電空物語
『電空物語』(でんくうものがたり)は、2020年(令和2年)4月6日からNHK教育テレビジョンの子供向けバラエティ番組『天才てれびくんhello,』で月曜日から水曜日に放送された2020年(令和2年)度からの年間設定である「電空」を舞台にした同番組のドラマである[1]。
目次
- 1 概要
- 2 ストーリーの構成
- 3 あらすじ
- 4 放映リスト
- 5 登場人物
- 5.1 電空関係者
- 5.2 てれび戦士
- 5.3 敵キャラクター
- 5.4 ゲストキャラクター
- 5.4.1 ユウマとソノマ編
- 5.4.2 ギュナイ編(第7回 - 第9回、第58回 - 第60回)
- 5.4.3 マウナ編(第10回 - 第12回、第55回 - 第57回)
- 5.4.4 レイ編(第13回 - 第15回)
- 5.4.5 ベニオ編(第19回 - 第21回、第61回 - 第63回)
- 5.4.6 イク編(第22回 - 第24回、第67回 - 第69回)
- 5.4.7 ソニア編(第31回 - 第33回)
- 5.4.8 リオン編(第34回 - 第36回、第70回 - 第72回)
- 5.4.9 セリナ編(第37回 - 第39回)
- 5.4.10 ショウタ編(第40回 - 第42回)
- 5.4.11 ゲンタ編(第43回 - 第45回)
- 5.4.12 ユラ編(第46回 - 第48回、第73回 - 第75回)
- 5.5 電空の住人
- 6 用語
- 7 スタッフ
- 8 作品の評価
- 9 脚注
- 10 外部リンク
概要[編集]
月曜日から水曜日の序盤に放送[1]。1話7分。また、ストーリーのあらすじやサブタイトル内ではてれび戦士の名前は漢字表記があっても片仮名表記に統一されている。
時代設定は「ちょっと先の未来」であるが[1]、第13回における現在は「2020年」である。またゲストをはじめ出演者に番組を卒業したてれび戦士を務めた者を含む無印時代からYOU時代までの出演者が多数出演するのが特徴。
第13回から第18回までは新型コロナウイルス対策により、テレビ電話にCGを合成した映像構成となっている。
第67回から第75回までは「電空リサーチ」放送後の中盤に放送された。
『Let's』『YOU』と比べて他の番組コーナーとの関係性が薄くなったが、第79回(2021年2月15日)以降、あどミンとみやぞんの出演コーナーがドラマの展開に合わせて変更になっている。また、第85回では「電空リサーチ」の一部回の映像が使用された。
ストーリーの構成[編集]
2020年度[編集]
ドラマは主に「ユウマ編」と「デンリキ回収編」に分けられ(どちらも正式名称ではない)、ドラマ冒頭の「これまでのあらすじ」は主役のてれび戦士がナレーションを担当する。
「ユウマ編」は電空の謎に迫るメインストーリー。脚本は佐藤大(『hello,』のメイン構成と兼任)と福島直浩が担当している。
「デンリキ回収編」は悠真とそのま以外のてれび戦士1名を主役にしたストーリー。主役てれび戦士のデンリキの発現からあどミンによる回収までを1週3話で描く。
再放送の傑作選「一気見」は1日の放送で1週3話分を連続放送する。「ユウマ編」は初回放送順に連続編成されるが、「デンリキ回収編」は初回放送と異なる順番で編成されることがある。
2021年度[編集]
主役のてれび戦士があどミンからデンリキを与えられ、自身の電キャにデンリキを吸収されるまでを1週3話で描く。
あらすじ[編集]
ちょっと先の未来。子どもたちだけが入れる仮想空間「電空」が壊れ、ログインできなくなってしまう。秘密基地「かくれガレージ」に集結した13人のてれび戦士がエンジ(エンジニア)のみやぞんと「電空」を取り戻すために奮闘する[1]。
放映リスト[編集]
タイトルには必ず「,」(コンマ)が入っている。
2020年度[編集]
回 | タイトル | 初回放送日 | 脚本 | 主演 |
---|---|---|---|---|
1 | ハロー,てれび戦士 | 2020年 | 4月 6日佐藤大 | 坂上悠真 |
2 | ふしぎな力,デンリキ | 4月 7日 | ||
3 | あどミン探しと,変な男 | 4月 8日 | ||
4 | デンリキの,使いみち | 4月13日 | 福島直浩 | |
5 | ボクと妹,ひゃっくりカエル!? | 4月14日 | ||
6 | あどミンの,食べもの | 4月15日 | ||
7 | ピンク,にしちゃえ↑ | 4月20日 | 古澤健 | ギュナイ滝美 |
8 | ピンク,はやめよう↓ | 4月21日 | ||
9 | ピンク,の空♥ | 4月22日 | ||
10 | ダンスは,もうやめた | 5月25日 | 池田亮 | 稲毛眞生 |
11 | みんな,思いどおり | 5月26日 | ||
12 | ボクが,やりたいこと | 5月27日 | ||
13 | 時をめくる,レイ | 6月 1日 | 今野恭成 | 筧礼 |
14 | めくりすぎた,ミライ | 6月 2日 | ||
15 | めくるめく,イマ | 6月 3日 | ||
16 | アレハ,ナンダ!? エピソードA | 6月 8日 | 宮本亮 | 特別編 |
17 | アレハ,ナンダ!? エピソードB | 6月 9日 | ||
18 | アレハ,ナンダ!? エピソードC | 6月10日 | ||
19 | ノロマと,よばないで | 7月 6日 | 渡辺謙作 | 大谷紅緒 |
20 | スピード,出しすぎ注意 | 7月 7日 | ||
21 | デンリキvs世界最速, | 7月 8日 | ||
22 | オレは,モテたい | 7月13日 | 関田育子 | 冨士原生 |
23 | モテ期,来た! | 7月14日 | ||
24 | 不器用,だけど | 7月15日 | ||
25 | ソノマ,あらわる | 8月31日 | 福島直浩 | 坂上悠真 松尾そのま |
26 | プラネタリウム,すれちがい | 9月 1日 | ||
27 | デンリキ,使ったのはだれ? | 9月 2日 | ||
28 | ソノマを,おいかけろ | 9月 7日 | 佐藤大 | |
29 | ソノマの,しるし | 9月 8日 | ||
30 | ソノマの,やりかた | 9月 9日 | ||
31 | 心の中を,のぞいてみたら | 9月14日 | 小林雄次 | ソニア |
32 | 気になる,あの子 | 9月15日 | ||
33 | 恋の,キューピッド作戦 | 9月16日 | ||
34 | 名探偵,リオン | 9月21日 | 向田邦彦 | 谷川理音 |
35 | リオン,推理する | 9月22日 | ||
36 | そして,だれもいなくなった | 9月23日 | ||
37 | ニンジャ,ナンジャ | 9月28日 | 宮本亮 | 芹奈 |
38 | ナンダカンダ,ニンジャ | 9月29日 | ||
39 | バイバイ,ダブル | 9月30日 | ||
40 | 笑う門には,デンリキきたる | 10月 | 5日田辺茂範 | 阿比留照太 |
41 | お笑いデンリキ,スター誕生 | 10月 | 6日||
42 | もう一度,笑わせたい | 10月 | 7日||
43 | スラスラ,楽勝? | 10月12日 | 古澤健 | 溝口元太 |
44 | うそつき,ゲンタ? | 10月13日 | ||
45 | ゲンタの絵は,ホンモノ? | 10月14日 | ||
46 | ドラムと,バケツ | 10月19日 | 渡辺謙作 | 佐々木ゆら |
47 | バッケを,さがせ! | 10月20日 | ||
48 | ワガママ,言っちゃえ | 10月21日 | ||
49 | ダンス,オブ,スカイ | 10月26日 | 福島直浩 | 坂上悠真 松尾そのま |
50 | 助っ人は,どこに? | 10月27日 | ||
51 | 決戦は,水曜日 | 10月28日 | ||
52 | ソノマの,たくらみ | 11月 | 9日佐藤大 | |
53 | ふたつの,デンリキ | 11月10日 | ||
54 | ソノマ,てれび戦士 | 11月11日 | ||
55 | しゃべってよ,カメ | 11月16日 | 片桐絵梨子 | 稲毛眞生 |
56 | マウナとカメの,ちいさな旅 | 11月17日 | ||
57 | 生命の泉へ,風にのって | 11月18日 | ||
58 | なんで,でんりき,きゅうち | 11月23日 | 向田邦彦 | ギュナイ滝美 |
59 | ちこく,くるしみ,みっしつ | 11月24日 | ||
60 | つながり,りもーと,ともだち | 11月25日 | ||
61 | 本が,だいすき | 12月 | 7日田辺茂範 | 大谷紅緒 |
62 | ベニオ,本の中 | 12月 | 8日||
63 | めざせ,めでたし×2 | 12月 | 9日||
64 | なぞの,ハカイシャ | 12月14日 | 佐藤大 | 坂上悠真 筧礼 |
65 | てれび戦士,漂流記 | 12月15日 | ||
66 | ハカイシャ,ハカイ作戦 | 12月16日 | ||
67 | 尊敬,されたい | 2021年 | 1月 4日池田亮 | 冨士原生 |
68 | アドミン,ハカイ | 1月 5日 | ||
69 | みんなを,守る | 1月 6日 | ||
70 | 名探偵リオン,ふたたび | 1月11日 | 向田邦彦 | 谷川理音 |
71 | 暗号を,とけ! | 1月12日 | ||
72 | ホントの,犯人 | 1月13日 | ||
73 | ユラと,たいやき | 1月25日 | 宮本亮 | 佐々木ゆら |
74 | かみかざりの,思い出 | 1月26日 | ||
75 | 親友に,会わせたい | 1月27日 | ||
76 | 父からの,おくりもの | 2月 1日 | 福島直浩 | 坂上悠真 松尾そのま |
77 | 安全アプリ,起動! | 2月 2日 | ||
78 | めざせ,安全ブレーカー | 2月 3日 | ||
79 | よみがえる,電空 | 2月15日 | 鈴木洋介 | |
80 | 夢の楽園,電空 | 2月16日 | ||
81 | ハカイシャの,正体 | 2月17日 | ||
82 | ハカイ,ハカセの記憶 | 2月22日 | 佐藤大 | |
83 | リバース・コンバーターは,どこ? | 2月23日 | ||
84 | それぞれの思い,決戦へ | 2月24日 | ||
85 | 最後まで,ハローハロー | 3月15日 | 完結編 |
週 | 回 | タイトル |
---|---|---|
1 | 1- 3 | みやぞん&てれび戦士出会いの物語! |
2 | 4- 6 | ユウマとみやぞんフシギな物語! |
3 | 7- 9 | ギュナイとみやぞんポップなSF物語 |
4 | 10-12 | マウナとみやぞんSF物語! |
5 | 13-15 | 時をめくるレイ |
6 | 16-18 | てれび戦士とナゾの物体! |
7 | 19-21 | ベニオとみやぞんドタバタSF! |
8 | 22-24 | イクとみやぞんモテモテSF |
9 | 25-27 | ナゾの転校生ソノマあらわる |
10 | 28-30 | 敵か味方か?あやしいあの子 |
12 | 34-36 | 名探偵リオン 犯人はだれだ? |
13 | 37-39 | セリナのニンジャナンジャ |
14 | 40-42 | ショウタのドッゲラカーン |
15 | 43-45 | 電空にモンスターあらわる!? |
17 | 49-51 | ダンス,オブ,スカイ |
18 | 52-54 | 「なぞの転校生」ソノマの正体が! |
19 | 55-57 | マウナと不思議なカメのロードムービー |
20 | 58-60 | しりとりで何でもお取りよせ! |
21 | 61-63 | 本の世界へ冒険の旅! |
22 | 64-66 | 電空になぞのハカイシャあらわる! |
23 | 67-69 | イクの「ガチャガラポン」! |
26 | 76-78 | 電空のヒミツが明かされる!? |
2021年度[編集]
回 | タイトル | 初回放送日 | 脚本 | 主演 |
---|---|---|---|---|
86 | あどミンに,アイタイ | 2021年 | 4月 5日鈴木洋介 | 坂上悠真 勅使河原空 |
87 | あどミンは,ドコ? | 4月 6日 | ||
88 | あどミン,タスケル | 4月 7日 | ||
89 | ソラの,ディスタンス | 4月12日 | 今野恭成 | 勅使河原空 |
90 | シュルシュル,みんな | 4月13日 | ||
91 | 4月14日 |
登場人物[編集]
電空関係者[編集]
- 桜川春一郎(さくらがわ しゅんいちろう)
- 演 - 前田公輝
- 第49回から第51回までに登場。「ダンス・オブ・スカイ」の開発者。そのまが探しているとある人物(後述のみやぞの博士)と同じ会社で働いているのだが、「相手は自分が入ってすぐに辞めてしまった」とのことで、そのまは望む情報を手に入れられなかった。
- 第52回ではみやぞんエンジを見て「博士」という言葉をこぼす。「みやぞの博士がDOSの基礎プログラムを作った」という情報をみやぞんエンジと悠真に伝え、悠真の電キャがゲーム内に登場した理由を「基礎プログラムが残っていたのではないか」と考えた。
- 第88回では空と麻理亜を連れて電キャんぷベースを訪れた。しかし入ってきたのがちょうど悠真の電キャが喋った直後だったため、現場に居合わせることができず悔しがっていた。第89回ではてれび戦士たちに新しい任務として「電空が急に復活した理由は電キャにある」と伝えた。その後ダンス・オブ・スカイで高得点を出した悠真に感心していたところ、空のデンリキで悠真、眞生、ソニア、麻里亜、他の研究員もろとも建物から追い出されてしまう。
- 前田は2003年度 - 2005年度のてれび戦士。
かくれガレージ所有者[編集]
- みやぞんエンジ
- 演 - みやぞん
- 電空のエンジ。かくれガレージの所有者で、様々なアイテムを製作する発明家でもある。相手のことはさん付けで呼び、常に敬語で話す。発明品をてれび戦士に壊されてしまうこともよくあるが[注 1]、「壊れてもまた作り直せばいい」と考えているため、怒ることはない。
- 10年物の痔持ちらしく、第16回から第18回まではあどミンに私物の「お尻に優しいクッション」を巨大化され、「謎の物体」としててれび戦士の間で騒ぎになった[注 2]。
- また、オカルトの類も苦手なようで、第35回では山荘の人々が消えていく事件を「神隠し」と表現した悠真の横で怯えていた。
- 第52回では自身の電キャがDOSに登場したことを怪しんだ悠真と共に桜川の元へ向かう。そこで桜川に「博士」と呼ばれたほか、第54回ではそのまに「お父さん」と呼ばれたが、みやぞんエンジ側にその記憶はなくその場では「人違い」として処理された。
- 第64回では眠っている間に電空のハカイシャにかくれガレージを襲撃されたが、騒ぎには全く気づいていなかった。第66回でシャッターの修理を終わらせた際、悠真から電話がかかってきたことに気づく。てれび戦士全員をかくれガレージに匿ったあと、眠っていたあどミンの足にスプレーを吹き掛けて起こした。
- 第80回で明かされた正体はみやぞの博士の電キャ[注 3]。しかしその事を語った直後あどミンに襲われ、そのまに自身のギターを託し、悠真たちを逃がして彼らの身代わりになって攻撃を喰らい消滅してしまう。
- 第85回では何故か復活していて、かくれガレージにワープしてきた悠真の前に現れた。
- みやぞの博士(みやぞのはかせ)
- 演 - みやぞん
- 写真での初登場は第51回、そのまの回想シーンでの登場及び名前が判明したのは第52回[注 4]、本人の登場は第81回。
