三春城
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三春城(みはるじょう)とは、福島県田村郡三春町大町にかつて存在した日本の城である。
概要[編集]
三春市街の東にある標高408メートルの大志多山の上に存在していた城で、舞鶴城(まいづるじょう)とも言われていた。
室町時代後期の永正年間(1504年から1521年)に田村義顕により築城され、以後は田村氏の居城となる。しかし天正18年(1590年)に豊臣秀吉の小田原征伐で田村氏は参陣しなかったため、奥州仕置により改易となった。
その後、江戸時代前期の正保2年(1645年)、常陸国宍戸藩から秋田俊季が5万5000石で入封し、ここに三春藩が立藩。以後、三春藩の藩庁として三春城は利用され、明治維新を迎えた。
明治4年(1871年)、三春城は破却された。現在は天守閣の跡を城山公園として開放しており、三春市街を見下ろす自然の展望台となっている。
アクセス[編集]
- JR磐越東線・三春駅から徒歩30分。
- JR磐越東線・三春駅から町営バス・街中循環コース他に乗り「保健センター」バス停下車、お城坂入口まで徒歩すぐ。
- JR東北本線/東北新幹線・郡山駅から福島交通バス「三春清水行き」に乗り「南町」バス停下車、お城坂入口まで徒歩すぐ。
- 磐越自動車道・船引三春ICから15分。