JR北上線
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北上線 (きたかみせん)とは、東日本旅客鉄道の鉄道路線 (地方交通線)である。
概要[編集]
北上駅と秋田県南の拠点駅横手駅とを結ぶ鉄道線。かつては、横手と黒沢尻(北上駅の前名)を結ぶ横黒線(おうこくせん)の路線名称だった。
軌間1067mm、営業キロ61.1kmの非電化鉄道路線である。東北新幹線接続路線にも関わらず、秋田新幹線のルート構想から外れ、2022年現在、普通列車の運転本数が10往復にも満たない閑散路線である。
かつては、仙台~秋田のルートの中では仙山線経由に次いで短いこともあり、東北横断路線として重きが置かれた。また、貨物輸送が盛んだった頃は奥羽本線の各駅が貨物の滞貨に頭を痛めていたとき、北上線へ貨物列車を迂回輸送させたところ、滞貨が一掃されたという。
東北新幹線本格開業前までは優等列車も運転されていた。昭和43年10月1日日本国有鉄道ダイヤ改正では仙台駅と秋田駅・青森駅を結ぶ急行「あけぼの」→「きたかみ」が一等車を連結して運転し、1971年には特急「あおば」が新設されたが、1976年に惜しくも廃止。急行「きたかみ」はその後も運行されたが、1982年11月ダイヤ改正で快速に格下げされた。
田沢湖・奥羽本線標準軌化工事の際には、1年間の暫定で特急「秋田リレー」号の運転が行われ、一時期に特急が復活した。
ダイヤ[編集]
概ね、3時間間隔で運行している。多くは各駅停車だが、一部は快速として運行し、小松川以外の各駅に停車する。
その他[編集]
秋田自動車道と全区間で並行している。
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