- DOSの基礎データをプログラムした人物。そのまの父親であることも示唆され、第77回で明言された。桜川曰く自分が入ってすぐ会社を辞めてしまったらしい。桜川やそのまが見間違えるほどみやぞんエンジと瓜二つだという。また、電空の開発にも関わったとのこと。そのまはあやとりを彼から教わったが、電空が壊れた際に「電空を直しに行ってくる」と言い残して失踪してしまう。そのまは彼を探すために独自行動をしていた。一人称はみやぞんエンジと同じく「私」だが、敬語は使わない。
- 第76回では「危険な存在が迫ったときそれがキバを剥く」と書き残していて、そのまに武器を渡した。また、みやぞんエンジと同じく歌も好きで、電空のテーマソング(みやぞんエンジが「ピクセルの採掘場」コーナーの最後に歌っている曲)も作曲していた。
- 第81回では電空のハカイシャの正体として直接登場した。電空を破壊しようとして爆発に巻き込まれたあと、電空のプログラムの抵抗に遭い電空のハカイシャとして暴走してしまっていた。そのまが演奏したギターを聞いて苦しみ、仮面が割れて正気に戻ることでついにそのまと再会することができた。悠真たちに謝罪し、彼らをかくれガレージ・オリジンへとワープさせた。
- 第82回では悠真・そのまと共にリバース・コンバーターの探知機の在処を探すも、部屋が整頓されていなかったためそのまに呆れられた。挙げ句一人ぼっちになってしまった娘が書いた手紙を発見し号泣していたため、そのまと悠真を混乱させた。また、かつてゲーム会社で勤務していたがAI(あどミン)を開発するために退職したこと、そしてあどミンと共に電空を開発していたが彼が暴走し、自ら電空の安全ブレーカーを切ろうとして電空のハカイシャと化したことを明かした。第84回では1人であどミンと戦おうとしたが、そのまに「また自分を置いていくのか」と言われ、2人で決戦へと向かう。
- 第85回ではあどミンに「アヤ×2ツリングネットワーク」を使われ捕まってしまうが、黒いあどミンが消滅したと同時に解放された。しかしその後「これは終わりの始まり、このままでは君たちの記憶も世界も消えてしまう。これが最後のバグだ」と言うと同時にてれび戦士たちは苦しみ出し、記憶が消えかけてしまう。記憶を守るために「電空が再び暴走するから」とあどミンと電空を消そうとするが、「あどミンはバグじゃなくて仲間」とてれび戦士たちに説得され、「あどミンは私の子供だ」と思い直した。
- 第86回では直接登場しないが、みやぞんエンジとそのま曰く電空が急に復活した理由を調べているらしい。
- 第89回では旅に出たことが桜川から明かされた。
- 名前の由来は演じたみやぞんの本名「宮園大耕」から。ただし、「宮園博士」という漢字表記は誤りである。
電空のAI[編集]
- あどミン
- 声 - 新谷真弓
- 電空の管理者である人工知能。電空と現実世界を電子機器の画面を介して自由に行き来できる。白を基調に赤・青・緑の体色で、長めの腕と格子模様でできたような大きな耳と尻尾があり、両足は電源マークの形をしている。初対面の際、ゆら・礼・生からそれぞれウサギ・ネズミ・コウモリに間違えられていた。「〜ぽよ」が口癖で一人称は「ボク」。
- てれび戦士から受け取ったデンリキのエネルギーや「電空リサーチ」コーナーでの経験データを食べて回収することで電空を少しずつ修復できる。特にデンリキのエネルギーを食べると電空の1エリアを丸ごと修復できる模様。データやエネルギーを食べる時は、赤・青・緑の縞模様の長い舌を伸ばし丸呑みする。長い間何も食べないと眠ってしまい、一度寝てしまうとデンリキのエネルギーを与えない限り何をされても起きない。
- なお人間が食べている食べ物も一応食べることは可能だが、悠真が買ってきたカゲヤマ亭のジュエルシューを見た際には「気分じゃない」、ソフトクリームのクリームの部分をたくさん食べても「お腹の足しにはならない」、ゆらからもらったチョコレートに対して「甘苦くておいしくない」と発言するなど、普通の食べ物(特に甘い物)は好みではない模様。しかし酢昆布は「食べると体が痺れるような感覚になる」といたく気に入り、デンリキに匹敵する好物になった。
- 第25回・第26回ではゆらにお菓子をもらったりプラネタリウムに連れていってもらい喜んでいた。しかしその理由がデンリキをもらうためと知り失望してしまう。最終的にソニアの言葉で改心したゆらに謝罪され、あどミン本人も「言い過ぎた」と反省した。
- 第35回では山荘の招待客の消失事件の犯人にいち早く気づいていた。
- 第38回では「そもそも今ここで喋っている芹奈は本物なのか」と芹奈とダブルの区別がついていないような発言をしたため、口論になってしまい芹奈にポンコツ扱いされ激怒。芹奈にてれび戦士クビを宣告してしまう。最終的に懸命に努力した芹奈を認めた。
- デンリキを食べるためなら手段を一切選ばない一面もあり、第40回では照太に「やりたいこと(バク太郎とのライブを成功させること)がある」と言われデンリキを食べることを踏み留まったが、照太はテレビ出演時に逐一デンリキを使っていたため、第41回ではついに我慢できなくなり照太を追いかけ回す。しかしそのせいで疲れてしまい第42回の冒頭まで寝ていた。みやぞんエンジに「照太さんはこれで本当に最後と言っていました」と言われたが、ついに業を煮やして照太の前に現れ猛スピードでデンリキを食べてしまった。
- 第64回では何者かに酢昆布を食べられ憤慨していた矢先、電空のハカイシャの攻撃を喰らって足が黒くなり倒れてしまい、ゆらのスマホ内に匿われる。第66回では足を捻挫して眠っていた礼の夢の中に現れ、「自分を犠牲にすれば電空のハカイシャはもう追ってこない」と告げる。最終的にてれび戦士たちがかくれガレージに帰還した際、みやぞんエンジによって足にスプレーを吹き掛けられたことにより足の色が青に戻り目覚めた。
- 第67回では電空のハカイシャの仮面で洗脳されたてれび戦士たちから命を狙われてしまう。最後っ屁として生がデンリキを発動させた際には彼と入れ替わり、周囲を混乱させて動きを止めることに成功した。
- 第70回から第72回まででは理音のデンリキを美味しく食べるために謎を仕組んでいた。
- 第79回ではてれび戦士たちが安全ブレーカーを再起動させた際、体が赤と黒を基調とした凶悪な外観へと変化し、激しく苦しんだ後に後述の黒いあどミンに変化した。声が低くなり一人称が「私」へと変わった。冷酷な本性を露わにして「子供というものはいちいち感情を爆発させるからうるさい、子供達を安全かつ完全にコントロールする」と称し、てれび戦士を用済みと見なし消そうとする。第80回では本格的に電空を解放し子供たちをネット依存にさせる。かくれガレージに残っていたてれび戦士をバグと見なし消そうとするが、みやぞんエンジが「私がこの子達を守ります」と主張したため、「電キャの癖に自分に逆らうなんて」と彼を攻撃し消滅させる。
- 第83回では電空にアクセスしている子供たちの経験データを貪り、彼らの感情を消そうとしていた。また、かつて暴走した際、みやぞの博士によって電空の安全ブレーカーが切られたことにより記憶喪失となっていたことが判明した。
- 第85回ではソニアがデンリキで心の中を覗いた結果、黒いあどミンの中に閉じ込められていたことが判明。照太が黒いあどミンを笑わせて開いた口の中にゆらが酢昆布を放り込んだことにより、黒いあどミンの体内から出てきて、黒いあどミンと対峙し「ボクはキミ、キミはボク」「子供はすごい力を秘めている」と説得した。黒いあどミンが消滅した後、電空のデリートコマンドの暴走によりてれび戦士を始め全ての子供たちの記憶が消えかけてしまうが、それを止めるために「それがプログラムの運命」と自分が消えることを受け入れ、ゆらに貰った酢昆布を食べた後自ら安全ブレーカーを落とし、電空の全てと共に消滅してしまった。
- 第86回では悠真が読んでいた「月刊モー」にそれらしき影が写っていた(結局は取材陣のやらせだった)ほか、悠真の前にホログラムとして現れた。第87回ではクリプトオンズに拐われたことが空から明かされた。そして第88回、パソコンのモニター内に捕まっていたところを悠真と空に発見され解放された。
- 名前の由来はコンピュータやネットワークの用語で「管理者」の英語「administrator」の省略形「admin」。なお、変貌前の白いあどミンについては、キャラクター紹介の字幕欄と肩書が白地に黒文字で「電空の管理AI」であったが、変貌後の黒いあどミンについては黒地に白文字で「電空のAI」と変化している。
- 声を担当する新谷は『Let's天才てれびくん』広島どちゃもん・ぷうかの声、『天才てれびくんYOU』恐のもじもん・おそれっくすの声を担当しているため、天才てれびくんシリーズに3作連続で出演。
- 黒いあどミン(声:新谷真弓○)
- 初登場は第79回。てれび戦士達が安全ブレーカーを再起動させた際に体が赤と黒を基調とした凶悪な外観へと変化し、声も低くなり一人称が「私」へと変わったあどミン。性格も冷酷かつ傲慢な物に一変し、「子供というものはいちいち感情を爆発させるからうるさい、子供たちを安全かつ完全にコントロールする」と称し、てれび戦士を用済みと見なし消そうとする。第80回では本格的に電空を解放し子供たちをネット依存にさせる。かくれガレージに残っていたてれび戦士をバグと見なし消そうとするが、みやぞんエンジが「私がこの子たちを守ります」と主張したため、「電キャの癖に私に逆らうな」と彼を攻撃し消滅させる。
- 第82回でのみやぞの博士の話から、元来は「電空で遊ぶ子供の安全を見守る役割」だったのが、次第に子供の好奇心や豊かな感情を危険視するようになった結果黒いあどミンに変化していったことが判明した。第83回では電空にアクセスしている子供たちの経験データを貪り、彼らの感情を消そうとしていた。また、かつて暴走した際、ハカイシャに変化していくみやぞの博士によって電空の安全ブレーカーが切られ、同時にハカイシャの攻撃を受けたことにより記憶喪失(いわばリセットされたともいえる)となっていたことが判明した。
- 第85回では「チョキチョキチョッキング」や「グルグルーブ」でてれび戦士たちを襲うも、そのまにリバース・コンバーターで攻撃されほとんどのデンリキを分離させられた。だが「チョキチョキチョッキング」と「アヤ×2ツリングネットワーク」だけは残り、刃を出して攻撃したり逃げ遅れたてれび戦士を拘束したりしていた。その後ソニアにより中にいた白いあどミンの存在を暴かれ、照太に笑わされた隙をついてゆらに酢昆布を放り込まれ白いあどミンと分離させられた。「危険はバグだ」と主張するが、てれび戦士たちに「失敗も大切な経験、自分たちを信じて」と説得され苦悶した後、「アヤ×2ツリングネットワーク」で彼らを捕縛した上で消そうとするが、悠真の放った「ヒャックリカエル」で糸を反転させられてしまう。そして「集めた経験データも全て消える、これが最後の管理者命令だ」と言い残し消滅した。
てれび戦士[編集]
本作では「電空が壊れた際に飛び散ったエネルギーが宿り、デンリキを使えるようになった少年少女たち」と位置付けられている[1]。基本的に「デンリキ・〇〇」というコードを唱えると左手の甲に「電」の文字が浮かび上がり発動するが、無意識に発動する場合もある。
生・ゆら・芹奈・ギュナイは2018年度から、礼は2019年度から継続出演。また、2020年度で卒業した生・ゆら・理音の3人は「デンリキ回収編」ラスト3週(2021年1月)の主演を務めた。
ストーリーのあらすじやサブタイトル内ではてれび戦士の表記は氏名どちらか(ギュナイ滝美は姓、他のてれび戦士は名)のカタカナに統一され、この表記は「てれび戦士個人面談」、木曜生放送、エンディングテーマでも使用される。
第65回では各々がバックドアーズに追いかけられかくれガレージに逃げ込もうとしたが、電空のハカイシャの手によりシャッターを壊されていたため無人島に飛ばされてしまう。スマホを使おうとすると電空のハカイシャに察知されてしまうため、全員でスマホ無しのサバイバル生活を行うことになる。「ハカイシャハカイ作戦」と称して電空のハカイシャを倒そうとしたものの失敗してしまったが、みやぞんエンジがシャッターを修復したため帰還することが出来た。
てれび戦士名については梅田芹奈、マウスソニア以外は芸名をそのまま使用している。
※公式サイトの掲載順に基づく[2]。
- 冨士原生(ふじはら いく)〈中学2年生〉→〈中学3年生〉
- 通称はイク。
- 2020年度に出演。
- いつもモテたいと思っているが、周囲の女子からは全くモテない。また、大の小心者でもある[注 5]。
- 第18回では謎の物体(みやぞんエンジの痔用クッション)を元に戻す条件としてあどミンに提示された「あどミンを笑わせること」を達成するために理音と奔走する。本番では理音に修正される前のギャグを披露してしまい理音に突っ込まれたが、「ボケとツッコミが成立している」とあどミンからは好評だった。
- 第22回では念願のデンリキを手に入れたものの、実際は壊れたものを修復するデンリキ「チャランピッカリンコ!」であったため落胆してしまう。だがデンリキのお陰で周囲から信頼されるようになり、告白まで漕ぎ着けようと画策する。しかし偶然が重なり修復したはずの依頼品を壊れたまま渡してしまい、デンリキが失敗したと思い込みあどミンにデンリキを返してしまった。その後に舞い込んだ依頼は自力で修復することに挑戦した。最終的に成功させ、相手を映画に誘うも妄想中に帰られてしまった。
- 第30回ではそのまを追って元太と共に研究所へ乗り込むが、そのまのデンリキで生気を失い座り込んでいた警備員を見て逃げてしまった。
- 第53回では悠真の援護のためにそのまの元へと向かう。一度はそのまのデンリキにかかり動けなくなってしまったものの、悠真が新しいデンリキ「チョキチョキチョッキング」を発動させたため解放された。
- 第59回では眞生の誕生日会にリモートで参加していた。
- 第67回では「誰かに尊敬されたい」と願ったところ、誰かと入れ替われるデンリキ「ガチャガラポン」を得る。悠真と眞生に「芹奈が尊敬できる」と言われたため、芹奈と入れ替わって自身の願いを叶えようとする。芹奈の体で眞生の持ってきたガラクタを上手に縛り一度は褒められたものの、デンリキの効果時間が終わり入れ替わっていたことがバレたことにより失望され、芹奈からも「格好悪い、入れ替わっても自分が変わらないと意味がない」と突き放されてしまう。その後かくれガレージを訪れた際、あどミン入りのタブレットを破壊しようとしたゆら・悠真・眞生を見て「仮面を持って被ると洗脳される」と気付き芹奈と共に自身が作っていた秘密基地に逃げ込む。だが芹奈までもが洗脳され、ゆら達にも追い詰められた挙げ句手元に電空のハカイシャの仮面が現れ無理矢理被らされかけてしまう。何とか抵抗するも追い詰められたため、最終手段としてデンリキを使ってあどミンと入れ替わり、4人の中身さえも変えることで混乱させる。デンリキの効果時間が終わるや否やゆらにタブレットを割られかけてしまうが、その隙を突いて仮面を圧縮機に入れて全員の洗脳を解いた。帰り道に「自分は格好悪い」と落ち込んでいたが、秘密ノートを読んだ芹奈から「尊敬されるために皆を守るのではなく、皆を守るから尊敬される」と諭されたことがきっかけとなり「入れ替えるべきだったのは自分の考え方だった」と自信を取り戻した。
- 第78回では悠真が課題を達成したことにより出現した安全ブレーカーを再起動させた。
- 第82回では元太と共にリバース・コンバーターを探しに出掛けた。なお、バックドアーズに尾行されていたのには気づかず、ゆらを呆れさせた。
- 第85回では「チャランピッカリンコ!」でバリケードを張ってバックドアーズの侵入を防いだり、黒いあどミンに壊された防具代わりの日用品を修復したりした。
- 電キャは全身がブロックで構成されたロボット風の兵士。鎧には鷹の嘴や羽をモチーフとした飾りがある。関節がなく手足は胴体から独立しており、バラバラになっても各パーツがそれぞれ動くことができる。デンリキ発動時のポーズはステップを踏みながら両腕を振ったあと、右手を膝に当て、左手を顔の前に置く。
