStrain運用時などは、東京メトロ、東急電鉄同様に当システムを使用している。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
脚注[編集]
- 注
- 出典
日本の主な鉄道事業者 |