トルコ
トルコ共和国(トルコきょうわこく、Turkey)は、アジア西端及びバルカン半島の一部にまたがる国家。
概要[編集]
面積は783,562km²、人口は7938万人(2015年現在)。首都はアンカラ。公用語は、トルコ語。黒海と地中海にはさまれた小アジア半島。トルコの西部には、エーゲ海がある。
人口最大都市は、イスタンブール。首都のアンカラ、及びイスタンブール、イズミールが主要3都市となっている。イスタンブールは、前身の世界帝国であるオスマン帝国の首都として栄え、キリスト教からイスラム教の国の首都となった。ローマ帝国ではビザンチウムとして栄え、その後もビザンチン帝国ではコンスタンチノープル、オスマン帝国ではイスタンブールと名を変えながら栄えてきた。
イメージは、トルコ料理、トルコの軍楽隊、トルコアイスなどが思い出される。
グルジア、アルメニア共和国、シリア・アラブ共和国、イラク共和国、イラン・イスラム共和国と国境を接している。バルカン半島では、ブルガリア共和国、ギリシャ共和国とも国境を接している。
トルコの国旗は、「三日月旗」である。赤地に白い三日月と五芒星を配した旗。三日月と星は、進歩、国民の一致、独立を意味する。赤はオスマン朝が好んで使用した色。
歴史[編集]
オスマン帝国を直接の前身としている。
第二次世界大戦まで[編集]
共和制を宣言した1923年10月29日を建国記念日としている。イスラム世界初の政教分離を掲げた世俗主義国家である。ヨーロッパの制度や文化を取り入れていくことになった。
第二次世界大戦[編集]
第二次世界大戦では、戦争終盤に連合国側として参戦している。
近年[編集]
ヨーロッパの一員として、欧州連合への加盟を目指しているが、難航している。
昨今は、テレビドラマが輸出産業として栄えている。
国際関係[編集]
キプロス[編集]
ギリシャとは、キプロス共和国の扱いを巡って対立している。キプロスにはギリシャ系とトルコ系がおり、互いに利害が絡み合っていることもあって問題は長期化。
トルコは、トルコ系が多く住む北キプロスを北キプロス・トルコ共和国として国家承認している。
ノルウェー・スウェーデン[編集]
日本[編集]
親日派が多い傾向にある。エルトゥールル号遭難事件の際の対応が一つの要因とされている。
外部リンク[編集]
欧州連合加盟国 |