- 佐々木ゆら(ささき ゆら)〈中学2年生〉→〈中学3年生〉
- 通称はユラ。
- 2020年度に出演。
- ドラムが特技。相手に気を遣うあまり疲れてしまうこともしばしば。
- 第17回では空に出現した謎の物体の正体が誰かのデンリキであると考え、紅緒に確認のためビデオ通話をかけるが、逆に彼女の部屋掃除に付き合わされることになる。紅緒に「本当はちゃんとしなきゃって思ってるんじゃない?気楽に生きなよ」と言われてからは、彼女を尊敬し「師匠」と呼ぶようになった(第50回や第52回でも呼んでいた)。
- 第26回ではデンリキ狙いであどミンにお菓子を与えたりプラネタリウムに誘ったりして、仲良くなったところでデンリキをもらおうと画策するが、あどミンに計画を知られてしまい仲違いしてしまう。最終的にソニアのお陰で仲直りする。
- 第29回ではそのまを尾行するが、彼女には後をつけていることを最初から知られてしまっていて、デンリキで追い払われてしまった。
- 第46回では物体に顔を出現させるデンリキ「カオカオスッポカン」で喋るようになったバケツ・バッケと仲良くなる。ソロパートを「自分のせいで調和を乱してしまう」と気にして叩けないでいたが、バッケとカリンに励まされたことにより自分をさらけ出せるようになる。しかし、シンバルを叩いた勢いで右のスティックをすっ飛ばして紛失してしまい、カリン・礼・理音と協力してスティックを探し出した後、バッケに感謝の言葉を伝えた。
- 第49回では元太から「悠真とそのまが一緒にいたところを見た」と聞き、悠真がスパイではないかと疑う。第50回では悠真に風花の代役を頼まれたが、そのまがリーダーと聞き一度は断る。バッケに助けを求めようとするほど迷っていたが(デンリキをあどミンに返した後だったため発動しなかった)、紅緒に「自分が本当にどうしたいかで決めた方がいい」と諭され出場を決める。そのまと協力した結果優勝し、第52回では「師匠のお陰」と紅緒を褒めていた。
- 第53回では悠真の援護のためにそのまの元へと向かう。一度はそのまのデンリキにかかり動けなくなってしまったものの、悠真が新しいデンリキ「チョキチョキチョッキング」を発動させたため解放された。
- 第58回では眞生へのプレゼントのことをすっかり忘れていたギュナイを叱っていた。その後は眞生の誕生日会に参加していたが、連絡が取れなくなった(実際は圏外だった上にスマホを倉庫外に落としてしまった)ギュナイを心配していた。
- 第64回では悠真と酢昆布を買って帰る帰り道、電空のハカイシャからの襲撃を受けた。無人島に飛ばされた際、自身がスマホを操作すると毎回電空のハカイシャが現れていたことに気づき、全員に「電波を辿って電空のハカイシャを呼び寄せてしまうので、ここではスマホを使ってはいけない」と告げる。礼が「夢で謎の男性(大人の悠真)からあどミンは危険だと教えられ、あどミン本人も自分を犠牲にしていいと言っていた」と話した時には「所詮夢だからそんなこと信じない」と反発していたが、悠真の決意を聞いてからは団結した。
- 第67回では芹奈(の肉体の生)と遭遇したが、石製の仮面のようなものを持っていて、突如仮面が消えた直後「あどミンって…、怖いよね…?」と呟くなど、普段と様子が違っていた。実は電空のハカイシャの仮面を被らされたことにより洗脳されていた。生が最後のデンリキを使った際には眞生の肉体になっていた。入れ替わりが解けた際にはあどミン入りのタブレットを割ろうとしたが、生が仮面を圧縮したことで正気に戻った。その後、あどミンを守ってくれたことに対して生にお礼を言った。
- 第73回では紅緒と共にたい焼きを買いに行った際、加代子がたい焼きを買いそびれたのを見て彼女にたい焼きを譲るも突っぱねられてしまう。写真を実体化させるデンリキ「デルデロダッシュ」で出現させたたい焼きをあげたが、薄味になっていたことを知らずまたしても怒られてしまった。「ボランティア部員の名が廃る、こちらから真心を見せなくては」とデンリキに頼らずたい焼きを手作りして彼女に渡しに行く。喜んでもらったあと、加代子の竹子に対する後悔を聞き、「デンリキで竹子を擬似的に復活させて、加代子に謝罪のチャンスを作らせる」というアイデアを思い付く。だが本番では竹子がコードにつまずいて転倒してしまい写真が床に落下、消滅してしまうというハプニングに見舞われてしまう。そこでゆら本人が竹子に扮し、加代子の話を聞くという作戦に変更して彼女の話を聞く。全てが終わったあとは「これでよかったんじゃないかな」と満足していた。
- 第76回では第65回と同じく、「あどミンは危険だと夢で教えられた」と礼が主張していた際には「所詮夢だからそんなこと信じない」と反論し、彼女からも「最初はそのまを信じなかった癖に」と言い返され揉めたが、悠真に窘められた。第78回では「友達と一緒にノリノリになれ」という課題を出され、様々な日用品を用意された。「友達とはバッケのことなのではないか」と解釈し、出現した物でドラムセットを組み立て、演奏したことで課題を達成した。
- 第79回ではあどミンが冷酷な本性を現したため酢昆布を与えようとしたが突っぱねられてしまった。最終的に第81回ではあどミンを信じ続けることを誓った。
- 第83回ではなかなか帰ってこない生と元太に業を煮やしていたものの、2人も自身と同じくあどミンと戦わなければならないのか葛藤していたことを知り、2人が心配になってかくれガレージ・オリジンを飛び出していった。最終的にリバース・コンバーターを見つけ出すが、生と口論になった。その後みやぞの博士とそのまがいなくなったのに気づき、「あどミンと戦わせてはいけない」と酢昆布を手に悠真達と共に彼らの元へ向かう。
- 第85回では「カオカオスッポカン」でギュナイが出した日用品に顔を出し囮にした。また、照太に笑わせられて口を開けた黒いあどミンに向かって酢昆布を放り投げ、白いあどミンを分離させた。
- 電キャは緑色の京劇風の猿。口が大きくよく笑う。腹部には電動であることを示す稲妻マークが、背中には竜のような鱗が、後頭部にはアンテナがあり、カンフーで戦う。超種子島ではロケットに見とれ落下しかけてしまった。デンリキ発動時のポーズは体の右側で腕を振ったあと、右手を横に、右手を前に伸ばし、左肘と左膝を曲げる。
- なお、第17回から第18回までは私服姿の出演だったが、第46回から第48回までのかくれガレージ外のシーンにおいては、他のコーナーでは私服での出演もあるにもかかわらずなぜか私服ではなくてれび戦士の衣装のままだった。
- 梅田芹奈(うめだ せりな)〈中学1年生〉→〈中学2年生〉
- 演 - 芹奈
- 通称はセリナ。
- 帰国子女。実家は500年以上も続く忍者の家系「梅田流忍術」の末裔。才能はあるのだがそれをひけらかし、練習をサボろうとすることもしばしば。読書は嫌い。
- 第16回では小指を角にぶつけたのを軽くあしらわれた挙げ句生から借りた本を巡り元太と大喧嘩してしまうが、最終的に和解する。
- 第20回ではデンリキを使い騒動になってしまった紅緒を元太と共に咎めた。
- 第24回ではデンリキが失敗したと思い込んだ生をみやぞんエンジと共に「不器用」と散々に扱き下ろしたが、逆に彼の意欲を高める結果となった。
- 第32回ではソニアと共に彼女の友人・マイとショウの関係を進展させるために尽力する。
- 第37回では分身を作るデンリキ「ブンシンダブルーン」で生み出した分身「ダブル」を使って修行を代わりにやらせたりお使いを頼んだりしていたが、逆に本物に成り代わられかけてしまい、ダブルが巨大化し自身に成り代わろうとする悪夢を見るほどショックを受けてしまった。あどミンにデンリキを食べてもらいダブルを消そうとするが、軽くあしらわれてしまった挙げ句偽物扱いされてしまう。「AIの癖に自分とダブルの区別もつかないなんて電卓かリモコンか」とあどミンを罵倒してしまった結果クビを言い渡され、かくれガレージを飛び出してしまう。しかし理音のアドバイスを聞き自信を取り戻し、ダブルを越えるために練習に励むようになった。しかし対決本番では無理な練習が祟り、腕を痛めて全く手裏剣を投げられなくなってしまう。だが、ソニアと理音に練習をしていたことを褒められた。しかしあどミンにデンリキを食べられる寸前に「外野の基準で終わらせるな」と拒否し、今度はダブルと崩し将棋対決を始める。他の人々が途中で飽きて帰ってしまったほど何百試合もの崩し将棋を行い、最終的に勝利しクビを撤回したあどミンにデンリキを食べてもらったが、疲れたのか河川敷で眠ってしまった。
- 第43回では元太と眞生の絵を描いていた。
- 第61回では紅緒に本を読むことを勧められた。だが第62回では何故か紅緒のオリジナルストーリー「まほうアイドルベニオ」の世界に紅緒のライバル役として引き込まれてしまう。紅緒は執筆当時ライバル(芹奈)を倒す方法を思い付かず、「なんとかかんとかして倒す」と適当にしか書いていなかったため、訳もわからぬまま彼女に勝負を挑む。空腹になったため紅緒からもらったナンと缶詰入りのカレーを食べたが、非常に辛かったため火を吹いて倒れてしまった[注 6]。その後は魔王の城に向かう紅緒に同行したが、紅緒が本を完成させていなかったため本の中に閉じ込められてしまう。最終的に理音が話の続きを書き足したお陰で脱出できた。脱出後は本を勧める紅緒に追いかけ回された。
- 第67回では第39回の怪我も回復したらしく、手裏剣投げの修行が終わった直後、生に自身の肉体を貸すよう頼まれる。最初は「不純な動機」と渋っていたが、最終的に「変なことに使わないなら」と入れ替わることに合意した。だが眞生に計画が露呈してしまい、「格好悪い、入れ替わっても自分が変わらなければ意味がない」と一度は生を見放す。洗脳された眞生があどミン入りのタブレットを壊そうとした際には彼からタブレットを奪い取り、生と共に彼の秘密基地へと逃げ込む。だがそこで電空のハカイシャの仮面を被らされ洗脳されてしまう。生が逃げ回っていた間は彼の秘密ノートを読んでいた。生が最後のデンリキを使った際には悠真の肉体になっていた。最終的に生が仮面を圧縮したことで正気に戻った。帰り道「自分は格好悪い」と落ち込んでいた生を「尊敬されるために皆を守るのではなく、皆を守るから尊敬される」と励ました。
- 第70回では祖母が作ったおはぎを悠真・みやぞんエンジと食べていた。理音がおはぎを作ったのが祖母だと当てた際には驚いていた。
- 第78回では「ど真ん中をバッチリ射抜け」という課題を出され、手裏剣を当てたことで達成した。
- 第85回では「ブンシンダブルーン」で呼び出したダブルと共に手裏剣を投げバックドアーズを倒した。
- 第86回では「あどミンが復活した」と言った悠真と口論になってしまう。しかしそう言いつつも実は心配していて、第87回ではあどミンを探していたところ照太と遭遇する。第88回では悠真と空を逃がすため囮になり、クリプトオンズを引き付けた。
- 電キャは長い耳と尻尾を持った、白とマゼンタの獣人。桜の花をモチーフとしたスカートを履いている。目元には白いバイザーを付け、ヘアスタイルは本人と同じツインテール。デンリキ発動時のポーズは両腕を腰の横で動かしたあと、右手を頭の上に、左手を顔の前に置き、腰を捻り右足を少し曲げる。
- なお、第70回のかくれガレージ外での回想シーンにおいては、他のコーナーでは私服での出演もあるにもかかわらずなぜか私服ではなくてれび戦士の衣装のままだった。
- 溝口元太(みぞぐち げんた)〈中学1年生〉→〈中学2年生〉
- 通称はゲンタ。
- 悠真とは仲がよく、一緒に行動することも多い。絵を描くのが好きで、学校では漫画部に所属している。
- 第4回と第5回では悠真のデンリキを制御するための特訓を悠真と共に行う。
- 第16回では生から借りた本を巡り芹奈と大喧嘩してしまうが、最終的に和解する。
- 第20回ではデンリキを使い騒動になってしまった紅緒を芹奈と共に咎めた。
- 第28回ではそのまにデンリキを使ったのか問いただそうとしたが、逆に彼女に惚れてしまった。これ以降彼女のことを「そのまちゃん」と呼ぶようになった。
- 第30回ではそのまを追って生と共に研究所へ乗り込むが、そのまのデンリキで生気を失い座り込んでいた警備員を見て逃走した生を追いかけた。
- 第34回では理音と共に山荘に招待されるが、招待された人々が次々と消失する事件に巻き込まれる。謎の声に「携帯を回収する」と告げられた際にはみやぞんエンジと通信するためにわざと自身の携帯の代わりにトランプを預けたが、通信中に充電切れしてしまった。理音を毎度褒めていたが、それをトリガーに理音はデンリキを発動させてしまっていた。理音が暗号を解読したあとに自宅に飛ばされてしまった上に、理音がかくれガレージでデンリキを発動させた際には山荘に逆戻りさせられてしまった。
- 第43回では部活の先輩に自身の漫画を酷評される。しかし絵を実体化させるデンリキ「スラスララクショウ」により、対象を見たままに描くことに挑戦する。描いたモンスターをデンリキで実体化させたのだが、シュンとサヤカに「元太は新種生物を本物そっくりに描いた」と勘違いされ、新種生物発見会見を開くも生物学の権威である森からは偽物扱いされてしまう。しかしサヤカに励まされ自信を取り戻し、漫画を描き上げた。
- 第50回では悠真に風花の代役を頼まれるが、「そのまちゃんの前で恥をかかせようと思ってるだろ」と勘繰って断った。
- 第70回では理音とデンリキの使い道について話していたところ、「ビストロかげやま」の店主の失踪事件に巻き込まれる。
- 第82回では生と共にリバース・コンバーターを探しに出掛けた。なお、バックドアーズに尾行されていたのには気づかず、ゆらを呆れさせた。
- 電キャは全身がドット絵で構成された蛙型のキャラ。雷に打たれた影響で稲妻のマークがあるアフロヘアーは感情により色が変わる。また、雷のショックのおかげでひらめき力が高い。蛙らしく舌を長く伸ばすこともできる。電キャの中では最小で、元太の膝ほどの高さしかない。デンリキ発動時のポーズはジャンプしたあと、前傾姿勢になり足を広げ、右手を前に、左手を後ろに伸ばす。
- なお、第70回から第72回までのかくれガレージ外のシーンにおいては、他のコーナーでは私服での出演もあるにもかかわらずなぜか私服ではなくてれび戦士の衣装のままだった。
- 阿比留照太(あびる しょうた)〈小学6年生〉→〈中学1年生〉
- 通称はショウタ。
- 神戸出身のため、理音と同じく関西弁で喋る。自作のネズミの折り紙「ネズ太郎」と腹話術の要領でよく会話している。
- 第7回ではソニアと「かっこいい判定機」を使っていた際、ギュナイの「ピンクはかっこいい」という発言に疑問を呈した。
- 第40回では売れない芸人のバク太郎と共にコンビ「バクショウズ」を結成する。人を笑わせるデンリキ「ドッゲラカーン」を使い、ライブを成功させた。結果的に有名人になれたが、デンリキを狙ったあどミンに追い回された挙句、あどミンから逃げようとする行動をバク太郎から怪しまれ解散を言い渡されてしまう。一人でインタビューに応じていたバク太郎の姿を見て彼の元に戻ることを決心するが、業を煮やしたあどミンにデンリキを食べられてしまう。しかしバク太郎はもう人を笑わせられないことを理解してくれたため、二人で最後のライブに臨んだ。
- 第55回ではソニアと共にみやぞんエンジの作った翻訳機(声:金光宣明)を使っていた。
- 第59回では眞生の誕生日会にリモートで参加していた。料理にハマっている眞生に包丁をプレゼントしようとしていたのだが、途中でギュナイのデンリキで体育倉庫に呼び出されてしまう。鰻を調理したことで用務員に気づいてもらい脱出することができた。その後はかくれガレージに向かいがてらギュナイとしりとりをした。
- 第66回の「ハカイシャハカイ作戦」では電空のハカイシャを誘導するあどミン型のデコイを作っていた。
- 第85回では「ドッゲラカーン」を使ってゆらが顔を出した日用品を笑わせて囮にした他、黒いあどミンを笑わせて酢昆布を食べさせるのに繋げた。
- 第87回では悠真の家にて萌衣とDOSで遊んだあと、「月刊モー」を借りてあどミンを探していたところ芹奈と合流した。第88回では悠真と空を逃がすため囮になり、クリプトオンズを引き付けたが、2体同時に向かってきたため困惑していた。
- 電キャは頭部に小さなイルカが搭乗している巨体のイルカ型ロボット。手からは高音が、口からは重低音が出る。また、頭部のイルカはDJプレイも可能。デンリキ発動時のポーズは四股を踏むような動作の後、両足を大きく広げ両腕を体の前側に突き出す。
- ギュナイ滝美(ぎゅない らあら)〈小学6年生〉→〈中学1年生〉
- 通称はギュナイ。
- ピンク色が大好きで、学校では「最新トレンド流行クラブ」の部長を務めている。
- 第7回で手に入れたデンリキ「ガーリー⤴︎⤴︎ピピピンク」を使い学校中をピンク色に染める。しかし意中の男子生徒・信一の母親が「こんな学校で息子を学ばせられない」と言い放ったのを聞き「ピンクをやめる」と宣言、学業に専念する。だが信一が本当はピンクが好きということを知り、彼の服をピンク色に染め上げ彼の思いを理解した。デンリキも「ガーリーという名前が気に入らない、私のピンクはいつでも格好いい」とあどミンに返した。
- 第10回では眞生のデンリキの影響で暴れ出し、悠真と共にみやぞんエンジの作っていた加湿器を壊してしまった。
- 第13回ではソニアと共に礼のデンリキを発動させる光景に立ち会ったが、翌日になるとそのことを忘れてしまった。
- 第40回では悠真のダジャレを聞きみやぞんエンジと共に大爆笑したが、照太のデンリキの影響と知るや否や「納得」と呆れてしまった。
- 第58回では眞生の誕生日プレゼントを選ぶのを忘れていたため、しりとりで出てきた物を出現させるデンリキ「デリシリトリヨッセン」を使ってプレゼントを取り寄せようとする。だが他の児童にデンリキのことを知られないように学校の体育倉庫でこっそり発動させていたため、中にいたギュナイに気付かなかった用務員が鍵を掛けてしまい倉庫内に閉じ込められてしまう。加えてビー玉で滑って転倒し、スマホも窓の外に飛んでいってしまう。脱出するためにデンリキで様々な物を取り寄せてみたものの、役に立つような物はなかった上に居眠りしていた用務員には全く気づいてもらえなかった。だが照太を召喚し鰻を調理してもらったことにより、その匂いに気付いた用務員が扉を開けたため脱出に成功。その後は照太と共にプレゼントを買いながらかくれガレージへと向かった。
- 第66回の「ハカイシャハカイ作戦」では眞生と共に電空のハカイシャを縄で縛った。
- 第77回では「自分も周りもアゲアゲにしろ」という課題を出され、部屋中をピンク色に塗装して達成した。
- 第85回では「デリシリトリヨッセン」で大量の日用品を出したが焦って「ん」を付けて感電してしまう。だが迫ってきていた巨大バグにも電撃を当てて退けることに成功した。
- 電キャは大きな籠手を装着した、ウサギか猫のような耳を持つ少女型ロボット。巨大な籠手はスピーカーになっていて、足に装着することもできる。デンリキ発動時のポーズは両腕を大きく回し、両手を体の前に突き出しつつ広げる。
- 坂上悠真(さかがみ ゆうま)〈小学6年生〉→〈中学1年生〉
- 通称はユウマ。
- 本作のストーリーの実質的な主人公。ダジャレ[注 7]や宇宙、都市伝説が大好き。オカルト雑誌「月刊モー」を愛読している。妹の風花には見下され、こき使われている。
- てれび戦士では最も早い第1回で何でも物体をひっくり返すデンリキ「ヒャックリカエル」を発現させる。しかしなかなかコントロールが利かず、元太と何度も特訓し欠点を克服しようとした。「デンリキでポルターガイスト現象を起こし風花を怖がらせたところで悠真が対処し、風花との立場を変える」という作戦を考えたが、別の形で風花から感謝の言葉を伝えられることになる。
- 第10回では眞生のデンリキの影響で暴れ出し、ギュナイと共にみやぞんエンジの作っていた加湿器を壊してしまった。
- 第13回では礼と野菜を作るゲームで遊んでいた。第15回では未来から帰還した礼に「悠真ありがとう!悠真のダジャレ面白いよ」と言われたものの、彼女がデンリキを使っていた間の記憶がなかったため混乱していた。
- 第16回と第17回では直接登場しないが、元太とゆらに謎の物体の写真を送っていた。
- 第26回では風花と彼女のクラスメイト・そのまとプラネタリウムを訪れ、展示には大興奮していた。しかしその帰りにそのまがデンリキを発動させる光景を目撃、彼女はてれび戦士なのか悩むこととなる。
- 第34回ではネットの懸賞で山荘への招待状を当てたが、理音と元太にじゃんけんで負けてしまい行けなかった。事件のことを元太から聞いた際には「神隠しみたい」と興奮していた。
- 第49回ではそのまと風花に誘われ、ダンスゲーム「ダンス・オブ・スカイ」に挑戦するが、ダンスは苦手だったため風花からは散々に扱き下ろされた。しかしそのまがデンリキを発動させて相手のミスを誘発させる瞬間を目撃し、「ズルはやめよう」と忠告するがその場は拒否された。その後風花が足を捻挫してしまい、代役のゆらと共に大会に出場することとなる。結果的にチームは優勝できたが、そのまの目的が桜川に会うことだと知り、「自分の目的のために人を利用するなんて自分勝手すぎる」と言い残し立ち去る[注 8]。
- 第52回ではみやぞんエンジと共にDOSの調査をするが、帰り道に二人でいる姿をそのまに見られてしまう。放課後にそのまに呼び出され、デンリキの影響で眠らされてデンリキファイルを持ち出したが、たまたま出くわした風花に驚かされたことにより目覚めて、その後は操られたふりをしてそのまの下へ向かう。助太刀に入ったゆら・生・紅緒もろともデンリキにかかってしまうが、「気持ちがこんがらがっているのならば切ればいい」と決心し見えない糸を切断するデンリキ『チョキチョキチョッキング』に覚醒、自身たちを操っていた糸やそのまの頭上に絡みついていた糸を断ち切ることに成功する。その後巨大バグに遭遇するが、そのまの放った糸を切り開いて大きな輪にし、バグを拘束して消すことに成功する。
- 第64回ではゆらと酢昆布を買って帰る帰り道、電空のハカイシャからの襲撃を受けた。無人島では狼煙を上げることを提案するが、元太や生に「持ってきた変な本(かくれガレージに逃げ込んだ際にたまたま読んでいた『月間モー』)を燃料に使ったら?」と返されてしまったため憤慨していた。だがゆらと礼が口論していたのを見て「月間モー」を燃やし「もう僕は逃げない、自分達の力を信じる」と決心。自身の力のみで電空のハカイシャを倒す「ハカイシャハカイ作戦」を提案し、手始めにスマホで電空のハカイシャを呼び出したあと、他のてれび戦士によって動けなくなった彼を海へ突き落とす。しかし水は効かず逆に追い込まれてしまう。最終的にみやぞんがシャッターを修復させて他のメンバーと共にかくれガレージへと帰ることが出来た。
- 第68回では電空のハカイシャの仮面の影響で洗脳されてしまう。生が最後のデンリキを使った際には芹奈の肉体になっていた。最終的に生が仮面を圧縮したことで正気に戻った。
- 第70回では芹奈・みやぞんエンジと共におはぎを食べていた。理音がデンリキを発動させた際には「サイコメトリーの食べ物版みたい」と興奮していた。
- 第76回ではそのまが武器を取り出したところをゆら・礼と共に目撃し、その後口論になった2人を咎めていた。第78回では「ひっくり返るほどのダジャレを1つ」という課題を出されたものの、判定が厳しすぎてなかなか達成することができなかった。加えて電空のハカイシャに遭遇し、頼みの綱だった武器も弾切れしてしまう。命乞いのつもりで言ったダジャレがなぜか達成判定になり、他のてれび戦士達の元に辿り着くことができた。
- 第85回では眞生・紅緒・理音・みやぞの博士が捕まって落ち込んでいたてれび戦士たちを「僕達が今までやってきたことは無駄じゃなかった、僕達はバグじゃない」と元気付けた。黒いあどミンによって消されそうになった際には「ヒャックリカエル」で糸を反転させ、逆に消滅させた。あどミンが電空ごと消滅した後は塞ぎ込んでいたが、あどミンと最初に出会った家で「ハローハロー」を歌っていた際にかくれガレージにワープし、みやぞんエンジと再会した。
- 第86回でもあどミンのことで塞ぎ込んでいたが、たまたま読んでいた「月刊モー」にあどミンらしき影を見つけてれび戦士たちに報告する。だが、芹奈と口論になりかくれガレージを飛び出していってしまう。その後電キャの声を聞き写真の場所に向かったところ空とクリプトオンズに出会う。「月刊モー」の写真は結局やらせだったが、空に言われた通りスマホをわざとクリプトオンズに取らせてあどミンの居場所を探ることになる。
- 第89回では空にDOSのテストのために勝負を挑まれたが、電キャと力を合わせ急に好成績を出すことができた。
- 第90回では空のデンリキが暴走した際、自らの行動で空のデンリキの暴走を止めることに成功する。
- 電キャ(声:宮瀬尚也〈2021年度版〉)は青い特撮ヒーロー。本人と同じく眼鏡(ゴーグル風のデザイン)を掛け、ユニコーンのような角が頭に生えている。デンリキ発動時のポーズは眼鏡を押さえながら後ろを向き、再び正面を見ながら左手で前方を指差す。
- マウスソニア(マウス ソニア)〈小学6年生〉→〈中学1年生〉
- 演 - ソニア
- 通称はソニア。
- 人助けが大好きな心優しい性格。
- 第7回では照太と「かっこいい判定機」を使っていた。
- 第13回ではギュナイと共に礼のデンリキを発動させる光景に立ち会ったが、翌日になるとそのことを忘れてしまった。
- 第27回ではあどミンの信頼を裏切ってしまったゆらに寄り添い、仲裁を行う。
- 第31回では人の気持ちを知るデンリキ「ヒソヒソヒアリング」を使いクラスメイトに人助け行為を行う。第32回ではマイとショウの恋を成就させるため奔走するが、ショウの好きな相手はソニア自身ということを知り苦悩する。第33回ではマイとショウを公園に引き合わせ告白に持ち込もうとしたが、マイに逃げられた挙げ句罵倒されてしまった。しかしデンリキ返却後、二人が仲良くしている光景を見て「人の心はわからない、だからこそワクワクする」という結論を芹奈と共に導き出す。
- 第37回では芹奈の実家である忍術教室に弟子入りしていた。ダブルが消えず憤慨していた芹奈に対しては「幼稚」と評していた。しかし理音と共に芹奈が本気で練習に取り組んでいたことをこっそり見ていて、対決会場に乗り込み「これ以上練習したらもう二度と投げられないと知っても頑張っていた、あんなに必死な芹奈を初めて見た」と芹奈を褒めた。
- 第55回では照太と共にみやぞんエンジの作った翻訳機(声:金光宣明)を使っていたが、英語のようなイントネーションでしか喋らなかったことや記憶力がなかったことに突っ込んだ。眞生がデンリキをあどミンに返却したあとは「英語のコツはハート」とアドバイスした。
- 第79回ではあどミンがゆらの差し出した酢昆布を拒否して彼女を弾き飛ばした際、「いくらなんでも酷すぎる」と非難していた。
- 第85回では「ヒソヒソヒアリング」で黒いあどミンの心を読んだ際、中に白いあどミンが封じられていることを知った。
- 電キャは名字の「マウス」にちなんだネズミ耳の少女。非常に長い黒髪をツインテールにしている。マゼンタと黒が基調の服を少し着崩していて、水玉模様のハイソックスを履いている。デンリキ発動時のポーズはしゃがんだあと、右腕を斜め上に出し、左手を顔の横に持っていき、脚を広げる。この時指は薬指と小指を曲げる。
- 稲毛眞生(いなげ まうな)〈小学5年生〉→〈小学6年生〉
- 通称はマウナ。
- ダンスが好きだが、周囲からはいじめられていたためやめようと考えていた。
- 第10回で他人の心を操るデンリキ「グルグルーブ」を発現させる。第11回では全校生徒を洗脳、自身のダンスの虜とさせる。しかし1人だけデンリキが効かず、絵を描き続けた生徒を見て「これで本当にいいのか」と悩む。最終的に「自分の好きなことをやればいい」という結論を見いだし、ダンスを続けることを決心した。
- 第25回ではプラネタリウムを訪れたことを他のメンバーに話していた。これを聞いたゆらはあどミンをプラネタリウムに誘う計画を思い付いた。
- 第43回では芹奈の絵を描いていた。第44回では騒動を引き起こしてしまった元太に対しデンリキについて周囲に説明することを提案するが、みやぞんエンジに止められた(本人も「ですよねー」と納得していた)。
- 第55回ではペットの亀が弱っていったため、心配になって「痛いなら痛いって言ってよ」と呟いた拍子に人間以外の生物の言葉がわかるデンリキ「シモシモカメーヨ」を得る。亀に頼まれて「生命の泉」を探すこととなるが、泉があった場所には既にビルが建設されてしまっていた。だが突如風が吹き、過去へとタイムスリップして「生命の泉」へと辿り着き幼い頃の亀と出会う。小亀を抱きながらスーパーの前で目覚めて家で引き取ったあと、「言葉じゃないから」とあどミンにデンリキを返した。
- 第58回で誕生日を迎え、ゆらたちにサプライズパーティーを計画され祝福されていた。
- 第65回ではゆらに「電空のハカイシャに居場所が割れるからスマホは絶対に使わないで」と忠告されていたにもかかわらず、亀の餌をやってもらおうと親に電話してしまい島内に電空のハカイシャをおびき寄せてしまう。全員に謝罪したあと、「ハカイシャハカイ作戦」ではギュナイと共に電空のハカイシャを縄で縛った。
- 第68回ではみやぞんエンジが作った圧縮機を試すためにかくれガレージにガラクタを持ってきた際、荷物が台車から落ちそうだったところを芹奈(の肉体の生)に助けてもらう。だが入れ替わりが解けて生が彼自身を褒め称え出したため失望、彼を見放して去る。その後、ゆらの側に落ちていた電空のハカイシャの仮面を拾い上げた際に無理矢理被らされたことにより洗脳され、あどミン入りのタブレットを壊そうとする暴挙に出てしまう。生が最後のデンリキを使った際にはゆらの肉体になっていた。最終的に生が仮面を圧縮したことで正気に戻った。その後、自分たちを守ってくれた生を「頑張った」と褒めていた。
- 第85回では紅緒と共に黒いあどミンに捕まってしまったが、黒いあどミンが消滅すると共に解放された。
- 第86回では電キャんぷベースに喜び、「亀を連れてきてもいい?」と頼み込んでいた。
- 電キャは銀色がかった水色の狐型獣人。黄緑と黒の衣装を着ていて、腕には3Dビジョンを装着している。長い後ろ髪を後ろで束ね、2つに分けている。デンリキ発動時のポーズは右手を大きく回し、顔の前で止め、足を広げて両腕を斜め下に広げる。
- 大谷紅緒(おおたに べにお)〈小学5年生〉→〈小学6年生〉
- 通称はベニオ。
- 黒縁メガネをかけている。父親譲りの非常にのんびりとした性格。
- 第17回ではゆらに部屋の片付けを手伝ってもらうが、彼女が最年長としての重圧を感じていることを見抜いた。彼女と仲良くなり、即興で「ドーナツソング」を作曲した。
- 第19回では超高速で行動可能になるデンリキ「マッハァハァ」を使ってリレー選手の選考会で1位になったものの、校外をも巻き込んでしまう騒動になってしまい、芹奈と元太に咎められていた。加えて神経質になってしまいクラスメイトからは怖がられてしまう上に、スクープ狙いのテレビ番組に持ちかけられ世界記録保持者と勝負させられる羽目となってしまう。しかしレース直前で「のんびりな紅ちゃんが好き」という父親の言葉を思い出し、デンリキを使うのを踏み留まった。
- 第50回では悠真に風花の代役を頼まれるが、「私はゲーム苦手だから」と断る。その後、悠真に代役を頼まれ悩んでいたゆらに対して「自分が本当にどうしたいかで決めた方がいい」とアドバイスする。
- 第53回では悠真の援護のためにそのまの元へと向かう。一度はそのまのデンリキにかかり動けなくなってしまったものの、悠真が新しいデンリキ「チョキチョキチョッキング」を発動させたため解放された。
- 第61回では自宅近くで工事が行われていたため、かくれガレージに本を持ち込み読み始める。その内の一つ「ピーター・パン」を読んでいた最中に本の中に入り込めるデンリキ「ペラリンブックック」が発現し、物語のヒロイン・ウェンディに扮して本の中の世界を冒険することとなる。憧れの本の世界に入れたため非常に喜び、次に「一休さん」の世界に入る。原作のとんちを忘れてしまったが、どうにか思い付いたオリジナルのとんちで切り抜ける。最後に昔作ったオリジナルの物語「まほうアイドルベニオ」の世界に入り込む。だが未完のまま入ってしまったため、ライバル役として現れた芹奈と共に本の中に閉じ込められてしまう。最終的に理音が話の続きを書き足したお陰で脱出できた。
- 第73回ではゆらと共にたい焼きを買いに行った。その後はゆらの考案した加代子が竹子に謝罪する作戦に協力し、煙幕やBGMを操作していた。
- 第85回では眞生と共に黒いあどミンに捕まってしまったが、黒いあどミンが消滅すると共に解放された。
- 第86回では「あどミンも電キャんぷベースに来ればよかったのに」と発言してしまい、芹奈に窘められた。
- 電キャはカチューシャをつけた犬の擬人化キャラ。体が非常に薄い平面画のようになっていて、ゴーグルを装着している。紅緒と同じく読書家。指には指紋がある。デンリキ発動時のポーズはその場で一回転し、左手の人差し指を立て、体を左側に傾ける。
- なお、第17回から第18回までは私服姿の出演だったが、第19回から第21回までのかくれガレージ外のシーンにおいては、他のコーナーでは私服での出演もあるにもかかわらずなぜか私服ではなくてれび戦士の衣装のままだった。
- 筧礼(かけひ れい)〈小学5年生〉→〈小学6年生〉
- 通称はレイ。
- 母親はニューヨークに単身赴任中。一人称は「礼」。
- 第13回から第14回まではいち早く母親に会いたいあまり、みやぞんエンジやあどミンの忠告を無視して1日先にタイムスリップできるデンリキ「メクルメク・メクール」を使いすぎた結果、15年後にタイムスリップし大人の姿になってしまう。唯一自身の話を信じてくれた大人の悠真に感謝の意を述べ、あどミンにデンリキを返却した。
- 第48回ではどの果物を食べるかで理音と口論になっていたが、ゆらに怒られスティック探しに駆り出された。
- 第59回では眞生の誕生日会にリモートで参加していた。
- 第64回では歯科医院で歯を治療してもらっていた最中、突如電印が光り大人の悠真と遭遇。「電空のハカイシャが来る、あどミンが危ない」と告げられる。帰り道に電空のハカイシャに追い回されていたゆら・悠真と出会う。無人島では足を挫いてしまったため作業はせず休んでいた。洞窟で眠っていた最中、再び大人の悠真とあどミンが夢に現れ、それぞれ「あどミンは危険な存在である」と「自分を電空のハカイシャに引き渡してもいい」と告げられる。この事をゆらに話した際最初は信じてもらえなかったが、悠真の決意を聞いてからは団結する。かくれガレージに帰還したあと、悠真に「かっこよかったよ」と伝えた。なお、夢に現れた男性が大人の悠真だったことには最後まで気づかなかった。
- 第76回では第65回と同じく、「あどミンは危険だと夢で教えられた」と主張した際にはゆらに「所詮夢だからそんなこと信じない」と反論され、「最初はそのまを信じなかった癖に」と言い返し揉めたが、悠真に窘められた。第78回では「めくりめくって時を進めろ」という課題を出され、近くに様々な家具が出現した。その中にあった日めくりカレンダーを全て破ったことにより課題を達成した。
- 第83回ではデンリキを取り戻せばあどミンと戦わなければならないのかを考えていた。ゆらがリバース・コンバーターの探知機を忘れたままかくれガレージ・オリジンを飛び出していった際には彼女を追いかけた。
- 電キャは2等身の狸。礼とお揃いのピンクの衣装を着ている。耳には紅葉のマークがあり、大きめの尻尾を持つ。好物はオムライス。ややどんくさいのか、生放送で電空に行く際には着地に失敗して地面に激突してしまうのがお約束となっている。デンリキ発動時のポーズは両手を顔の横で振ったあと、左足を上げて両手を体の右側に突き出す。
- 谷川理音(たにがわ りおん)〈小学5年生〉→〈小学6年生〉
- 通称はリオン。
- 2020年度に出演。
- 大阪出身のため、照太と同じく関西弁で喋る。趣味は探偵小説を読むこと。
- 第18回では生に頼まれ、彼のギャグの監修をすることになる。しかし肝心のギャグは芹奈と元太にはウケず、生が悠真を頼ろうとしたところ「悠真はアカン、自分を頼ってくれたのが嬉しかった、悠真がいたら僕はただの関西弁で喋る人や」と落ち込んでしまう。本番で生が修正前のギャグをあどミンに見せてしまい突っ込んだが、これがあどミンに評価された。
- 第34回では元太と共に山荘に招待されるが、招待された人々が次々と消失する事件に巻き込まれる。憧れの探偵小説の真似をして事件を解決することになる。元太に「さすが名探偵」と言われた際には毎回照れていた。しかしそれをトリガーとして無意識にデンリキ「テレテレポート」を発動させてしまっていたのが事件の真相であった。
- 第37回では芹奈の実家である忍術教室に弟子入りしていた。あどミンに怒られかくれガレージを出ていってしまった芹奈に遭遇し、「ありのままでいい、でも程度はある」と言った結果彼女を立ち直らせることに成功、練習に協力することになる。練習のやりすぎで手裏剣を投げられなくなってしまった芹奈に対しては「頑張る姿に勇気をもらった」と評価していた。
- 第48回ではどの果物を食べるかで礼と口論になっていたが、ゆらに怒られスティック探しに駆り出された。
- 第61回ではデンリキを発動させた紅緒を芹奈やみやぞんエンジと共に見守っていた。紅緒の未完成だった本に入ってしまい紅緒と芹奈が閉じ込められてしまった際には、「魔王(紅緒の姉)は元の姿であるアイドルに戻り、実は真っ白な世界の正体はステージだった。3人はそこでライブを行いハッピーエンド」という結末を書き足し、2人を現実世界に戻すことに成功した。
- 第64回では誰があどミンの酢昆布を食べたかを探偵になりきって推理していた矢先、電空のハカイシャから逃げてきたゆら・悠真・礼と遭遇する。無人島では「電空のハカイシャは電波を辿り現れるのではないか」「電空のハカイシャは機械みたいな見た目だから、水に弱いのではないか」などと推測していた。
- 第70回では母親の作った煮物を嫌がっていた矢先、食べたものの記憶を読み取るデンリキ「サイコグルメトリー」が宿る。このデンリキを使って、「ビストロかげやま」の店主の失踪事件に挑む。手始めにビストロ内に残されていたパンを食べると「パンを焼いたあとに女性が泣いていて、店主が倒れて無理矢理車に乗せられていた」という映像を見たため、「店主は何者かに連れ去られた」と推測した。暗号を解いている最中に「カゲヤマ亭」の店主が作ったビーフシチューを食べた際には「『ビストロかげやま』の店主が女性にプロポーズしたところ相手が泣き出した」という光景を見る。実は事件は「カゲヤマ亭」の店主の勘違いだったが、暗号を仕組んだのは誰なのかという謎は残った。最終的に店内に落ちていた酢昆布からあどミンが犯人だと見抜いた。帰宅後、母親が再び煮物の作り置きをしていたが、「ビストロかげやま」の店主の「料理は愛情」という言葉を思い出した。
- 第85回では黒いあどミンの攻撃を受けた際、「テレテレポート」で他のてれび戦士もろともゴミ捨て場に移動した。その後黒いあどミンに捕まってしまったが、黒いあどミンが消滅すると共に解放された。
- なお、第48回、第70回から第72回までのかくれガレージ外のシーンにおいては、他のコーナーでは私服での出演もあるにもかかわらずなぜか私服ではなくてれび戦士の衣装のままだった。
- 電キャは黄色いマントを着けた、仏像風のハムスター型ロボット。背後には「悟りんぐ」という名前の光背があり、空中で座禅を組む。普段は目を閉じているが、攻撃時やデンリキの発動時のみ開眼する。デンリキ発動時のポーズは右手人差し指を立て腕を振ったあと、右手で印を作り、左手を胸の前に持っていく。
- 松尾そのま(まつお そのま)〈小学4年生〉→〈小学5年生〉
- 通称はソノマ。
- 初登場は第25回。風花のクラスに編入してきた女子児童。特技はあやとりだが、彼女があやとりをすると周囲の人間は彼女の意のままに動くような不可解な行動を見せていた他[1]、初対面の悠真に対しても「不思議なことって、ある?」とデンリキを知っているような発言をした。感情が昂ると関西弁になる。誰かを蔑ろにされるのは絶対に許せないらしく、風花が「悠真なんていなくていい」と発言した時には「人は簡単にいなくなる」と言い返し激怒した。
- 実はデンリキ「アヤ×2ツリングネットワーク」の使い手。バックドアーズについては知らない素振りを見せたが実際は嘘をついていて、デンリキでバックドアーズを踊らせて[1]バックドアーズの体についているブラックボックスを回収した。ビルの屋上の倉庫に一人で住んでおり、その部屋にはアンティーク風の装飾が施されている。毎日父親に向けて手紙を書き、トランクに収めている。
- かつて電空に父親のみやぞの博士を奪われたとして電空を憎んでいた。そのためてれび戦士たちとは別行動を取り、彼を取り返すべく独自で電空を修復しようと試みていて当初は「てれび戦士にはならない」と決めていたが、悠真とはお互いの秘密を共有する関係となった。
- みやぞんエンジ曰く、「どこかで見たことがある」らしい。第54回でそのまは彼のことを「お父さん」と呼んでいたが、みやぞんエンジ側に面識はなかったため人違いとして扱われた。
- 第49回から第51回まではダンスゲーム「ダンス・オブ・スカイ」の大会に風花と悠真を誘う。しかし決勝に出るためにデンリキで不正行為を行っていた瞬間を悠真に目撃されてしまう。彼に「決勝ではズルをするな」と忠告されるが、「私はてれび戦士じゃないから」と聞き入れなかった。ゆらと心を通わせ優勝することができたが、参加目的は開発者の桜川に会うことだった。しかし肝心の情報は得られず、「目的のために人を利用するなんて自分勝手すぎる」と悠真からも見限られる。
- 第52回では悠真がみやぞんエンジと共にいるところを発見し、その会話からデンリキファイルに重要な情報があると見て、悠真を呼び出した上デンリキで操ってデンリキファイルを取りに行かせる。そして元に戻った悠真と彼を助けに来たゆら・生・紅緒の協力要請をも拒絶しデンリキを使うが、新たなデンリキ『チョキチョキチョッキング』に覚醒した悠真によって打ち破られ、頭上に現れた絡まった糸を断ち切られ正気に戻ったことにより「気持ちがこんがらがっていた」ことに気がつく。その後現実空間に現れた巨大バグに遭遇し、デンリキの糸を放つも退けられてしまうが、悠真が絡まった糸を切り開き大きな輪にしたことによりバグを拘束・消去することに成功した。かくれガレージを訪れてからはてれび戦士になることを決心し、「自分は電空に初めて降り立った人間である」ことを明かした。この際「もういらないから」とデンリキをあどミンに返した。
- 第58回ではゆらと一緒に眞生の誕生日会を計画していて、当日ではケーキを贈っていた。
- 第74回ではゆらの作戦に賛成し、デンリキをあどミンに食べさせるのを延期するのに合意した。第75回であどミンがゆらのデンリキを食べた際には何故か微笑んでいた。
- 第76回では父親から託された武器を手にしたところをゆら・悠真・礼に目撃され、「自分達を裏切ろうとしているのではないか」と誤解されてしまった。あどミンに武器を向けたが、実はその背後にいた電空のハカイシャを狙撃していた。その後は「自分はみやぞの博士の娘で、電空の一般開放後何かしらの不具合が発生し、父は電空の暴走こそ止められたが、周囲の電空にまつわる記憶と父は戻ってこなかった。それで電空を憎んでいた」と語った。第78回では「掃除して流れる前に願え」という課題を出された。課題文が父とやっていたあやとりのことを示していると気付き、あやとりで箒を作ったあとそれを横倒しにして、「お父さんに会いたい」と呟いたことで課題を達成した。
- 第79回では自分達の前に現れた電空のハカイシャを撃った。第81回では再び電空のハカイシャに遭遇するも、みやぞんエンジが消滅する寸前に彼から託されたギターを掻き鳴らし、みやぞの博士が作った電空のテーマソングを歌うことで電空のハカイシャをみやぞの博士に戻すことができた。
- 第84回では父があどミンの元に向かおうとした際、かくれガレージを抜け出して「二度と離れない」と嘆願、2人きりであどミンと戦おうとする。
- 第85回では悠真に「ずっと1人で諦めなかったんだよね」と励まされた。その後父があどミンを消そうとした際には「あどミンは仲間だから」と反対した。
- 電キャは芹奈のものに酷似しているが、エメラルドグリーンと紫を基調にしたカラーリングで髪が少し長く、バイザーの色は黒。デンリキ発動時のポーズは右手の平を前に出す。第52回でこの電キャは全ての電キャのプロトタイプだったことが判明した。
- 勅使河原空(てしがわら そら)〈小学6年生〉
- 通称はソラ。
- 2021年度より登場。
- 第86回で悠真と出会った際、電空のことを覚えている素振りを見せた。彼にクリプトオンズについて教え「あどミンは生きている」と伝えた。「誰かは言えないが頼まれてあどミンを探している」らしく、悠真と共に行動することになる。クリプトオンズの習性を生かしてわざと悠真のスマホを奪わせ、自身のスマホで電話をかけ続けることでアジトを暴いた。
- 第89回で麻理亜と共にてれび戦士に加入した。その後麻理亜と共にDOSの特訓をしていた際、「DOSを極めれば電キャと話ができるかもしれない」と考え、悠真に勝負を挑む。しかし急に高得点を叩き出した彼に負かされそうになり、「このままじゃ負けちゃう」と思った瞬間相手を自身から離れさせるデンリキ「シュルシュルディスタンス」が宿る。悠真の自宅を訪れたソニアや眞生、更には応援しに来た風花や萌衣を追い出してまでも悠真との再戦を望むが、DOSの会社で戦うも負けてしまう。その後絶望し「シュルシュル皆」と言ってしまい、てれび戦士達だけでなく桜川などの研究員もろとも全員を追い出してしまう。第90回で悠真の行動により暴走したデンリキから解放された。
- 衣装は2020年度で卒業したゆらのものに似た黄色。
- 電キャ(声:佐久間元輝)は日本刀を持った和装の鳶。右目は赤、左目は青のオッドアイ。デンリキ発動時のポーズは抜刀するような動きをし、左腕を顔の後ろに、右腕を顔の前に構える。第90回でデンリキ「シュルシュルディスタンス」を取り込んだことにより会話ができるようになった。
- 布施麻理亜(ふせ まりあ)〈小学6年生〉
- 通称はマリア。
- 2021年度より登場。
- 第89回で空と共にてれび戦士に加入した。空と共にDOSをプレイし、どうしたら電キャが喋るようになるかを考えていた。
- 衣装は2020年度で卒業した生のものに似た黒色。
- 電キャは槍を持った鹿型獣人。
- 香月萌衣(かづき めい)〈小学4年生〉
- 通称はメイ。
- 2021年度より登場。風花の後輩で彼女のことを「風花先輩」と呼ぶ。風花との仲は良いが、悠真を見下す風花とは対照的に悠真に対して好印象を持っており、その点に関して風花は半ば呆れている模様。戦国時代に詳しく、戦国武将に例えた喋り方をする。
- 第89回では風花と共にスカイハイ(空)に夢中になっていた。
- 衣装は2020年度で卒業した理音のものに似たオレンジ色。
- 後にてれび戦士となり、電キャは青いどんぐりの髪飾りを付けオレンジの服を着たリスの少女。
敵キャラクター[編集]
2020年度の敵キャラクターは先述の「黒いあどミン」を含めて、暴走した電空のプログラムと関係者であった。
- バックドアーズ
- 演 - NOPPO
- デンリキのエネルギーを狙う謎の男。灰色の体のあちこちに四角いブロック(取り外しが可能で、そのまは「ブラックボックス」と呼ぶ)が付いたような外見。無言かつ無表情でパントマイムのような奇妙な動きを取る、数人に分身する、てれび戦士を追いかけ回すが気付かれると物陰に隠れる、などといった謎が多い。
- 視界を塞がれると動けなくなるらしく、第3回で悠真のデンリキでバケツを被せられた時には方向感覚を失っていた。また、胴体が平ら故か、第20回では紅緒を追いかけて彼女の学校に入ったものの、踊り場で倒れ起き上がれなくなってしまった。
- 第32回では行動目的を知るためにソニアがデンリキを使うが、吹き出しは真っ黒で文字が一切表示されなかった。みやぞんエンジは「頭の中が空っぽなのかもしれない、人間ではない可能性がある」と考察した。
- 第79回であどミンから明かされた正体は、電空管理部の監視プログラム管轄の電キャ。その目的はデンリキを使うてれび戦士の監視だった。
- 第83回ではみやぞの博士から電空の管理プログラムの一部であることが明かされた。また、一個体があどミンの指示の元で生と元太を尾行していたが、逆にみやぞの博士らにハッキングされた。
- 名前の由来はコンピュータセキュリティの用語で「侵入口」の英語「バックドア」。
- 巨大バグ
- 第52回から第54回までに登場。現実世界に侵食してきた電空のバグ。電空内に浮かぶバグは困り顔なのに対し、こちらは凶悪な表情をしている。みやぞんエンジやあどミン曰く、「何かに惹かれているよう」とのこと。
- そのまはデンリキでバグを縛ろうとするも、巨大すぎたため最初ははね除けてしまう。だが悠真がデンリキで糸を加工して広げたことにより糸で縛られ消滅させられた。
- 第85回では紅緒と眞生を捕まえたが、ギュナイを捕まえようとした際にデンリキの電流を喰らい退いていった。
- 電空のハカイシャ(でんくうのハカイシャ)
- 演 - kekke / みやぞん(第79回・第81回)、声 - 徳石勝大
- 初登場は第64回。てれび戦士達やかくれガレージを執拗に攻撃する謎の男。照太からは「バックドアーズのボスかもしれへんな」と推測されている。黒い衣装を身にまとい、側面に黒い角が2本ついた赤い仮面を身に付けたような外見。指が4本ある右手の手のひらから黒いキューブを放つことで現実世界を黒く侵食させる攻撃を行う。「ジジジ…。ハカイ…。」と喋る。てれび戦士のスマホから発された電波を辿りどこからともなく彼らの前に出現する。そのことに気づいたゆらはてれび戦士全員に島内でのスマホ禁止令を出した。第65回のラストシーンでは一度眞生がスマホを使った時に島内に侵入した。第66回では「ハカイシャハカイ作戦」の一環で悠真に呼び出される。照太が作ったあどミン型のデコイに誘導されてギュナイと眞生に縛られたあと、残りのメンバーに海岸へと引っ張られ悠真によって海に突き落とされ感電した。だが完全には死んでおらず、逆に「ドウシテ邪魔ヲスルノカ」とてれび戦士たちを追い詰める。最終的にみやぞんエンジによって修復されたシャッターを通って逃げられたため島に取り残された。
- 第77回ではてれび戦士全員のスマートフォンに安全アプリをインストールしたあどミンの背後に現れたが、そのまに撃たれ消滅した。第78回では課題に手こずっていた悠真の前に現れた上に攻撃もかわすが、彼が課題を達成した瞬間倒れて動かなくなった。
- 第79回ではあどミンの元から逃げ出したてれび戦士たちの元に現れるが、そのまに撃たれ仮面が割れた。第81回ではかくれガレージから逃げ出した悠真・元太・ゆら・そのまの前に現れる。そのまがギターを弾き語りしたことで苦しみ出し、仮面が割れてみやぞの博士の素顔が露わになった。
- なお、「電空の破壊者」という漢字表記は誤りである。
- 電空のハカイシャの仮面(でんくうのハカイシャのかめん)
- 声 - 徳石勝大
- 第67回から第69回までに登場。てれび戦士を洗脳する謎の仮面。てれび戦士らが気付くと彼らの手の中にあり、自身を被るように仕向けながら手を顔の前に持っていかせる。被ってしまうと消滅し、「あどミンは怖い存在である」とそのてれび戦士を洗脳しあどミンを破壊(殺害)するように体を支配、別のてれび戦士の前に再び現れる。最終的に生によってみやぞんエンジが作った圧縮機に入れられ潰された。
- クリプトオンズ(演:NOPPO)
- 2021年度より登場。バックドアーズに酷似しているが、こちらは差し色が黄色になっていて身体中にギリシャ文字が書かれているほか、ブラックボックスの形状も尖っている。空曰く、「電空に発生した新しいプログラム」。拍手することで物を隠すことができ、その能力を使ってあどミンを拐った。
- 名前の由来は「暗号」を意味するクリプト(crypto)から。
ゲストキャラクター[編集]
ユウマとソノマ編[編集]
- 坂上風花(さかがみ ふうか)〈小学4年生〉
- 演 - 江原風花
- 第1回に初登場。悠真の妹。「カゲヤマ亭」という洋菓子店の個数限定商品「ジュエルシュー」を食べたがっていて、悠真に買いに行かせている(しかし、毎回てれび戦士に先に食べられてしまう)。オセロの腕は強く、毎回兄を負かしている。このように悠真を格下扱いするような言動と行動が目立っていた[注 9]。しかし、偶然兄によって大切にしていた電動の犬のぬいぐるみが直った[注 10]ことにより、悠真を尊敬し「お兄ちゃん」と呼ぶようになった。
- 第25回から第30回までには転入生のそのまと親友になる。相変わらず悠真に対しては辛辣で「いなくなっても構わない」とまで発言したため、それをそのまに窘められた。兄とは違い宇宙に興味はない。また、あやとりも苦手なようでそのまに教わっていた[1]。
- 第49回から第51回までにはそのまに誘われて始めたダンスゲーム「ダンス・オブ・スカイ」の大会に出場しようと意気込む。しかし練習中に足を捻り、大会に出場できなくなってしまう。
- 第53回ではジュエルシューを購入した帰り道にふらふらと歩いていた悠真を発見する。無反応だった彼を驚かせて起こしたことが彼の洗脳解除に繋がった。
- 第80回では電空の再起動により彼女もまた電空に夢中になり、大好物のジュエルシューにすら見向きもしなくなってしまう。
- 第83回ではあどミンの経験データの提供元の1人として利用されていることが判明した。
- 第85回では電空消滅によりネット依存からは解放されたらしく、第1回と同じく悠真とオセロで遊んでいた。
- 第86回では自宅に萌衣を連れてきていた。
- 第89回では萌衣と共にスカイハイ(空)に夢中になっていた。
- 茂木淳一
- 第51回に登場。「ダンス・オブ・スカイ」の大会の実況。
- 茂木は『Let's天才てれびくん』「ニュース深追い」のリポーター役で芸名をそのまま出演。
- ドラゴンポット
- 演 - 吉野琉生、森英汰、羽田心結[3]
- 第51回に登場。「ダンス・オブ・スカイ」の決勝戦でゆら・悠真・そのまのチーム・アラスカを荒らすかと対戦した相手チーム[3]。ノンクレジット。
- 天空寺の場所を教えた男性(てんくうじのばしょをおしえただんせい)
- 演 - 坂口候一
- 生と元太が出会った男性。「仏像が沢山ある寺はどこか」と尋ねた2人に天空寺のことを教えた。
- 坂口は2002年度の『天才てれびくんワイド』のCGキャラクター・ブッチョー部長、2003年度の『天才てれびくんMAX』のCGキャラクター・タマ部長、2004年度の世界観ドラマ「ドラマ プラズマ界」のCGキャラクター・ラビ零号・ラビ4.8号・ラビ55号・鬼ラビの声を担当。
ギュナイ編(第7回 - 第9回、第58回 - 第60回)[編集]
- 佐々木信一(ささき しんいち)
- 演 - 浅川琉生
- ギュナイと同じクラスの男子児童で、周囲には「佐々木くん」と呼ばれている。受験勉強にいそしんでいる。好きな色はピンクだが、母を始めとする周囲の目を気にして隠していた。ギュナイが彼にぶつかり鉛筆を落としてしまった際、「私がピンクにしちゃったよね、ごめんね」と謝られたが手酷い言葉をかけてしまう。自身の誕生日会でギュナイに鉛筆は元々ピンクで、自分で買ったことと自分はピンクが好きだということを吐露し、服をピンク色に変えてもらった。後にギュナイが所属するクラブに入る。
- ギュナイの担任
- 演 - 熊木翔
- 信一の母が「ピンク一色になった学校で息子を学ばせられない」とクレームを言ったため、対応に追われる。
- 熊木は2000年度 - 2002年度のてれび戦士。
- ギュナイの同級生
- 演 - 石井心咲、咲希、松藤史恩
- ギュナイが部長を務める「最新流行トレンドクラブ」のメンバー。この回のストーリーがミュージカル風だったため、ギュナイと一緒に歌い踊る。中盤、ギュナイが「ピンクをやめる」と言い出した際には、「ギュナイらしくない」と心配していた。
- 信一の母
- 演 - 並木愛枝
- いわゆる教育ママ。第8回でギュナイと友人を信一の誕生日会に誘う[注 11]。息子とは対照的に白黒の物が好きだが、ギュナイの友人には「お葬式みたいで怖い」と怯えられてしまった[注 12]。最終的に息子の好みを理解する。
- 大橋(おおはし)
- ギュナイの同級生の男子。ギュナイにランドセルをピンクにされたため、黒いテープを巻き対応していた。非常にマイペースな性格で、信一の誕生日会でも唯一テンションが高かった。
- 用務員
- 演 - 和田まんじゅう(ネルソンズ)
- ギュナイの学校の用務員。体育倉庫にいたギュナイに気づかず鍵を掛けて閉じ込めてしまう。加えて見回りを忘れて居眠りをしてしまい、助けを呼ぼうとしたギュナイが叩いていた太鼓の音にも全く気づいていなかった。だが照太とギュナイが鰻を焼いていた匂いにつられて目覚め、扉を開けたことにより2人は脱出することができた。デンリキで出現させた物全てをギュナイから譲られて困惑していたが、子犬を見て和んでいた。
マウナ編(第10回 - 第12回、第55回 - 第57回)[編集]
- 眞生の母
- 演 - 饗場詩野
- 眞生のおやつをたい焼きにしようとするが、デンリキで気が変わりケーキに変更する。最終的に公園でめいっぱいダンスをする息子を遠くから見守った。
- 第55回では亀の世話をしない眞生を叱っていた。亀が餌を食べなくなった時には眞生に動物病院に連れに行かせていた。
- 饗場は1996年度 - 2000年度のてれび戦士。
- 眞生の担任
- 演 - 吉岡睦雄
- 眞生にダンスの大会を紹介する。第11回ではデンリキの影響で児童と共に暴れ回っていた。
- 眞生の同級生
- 演 - 川村瑠泉、高木龍之介、内山そうた
- 赤い服の男子、大柄な青い服の男子、眼鏡をかけた黄色い服の男子の3人組。眞生をいじめていたが、サッカーをしていてデンリキにかからず眞生のダンスを見るのを拒否したことで、デンリキで眞生のダンスの虜になったクラスメイトたちからは「下手なサッカーなんてやらなきゃいいのに」「邪魔」と非難されてしまう。最終的にいじめをやめたのか、ダンスをする眞生を遠くから見守っていた。
- 絵を描いていたクラスメイト
- 名前は不明。中盤からはいじめっ子3人組のいじめの標的にされてしまう。終始絵を描くのに集中し続けていたため、劇中では眞生のデンリキが唯一効かなかった。描いていた絵をクラスメイトに踏まれたり破かれたりしても何も言わなかったため、「どうして絵を描き続けているの?」と眞生に問われた際には「やりたくてやってるから描き続けられる」と答えた。これにより、彼に冷たく当たっていたクラスメイトに対し眞生は「ここでやってもいいだろ、やりたくてやってるんだから」と反論し、破かれた絵を一緒に修復した。
- 亀
- 声 - 諏訪結衣
- 眞生が幼い頃から飼っているペット。名前は付けていない。餌を食べなくなった矢先、眞生のデンリキで話すことができるようになる。そこで「儂はもうすぐ死ぬ」と眞生に伝え、「『生命の泉』に連れていってほしい」と頼みごとをする。その際、餌として与えられていた魚肉ソーセージはしょっぱくて嫌いということや、あまり顔に触れてほしくないことも伝えた。過去にタイムスリップした眞生に「生命の泉」へと連れていってもらい、泉の中へと消えていった。その後眞生が目覚めた際には小亀となっていた。
- 動物病院の院長
- 演 - 寺十吾
- 借金取りに追われているらしく、眞生が亀を連れて訪ねてきた際には居留守を使っていた。眞生に「亀はもう寿命を迎えているのでどうやっても治せない、動物は痛くても痛いって言えない」と伝えた。
- 公園にいた男性
- 演 - 本多晋
- 眞生に泉の所在について訊ねられたものの、「今はビルが建ってしまっていて存在しない」と教えた。
- スーパーの女性
- 演 - 高橋佳代
- 公園にいた男性の知り合い。彼女の長話に付き合わされそうになってしまった眞生は早々立ち去ってしまった。眞生がタイムスリップしていた間は八百屋で働いていた頃の若い姿でも登場した。スーパーの前を何度もウロウロした挙げ句倒れた眞生が起き上がった際には安堵していた。
レイ編(第13回 - 第15回)[編集]
- 礼の母
- 演 - 小橋めぐみ
- ニューヨークに単身赴任中でいつ帰国できるかもわからない状況のため、1日1回娘とビデオ通話をしている。礼は母に会うためにデンリキを乱発したが、帰国予定がすぐに変わりいつも入れ違いになってしまう。2035年でも未だに単身赴任中だが、未来からタイムスリップしてきたと主張する娘は疲れていると思い、「子供の頃は毎日電話で正直に話してくれたのに」と心配した。現代に帰還した後、礼は彼女に「寂しいから今すぐ帰ってきて」と本当の気持ちを伝えた。
- 2035年の礼
- 演 - 生越千晴
- デンリキの使いすぎにより、25歳になってしまった礼。肉体は立派な大人だが中身は年相応で、一人称は「礼」のままである。未来では会社員である模様。
- 後藤課長
- 2035年における礼の上司。タイムスリップした直後の礼に電話をかけ、遅刻を咎めた。しかしこの時の礼の精神は子供のままだったため面識はあるはずがなく、彼女からは「変な花のおじさん」と呼ばれた。
- 2035年のギュナイ
- 演 - 斎藤アリーナ
- 2035年のソニア
- 演 - メロディー・チューバック
- ギュナイはシンガーソングライターとなっていて、礼からは「綺麗なお姉さんになってる」と評された。ソニアはモデルになり、現在と同じく会話に度々英語が混じる。礼は2人に「自分は15年前からタイムスリップしてきた」と話すが、どちらもデンリキや電空のことを覚えていなかった[注 13]上に礼の話をまともに聞かなかった。
- なおこの時代の流行なのか、2035年の人々は全員耳に草花のような装飾をつけている。
- 斎藤は2010年度(てれび戦士名・斎藤安里奈ダイアナ)の、メロディーは2007年度 - 2009年度のてれび戦士。
- 2035年の悠真
- 演 - 千葉一磨
- 大学で超心理学の研究をしているが、ダジャレ好きな面は今と変わらない。唯一礼の話を信じ、彼女を元の時代へ帰すために尽力する。礼を帰還させる作戦として「礼がデンリキを使い更に50年後(2085年)に移動している間に自分はあどミンを捜索する」ことを提案する。「デンリキを使うとこの出来事を忘れてしまう」と語る礼に対し、毎日左手の甲に「電」の字を書き続けたため、2085年でも礼のことを覚えていた。
- 第64回では歯科医院で歯の治療をしていた礼の前に歯医者(演 - 加藤大騎)と入れ替わる形で突如現れ、「電空のハカイシャが来る、あどミンが危ない」との言葉を残した。足を捻挫し無人島で眠っていた礼の夢の中にも現れ、「あどミンはてれび戦士たちにとって危険な存在である」と告げた。ただし礼は彼が大人の悠真であったことには最後まで気づかなかった。
- 千葉は2006年度 - 2009年度のてれび戦士。
- 2085年の悠真
- 演 - 大槻修治
- 老人になった悠真。毎日左手の甲に「電」の字を書き続けたため、2085年でも礼のことを覚えていた。
ベニオ編(第19回 - 第21回、第61回 - 第63回)[編集]
- 紅緒の父
- 演 - 高木三四郎
- のんびりとした性格。紅緒は周囲に「ノロマ」と称される自らの性格を「お父さんに似た」と考えており、彼もまた紅緒の性格は個性であり、「のんびりな紅ちゃんが好き」と寛容的に捉えている。得意料理はカレーライスだが、紅緒の口には合わないほど辛いらしい。
- 第62回では紅緒のオリジナルストーリー「まほうアイドルベニオ」の世界に登場していて、彼女に弁当(ナンとカレーの缶詰。食べた芹奈はあまりの辛さに火を吹き失神した)を作っていた。
- 紅緒の母
- 演 - 秋山恵
- 紅緒や彼女の父とは対照的に非常にせっかちで、何でもてきぱきとこなす。いつも紅緒が取り分ける前におかずを全て食べてしまう。紅緒がデンリキを使い高速で夕食を完食した時には険悪な関係に陥りかけた。
- 第62回では紅緒のオリジナルストーリー「まほうアイドルベニオ」の世界に登場していて、紅緒の父が作った弁当を彼女に渡した。
- 秋山は2004年度の「天才てれびくんMAX」テレヴィア刑事・秋山刑事。
- 紅緒の姉
- 演 - 田口華
- 紅緒の母に似た性格。いつも紅緒が取り分ける前におかずを全て食べてしまう。紅緒がデンリキを使い高速で夕食を完食した時には険悪な関係に陥りかけた。
- 第63回では紅緒のオリジナルストーリー「まほうアイドルベニオ」の悪役・魔王として登場していた。紅緒曰く「書いた時に喧嘩していたから悪役として出てきたんじゃないか」とのこと。だが執筆中に紅緒は姉と仲直りして続きを書いていなかったため、壊れたように同じ台詞を繰り返し、背景もろとも真っ白な世界の一部となってしまう。最終的に理音が話の続きを書き足したことによりアイドルの姿になり、紅緒・芹奈とライブを行った。
- 紅緒の担任
- 演 - 岩井七世
- 遅刻ギリギリで登校してきた紅緒をからかったクラスメイトたちをたしなめていた。中盤、紅緒が50mを2.8秒で走った際には非常に驚き、計測ミスを疑った。
- 岩井は2001年度 - 2003年度のてれび戦士。
- ヨシヒコ
- 紅緒のクラスメイト。いつもクラスで一番早く登校しているので、遅刻寸前で登校している紅緒をからかう。デンリキで自身より早く登校した紅緒には驚いていた。テレビ番組に憧れているらしく、カメラが回っている間は紅緒の背後でピースサインをしていた。
- ドラマティック・ドリーム・タイムのリポーター
- 50mを2.8秒で走った紅緒の噂を聞きつけ、スクープを撮影するために彼女にベン・カールボルトとの試合を勧める。しかし実際に紅緒は12.8秒の記録を出したため、「10秒もサバを読んでるじゃないですか」と落胆した。
- ベン・カールボルト
- 50m走の世界最速記録保持者。紅緒と勝負することとなる。紅緒はデンリキを使う寸前に父の言葉を思い出して思い直したため本来の速度で走ったのだが、彼女のことを「良い走りだった」と称えた。
- 名前の元ネタはベン・ジョンソン、カール・ルイス、ウサイン・ボルト。
- ピーター・パン
- 演 - 高橋郁哉
- 紅緒が入り込んだ本「ピーター・パン」の登場人物。ウェンディ(紅緒)をフック船長から救い出した後、フック船長を船から突き落とした。
- 高橋は2004年度 - 2006年度のてれび戦士。
- フック船長
- 演 - 吉田メタル
- 紅緒が入り込んだ本「ピーター・パン」の登場人物。話の筋書き通りウェンディ(紅緒)を捕まえてしまうが、ピーター・パンに解放された挙げ句海に突き落とされてしまった。
- 吉田は『天才てれびくんYOU』では豆のもじもん・まめたんの人間態・遠藤豆男を、2006年度の『天才てれびくんMAX』世界観ドラマ「新ユゲデール物語」では第2話のゲストキャラクター・鉄。
- 将軍様
- 演 - ぶう(えんそく)
- 紅緒が入り込んだ本「一休さん」の登場人物。原作通り一休さん(紅緒)に「このはしわたるべからず」と掛かれた立札を見せ、川の向こう岸に渡ってくるように指示する。紅緒は「『この橋』ではなく『この端』」という本来の話の展開を忘れてしまったが、「私は『このはし』という名前の人ではなく一休さんだ、このはしさんは橋を渡れないが自分は違う名前なので渡った」と説明したため彼女を認めた。
イク編(第22回 - 第24回、第67回 - 第69回)[編集]
- 高橋(たかはし)
- 生の友人である男子生徒。惚れっぽく思い込みの激しい生に呆れている。また、ビビりな生をよく背後からクラッカーで驚かせてからかう。何でもすぐに修理できる生を「本当は修理していると称して新品を購入しているのでは」と疑うが、その後松沢からの依頼品の手鏡を偶然割ってしまう。後に生の自宅を訪れ手鏡を割ったことを謝罪するが、生は修理に集中していたため作業が終わるまで彼に気づかなかった。
- 望月(もちづき)
- 生と同じ学校の男子生徒。周囲の女子にモテるため、生からは嫉妬されている。
- 園田(そのだ)
- 生と同じ学校の女子生徒。デンリキでストップウォッチや友人からもらった人形を修理してもらったことで彼に感謝する。他の生徒からの依頼品を生に渡し、生がデンリキをあどミンに返した後にも祖母の髪飾りの修理を依頼する。生はみやぞんエンジに修理を依頼するものの、あいにく彼は腕を怪我してしまっていた上に「不器用だ」と芹奈とみやぞんエンジに罵倒されたため、自力で髪飾りを修理することを決意。そして生から無事直された髪飾りを受け取った後お礼にチョコレートを渡すが、生が映画に誘おうとした時には既に帰ってしまっていた。
- 松沢(まつざわ)
- 生と同じ学校の女子生徒。生にバレエコンクールの景品である手鏡を預けるが、高橋に誤って割られてしまったことを生は知らずに渡してしまったため、「直せなかったなら言ってくれればよかったのに、前よりも壊すなんてひどい」と彼を非難する。デンリキが失敗したと思い込んだ生はデンリキをあどミンへ返すことを決心してしまう。
- 生の母
- 生からは「マミー」と呼ばれている。息子が告白される妄想をしていたところを盗撮し、父親に報告しようとしていた。
- ダンサー
- 演 - 吉岡睦雄、折笠慎也
- 公園でダンスをしていたところ、片方(吉岡)がデンリキを無意識に発動させた生と入れ替わった。入れ替わっていたことには気づかず、「俺が2人いる」と驚いていた。
ソニア編(第31回 - 第33回)[編集]
- マイ
- 演 - 鈴木硫那
- ソニアのクラスに在籍する女子児童。非常にクールな性格で、常に他の児童と話さず本ばかり読んでいる。ソニアは彼女と仲良くなることを目的にデンリキを使おうとするが、最初は「もし嫌われていたらどうしよう」という恐怖から使うことを踏み留まってしまった。しかし無くした手作りのキーホルダーを見つけてもらったことにより、ソニアと意気投合する。実際、マイはソニアのことが気になっていたが、人気者の彼女に話しかけられなかっただけだった。ショウに想いを寄せているが、相手にしてくれないかもしれないと感じていた。ソニアにショウと引き合わされるが、ソニアがショウに自分の想いを告げてしまっていたことに気づいてしまい、「気持ち悪い、余計なことをしないで」と彼女を罵倒してしまう。しかし翌日きつい言葉を掛けてしまったことを反省しソニアに謝罪、前日の帰宅途中に見つけた捨て猫を引き取ってもらうことになったショウと良い関係を築くことができた。
- ショウ
- 演 - 入江環太
- マイが想いを寄せる男子児童。しかし当の本人はマイに対して興味はなく、ソニアのことが好き。第33回のラストシーンでは公園からの帰り道にマイが発見した捨て猫を引き取ったことにより、マイと意気投合した。
リオン編(第34回 - 第36回、第70回 - 第72回)[編集]
- 片関聡子(かたぜき さとこ)
- 演 - 三坂知絵子
- 理音と元太が招待された山荘の管理人を務める女性。黒い衣装に身を包み、眼鏡を掛けている。一人称は「わたくし」。本人曰く「この仕事は初めて」らしく、なぜ理音たちが集められたのかは知らない模様。「ゲーム」を持ちかける謎の声に促されるがまま、招待客全員の携帯を回収する。実際はボイスレコーダーを仕掛け謎の声をスイッチで再生していたことが判明。しかし携帯の回収はメールで指示されていたと主張した。加えて携帯電話を入れた金庫の鍵が何者かによって持ち去られてしまっていた。
- 麓まで下りて助けを求めに行っていた最中、みやぞんエンジが送ってきた暗号[注 14][注 15]を解読した理音に犯人扱いされてしまった。彼女は劇団員ではなく彼らに雇われた本物の管理人であり、謎解きイベントについては全く知らされていなかった。めぐみに鍵を隠されたことを明かされ、「わたくしに言って下さればよかったのに」と呆れていた。事件の真犯人が理音だったことには最後まで気付かなかった。
- 林田保(はやしだ たもつ)
- 演 - 田中理来
- 山荘に招待された男子大学生。めぐみが消えた際、何故か彼女のことを「みゆき」と呼んだが、「元カノと間違えた」と主張した。2日目の朝はレコードを聴いていたが、理音・元太・片関が大河原と彼の台詞が書かれた台本を発見していた最中に失踪してしまう。
- 実は謎解きイベントを主催していた劇団員(めぐみを呼び間違えた理由は言及されていないが、第36回の「みゆき君が消えたもんだから、こちらも事情を話せなくなってしまってねぇ…。」という大河原の台詞からして恐らく本名)。姿を消したのは失踪したからではなく、理音のデンリキで河原に飛ばされたからだった。事件の真犯人が理音だったことには最後まで気付かなかった。
- 田中は2008年度のてれび戦士。
- 有沢めぐみ(ありさわ めぐみ)
- 演 - 鈴川琴音
- 山荘に招待されたモデルの女性。初対面の理音と元太のことを「かわいい」と称していた。山荘に併設しているプールで泳ぐために水着を持参していた。外のプールで泳いでいたところ、直前まで自室で元太が彼女を見ていたにもかかわらず叫び声をあげ突如失踪してしまう。その際、一度だけではあるが何故か林田から「みゆき」と呼ばれていた。
- 実は謎解きイベントを主催していた劇団員。彼女は殺害される役を演じる予定だったのだが(大河原の部屋から出てきた台本においてめぐみが殺された扱いになっていたのはその名残)、理音のデンリキで麓の町へ飛ばされてしまった。さらに鍵を隠した張本人は彼女だった。第36回でも大河原に「みゆき」呼ばわりされていたため、「有沢めぐみ」という名前は本名ではなくこのイベントにおいての役名の可能性もある。事件の真犯人が理音だったことには最後まで気付かなかった。
- 大河原耕造(おおかわら こうぞう)
- 演 - 荒川大三朗
- 山荘に招待された国会議員秘書の男性。めぐみに「おじさん」呼ばわりされた際には怒っていた。理音らが何かを発言しようとした際に毎度いつも割って入っていたため、理音には「何か隠している」と怪しまれたが、翌朝に失踪してしまう。加えて彼の部屋からは彼と林田の台詞が書かれた台本が発見された。
- 実は謎解きイベントを主催していた劇団員(彼の部屋から出てきた台本はそのイベントの台詞である)。姿を消したのは失踪したからではなく、理音のデンリキで山中に飛ばされたからだった。事件の真犯人が理音だったことには最後まで気付かなかった。
- 芹奈の祖母
- 演 - ノンクレジット
- 芹奈におはぎを作ってくれた女性。ただしデンリキを発動させた理音の頭に浮かんだ回想のみの登場で、本人は登場していない。
- 「カゲヤマ亭」の店主(カゲヤマていのてんしゅ)
- 演 - 鈴木真之介
- ユウマ編にも登場した「ジュエルシュー」で人気の洋菓子店「カゲヤマ亭」の店主。兄である「ビストロかげやま」の店主が失踪したため、理音に助けを求める。実は勘違いをしていただけだった。
- 「ビストロかげやま」の店主(ビストロかげやまのてんしゅ)
- 演 - 高橋英希
- 「カゲヤマ亭」の店主の兄。数日前から失踪していたが、実は彼女のミサトにプロポーズしていた際に腰を痛め入院していただけだった。
- 広川ミサト(ひろかわ ミサト)
- 演 - くれみわ
- 「ビストロかげやま」の店主の彼女。「ビストロかげやま」の店主からプロポーズされた際には感涙していたが、直後彼が腰を痛めてしまい病院まで介抱した。だが理音には「連れ去られた」と曲解されてしまった。加えて「ビストロかげやま」の店主が作ってくれたビーフシチューを勝手に理音と元太に全て食べられてしまったが、本人は特に気にしていなかった。
セリナ編(第37回 - 第39回)[編集]
- 芹奈の祖父
- 演 - 角田明彦
- 梅田流忍術教室の師範。すぐ調子に乗る割には修行に本腰を入れない孫に手を焼いている。芹奈(実際はダブル)が修行に本腰を入れたことに対しては感動していた。手裏剣投げ対決本番では本物の芹奈がきちんと練習してきたことを信じていて、腕を痛め手裏剣を投げられなくなった芹奈を本物と認めた[注 16]。
- 芹奈のダブル
- 演 - 矢野まなみ
- 芹奈がデンリキで召喚した分身。芹奈本人(及び視聴者)には芹奈のお面と全身緑色のタイツを身に付けた人物にしか見えないが、他人には芹奈そっくりに見えている。本人とは違い無口だが一応喋ることは可能で、声は非常に低く太い。芹奈に修行の代わりをさせられたり雑用を頼まれていたりしていたが、知らぬ間に自我を身に付け、芹奈本人に成り代わろうとしてしまう。手裏剣投げ対決本番では全ての的に手裏剣を当てたが、本気で練習をしてきた本物の芹奈を認め、言うことを聞くようになった。しかし本当に実力で勝ちたい芹奈と共に崩し将棋対決をすることになる。最終的に敗北し、芹奈の「バイバイ」という言葉で消滅した。
- 第85回では再び芹奈に呼び出され、一緒に手裏剣を投げてバックドアーズを退治した。
ショウタ編(第40回 - 第42回)[編集]
- バク太郎
- 演 - 大水洋介
- 照太が出会った売れないお笑い芸人。照太のツッコミを気に入り、彼とコンビ「バクショウズ」を結成する。デンリキのお陰でライブは成功したが、実は成否にかかわらず実家に帰ろうとしていて、照太のことを最後の相方と見なしていた。田舎にソト子という名の彼女を残してきていて、「10年経って結果が出なかったら戻る」という約束をしていた。その10年目が今年だった。事前にネタの打ち合わせを一切しなかったり本番中に勝手に帰ってしまったりする照太を怪しみ口論になった結果、コンビを解散してしまう。しかし一人会場に来ていて、照太が来るのを期待していた。デンリキについても薄々気づいていて、あどミンにデンリキを勝手に食べられ「今までみたいに笑わすことができない」と落ち込んでいた照太に対して「何となくわかる」と元気付け、共に最後のライブに臨んだ。
- 大水は『Let's天才てれびくん』(2015年度 - 2016年度)において超次元帝国清掃課地球係の係員・大水洋介役のほか、東京どちゃもん・もものうちの声も担当。また、ソト子と会話しているシーンでは津軽弁を使用していたが、大水は青森県出身(ソト子役の崎乃も同様)である。
- 飛長飛男
- 演 - 飛永翼
- テレビ番組「爆笑オワライブ」と「お笑い新人王決定戦」のプロデューサー。ライブで成功を収めたバクショウズをスカウトする。照太が「お笑い新人王決定戦」の会場に来なかったため(実際はデンリキを狙うあどミンから逃げていた)、バク太郎に「このままじゃ困るよ」と言っていた。
- 飛永は前述の大水と同じく『Let's天才てれびくん』(2015年度 - 2016年度)において超次元帝国清掃課地球係の係員・飛永翼役。
- ソト子
- 演 - 崎乃奏音(CYNHN)
- バク太郎の彼女。芸人を夢見るバク太郎と「10年経って結果が出なかったら帰ってくる」という約束をする。第42回の最終シーンでは最後のライブに臨むバクショウズを自宅からテレビで見守っていた。
- 浜崎容子
- 演 - 浜崎容子(アーバンギャルド)
- バクショウズがゲスト出演したテレビ番組「容子の部屋」の司会者。照太が収録中に突如走り去ってしまうが(実際はデンリキを狙うあどミンから逃げていた)、デンリキの影響で笑っていた。
- 浜崎は『Let's天才てれびくん』で超次元帝国総監・ぱぺらぴ子の声と歌唱を担当。
- 飯島緋梨
- テレビ番組「お笑い新人王決定戦」のリポーター兼司会者。バク太郎にインタビューをしていた。
- 飯島は2014年度 - 2016年度のてれび戦士。
- 清掃員
- 演 - 松永天馬(アーバンギャルド)
- 照太に「お笑い新人王決定戦」のスタジオの場所を尋ねられたが、廊下を走り去っていった彼に注意した。
- 松永は『Let's天才てれびくん』で超次元帝国清掃課地球係の天馬係長を(BGMも『Let's』時代のものが使用されていた)、『天才てれびくんYOU』の最終回で彼にそっくりな清掃員を演じていたため、天才てれびくんシリーズに3作連続で出演。見た目も両者に似ていてオカマ口調で喋っていたが、髭を生やしているのが最大の違い。彼が天馬係長本人であるかは不明。
ゲンタ編(第43回 - 第45回)[編集]
- 元太の先輩
- 元太の学校の漫画部の部長。元太の描いた漫画を「見た通りに描けていない」と批判する。しかし本心では彼の絵を認めていて、コンテストで落選したことに関しては「こんなに面白い漫画を描けるのは元太しかいないのに、それを貶す審査員はセンスがない」と評していた。
- シュン
- 演 - 川村瑠泉
- 元太の幼馴染みである男子生徒。ニュースに登場した新種生物を捕獲しようと元太とサヤカを誘う。ごっこ遊びが大好きで、新種生物捕獲用の機械(実際は工作)を作っていた。最終的にサヤカに元太の漫画の話を考えることを勧められた。
- 「フランドル」の主人
- 演 - 吉岡睦雄
- 元太行きつけの文房具屋「フランドル」を経営している男性。新種生物のニュースを見ていた。
- サヤカ
- 演 - 五味未知子
- 「フランドル」のアルバイトの女性。元太の絵を楽しみにしている。森に元太が描いた新種生物(実際は元太がデンリキで実体化させた絵)を偽物扱いされた時には怒っていた。落ち込んでいた元太に対し、「誰の目にも同じように見えるのなら意味がない、元太の絵に惹かれるのは本物そっくりだからじゃなくて心を動かすから」という言葉をかけた。
- 森像太郎(もりぞう たろう)
- 演 - 五頭岳夫
- 生物学の権威。ノーベル賞を受賞したと主張しているものの、実際は受賞していない。シュンとサヤカの新種生物の発表に一度は驚くものの、証拠が元太の絵しかないことを知り一度は手酷い言葉をかける。しかしデンリキで実体化させた元太の描いた龍を見て感動する。
- 名前の元ネタはモリゾー。
ユラ編(第46回 - 第48回、第73回 - 第75回)[編集]
- ゆらの母
- 演 - 葉山いくみ
- 娘が周囲に気を遣いすぎて疲れていることを見抜いた。
- バッケ
- 声 - 宮田幸季
- ゆらのデンリキで喋り出した水色のバケツ。元々はドラムのソロパートを練習していた際に使っていたもので、ゆらが無自覚にデンリキを発動させたことにより会話できるようになった。語尾は「〜バッケ」「〜バケ」。喉が渇いた場合、中に水を補充すれば水分補給したことになる。何でも1人で抱え込んでしまうゆらと似たような性格。ゆらがみやぞんエンジにデンリキのことを報告していた間に行方不明になってしまうが、その間に釣り用に使われていただけだった。しかしゆらが目を離した隙にドラマーの女性・カリンに持ち去られてしまった。自分とゆらが似た者同士で自己主張ができないことを自覚していて、自分をさらけ出した方がいいとアドバイスした。ゆらは勢いでスティックを紛失してしまったが取り戻し、お互いへ感謝の言葉を伝え元のバケツに戻った。
- 宮田は『天才てれびくんYOU』にて腐のもじもん・ふてくさーるの声を担当。
- カリン
- 演 - 篠原麻里
- 「顔が描かれているなんて珍しいバケツ」とバッケを持ち出してドラムを演奏していた女性。ゆらが「顔が…」とデンリキのことをばらしそうになった際には「顔が描かれていないと演奏できない」と解釈しドラムに顔を描いたため、結果的にデンリキの発動を防いだ。バッケが喋ったところを見ても驚かず、むしろ「バケツが応援してくれている」と好意的に捉えていた。バッケと共にソロパートに挑戦するゆらを応援した。
- 篠原は音楽コーナー「ポコ・ア・ポコ」派生バンドグループ・クリス with CHU-CHU-くらぶのドラマー・まり(1995年度版)、1996年度 - 1997年度のてれび戦士。
- 土居加代子(どい かよこ)
- 演 - 島かおり / 宮崎紬(幼少期)
- たい焼き屋の客の一人で、ゆらと紅緒が出会った初老の女性。少々頑固でひねくれた性格の持ち主[注 17]だが、礼儀は持ち合わせていて、ゆらにデンリキで実体化させたたい焼きをもらった際にはきちんと感謝している(ただし薄味だったため、「そんな不味い店の商品を食べさせるなんて」と文句を言った)。
- 子供の頃は家を不在にしがちな両親に代わって友人の竹子とよく遊んでいた。ある時彼女の髪飾りをねだり貰ったものの、一度も使わずに紛失して謝罪できずに疎遠となり、そのまま死別してしまったことを深く後悔している。そのため「幽霊でもいいから」と再会することを望んでいた。
- 実は髪飾りを紛失していたのは嘘で、本当は「自分よりも髪飾りの方を大事にしていたのが許せなかった」と嫉妬して髪飾りを捨てていた。だが「物に嫉妬するなんて」とそのことを後悔していて、その事を竹子(に扮したゆら)に吐露することができた。全てが終わったあと、部屋に戻ったところ竹子の髪飾りを発見した。
- 竹子(たけこ)
- 演 - 伊藤翠
- 加代子の友人で、花の髪飾りをつけた少女。加代子にその髪飾りを譲るが彼女が紛失してしまったことにより疎遠となってしまい、加代子曰く若くして亡くなったという。
- 紅緒の提案でゆらは加代子の自宅に残された写真から髪飾りを出そうとしたが、失敗して竹子ごと出現させてしまう。「幽霊でもいいから会いたい」と加代子が呟いたのを聞き、ゆらは「デンリキで出した竹子を幽霊ということにして、加代子の謝罪のチャンスを作り出す」という作戦を思い付く。第75回で再び出現させられたものの、突如呼ばれたため戸惑っていた。ゆらと紅緒に事情を説明されたものの、デンリキの副作用のためかやたら薄っぺらい態度だった。加代子と再会したものの、紅緒が操作していた加湿器のコードに足を引っ掻けて転倒してしまい、その勢いで写真が床に落ちたことにより消滅してしまった。その後はゆらが彼女に扮して加代子の話を聞いた。全てが終わった後、「整合性が取れなくなるから」とゆらに頼まれて外していた髪飾りは写真に戻らずに部屋に落ちていた。
電空の住人[編集]
- デントリールーム
- 電空にログインした際に最初に来ることになるエリア。バグに取り憑かれたナビヒコがセキュリティを厳重にし過ぎてしまい、当初てれび戦士たちはここにしか入ることが出来なかった。
- ナビミ
- 声 - 阿澄佳奈
- てれび戦士が最初に出会った電空の住人でナビヒコの妹。兄が暴走してしまい悠真と礼にSOSを出した。最初はデントリールームを訪れた2人に怯え逃げ惑っていたが、兄を救う決心を固める。バグモンスターと化した兄と対峙するが、そこで兄は自分を守りたかっただけだったということを知った。
- 阿澄は『Let's天才てれびくん』福岡どちゃもん・ちゃっちゃくちゃらの声を担当。
- ナビヒコ
- 声 - 阿澄佳奈
- ナビミの兄で電空の案内役の男性。ナビミを大切にするあまりバグに憑依され、悠真・礼・ナビミが彼の元に辿り着いた際には既にバグモンスターに変貌していた。礼により「妹を守りたい」が大切な言葉だと見抜かれ、悠真によりデバッグされた。その後は3人に謝罪し、電空へと繋がるゲートを開けた。
用語[編集]
- 電空
- モニターから繋がる独自の空間であり[4]、子供だけがログインできる電脳空間。
- オープニングなどに出てくる「シンボル星」が中枢部で空間中に様々な物が浮かんでおり、「チョウ〇〇」と各エリアの名前が表示される。生放送で出てくるエリアは、基本的に実在の土地をモデルにしている。
- 現在は何らかの原因で壊れて入ることができなくなり、人々の記憶からも存在自体が失われている(そのまのように覚えている一般人も極稀にいる)。案内役の電空の住人・ナビヒコをデバッグしたことにより入れるようになったが、30分の時間制限がある。
- 第54回ではあどミンがそのまのデンリキを食べた際、「現実世界は危険なため、子供達が安全に冒険できる楽園として電空が作られた」ということを思い出した。
- 第80回で暴走したあどミンがついに電空を解放するが、デントリーした子供たちは依存するかの如く電空にのめり込んでしまった。
- 電キャ
- いわゆるアバター。電空にログインした者の電空内での仮の姿であり、デンリキを使う際にもてれび戦士の傍らに出現する[4]。外見は多種多様で平面画やドット絵風の物、さらには人間と寸分違わぬタイプのものもある[4]。
- 電印
- 読みは「でんじるし」。てれび戦士の左手の甲に出現する「電」の漢字で、てれび戦士であることの証。普段は見えないが、デンリキが発現した時やデンリキを使用する時などに浮かび上がり光る。あどミンは誰かの電印が光るとそれを察知することができる(誰のものかは把握不能)。
- hello,
- そのま以外のてれび戦士達がかくれガレージに召集された際に、自動的に各自の携帯電話にインストールされていたアプリ。てれび戦士同士やかくれガレージとの連絡を行うテレビ電話機能や、目標物を指し示す地図機能が備わっている。圏外の場合は使用不可能。
- 安全ブレーカー
- 第76回から登場。あどミン曰く「これを再起動させれば電空が元に戻る」。それと同時にてれび戦士全員のスマートフォンにアプリが自動的にインストールされた。このアプリを起動させるとてれび戦士各々に最初に得たデンリキにまつわる課題が出され、全員が達成することができれば安全ブレーカーが出現する。
- 第78回終盤で再起動させられたものの、消えていたあどミンの記憶が戻りあどミンが暴走を始めてしまう。
- リバース・コンバーター
- 初登場は第82回。みやぞの博士の発明品の1つで、彼が開発した武器に取り付けて使用する。あどミンからデンリキを取り戻すことができる。
- 第85回でそのまが使用。少なくとも8つのデンリキ[注 18]がてれび戦士たちのもとへと戻った。
- 電空の住人
- ナビヒコなどゲームコーナーや生放送に登場する電空内のキャラクター。基本的に饅頭型の体に顔があり、体の下に2本の細い脚があって円錐形の帽子とヘッドホンをつけたような外見で、これに加えキャラクターによる幾分かの個体差がある[注 19]。胴体や脚が縦に長く伸びることがある。ゲームコーナーに登場する個体は甲高い鳴き声をあげるだけである。
- バグモンスター
- 電空のバグに侵され、黒い立方体型の姿[注 20]へと変貌してしまった電空の住人[注 21]。前兆として性格が本来から豹変し、体中に黒いノイズが走る。顔のような模様がある前面はモニターになっている。この状態でもクイズ好きな本質は変わっていないようで、クイズ攻撃を仕掛けてくる。デンリキで「大切な言葉」を思い出させることにより、デバッグして元の姿へと戻すことが出来る。
- 2学期以降はリモコンとテレビを組み合わせたような見た目の新型バグモンスターが登場する。テレビ画面には元になった電空の住人の姿が表示されている。
- エンジ
- 電空のエンジニア。制服は色とりどりのオーバーオールで、あらゆる物をスキャンして複製する傘のようなマシーンを所有している。
- かくれガレージ
- みやぞんエンジが所有する秘密基地。てれび戦士の活動拠点でもあり、休憩室やゲームルームなどの部屋がある。てれび戦士がかくれガレージ内に入ると自動的にてれび戦士の衣装に変わり、外に出ると私服に戻る[注 22]。とある公園の地下にあるらしく、公園の滑り台が秘密の出入り口になっている。また、任意で出入り口を出現させる場所を変えることも可能[注 23]。
- 第79回で暴走したあどミンに攻撃され崩壊してしまった。
- 2021年度では後述の電キャんぷベースに改築された。
- かくれガレージ・オリジン
- 第81回から第85回までに登場。電空のプロトタイプとして作られた場所で、てれび戦士達の新たな拠点。
- 電キャんぷベース
- 2021年度の拠点。かくれガレージを改装して作られた。そちらよりも部屋が広くなっているほか、出入り口を変える扉も大きくなっている。
- ダンス・オブ・スカイ
- 通称「DOS」。三人一組でプレイするバトル形式のダンスゲーム。画面中央に表示された動きを連続で成功させるとゲージが溜まっていき、満タンになると相手に攻撃ができる。逆にミスをするとポイントが減少し、ポイントが0になると脱落してしまう。相手全員を脱落させるか相手チームのアバターのHPを0にした方が勝利。
- あどミン曰く「電空に似ている」らしい。後に電空を開発したみやぞの博士が開発に関わっていることが判明した。
- 第87回では照太と萌衣がプレイしていた。
- なおプレイする際に画面にアバターが表示されるのだが、アバターは全て前作「天才てれびくんYOU」に登場したもじもんである[注 24]。基本的にアバターはもじもんの姿にしかならないようで、第51回では自身のチームのアバターとして表示された悠真の電キャを見た悠真・元太・紅緒が驚いていた。この世界にもじもんの概念があるかは不明。
デンリキ[編集]
作中に登場する超能力で、電空が壊れた際に飛び散ったエネルギーを宿した人間のみが使える。本作ではこのエネルギーを宿した少年少女を「てれび戦士」と呼び、基本的に「デンリキ・〇〇」というコードネームを唱えると左手の甲に電印が浮かび上がり発動するが、無意識に発動する場合もある。また、電空のエネルギーを宿していてもデンリキが発現するタイミングはてれび戦士によりまちまち[注 25]。
デンリキを発動する際、てれび戦士はポーズをとる(デンリキの発動条件に含まれるかどうかは不明)。前半部分は全員共通[注 26]だが、後半部分(前半部分とデンリキ名の間の部分)の動きはてれび戦士ごとにそれぞれ異なる。
デンリキが発動するとまずデンリキの名前のドット文字が分散→収束するという形で「電」の文字を模したエネルギー体が現れ、これをあどミンが食べて回収することで電空を修復できるが、あどミンにデンリキを食べられた者はデンリキを使えなくなる[注 27]。なお途中でキャンセルした際には、デンリキ名のドット文字が出てこない。
元来は電空内で使用される呪文もしくはコマンドのような物だったらしく、木曜日の生放送では電空の住人からバグを除去するなど様々な効果が見られる。
基本的にみやぞんエンジは「せっかく宿ったデンリキだから、自分のやりたいことをやればいい」と考え、使い道にはあまり口出ししない。しかし悠真がデンリキを発動させる様子を撮影しサイトに投稿しようとしていた時や礼がデンリキを使いすぎた時には注意していた。また、あどミンは「世間が電空のことを忘れているのは誰かの陰謀かもしれない」と発言しているので、デンリキのことはてれび戦士だけの秘密である。そのため、基本的にデンリキを発動する様子を部外者に見せることはない[注 28]。
発現したデンリキの情報はみやぞんエンジが所持する「デンリキファイル」に随時記載されていく。
基本的にてれび戦士の願望に呼応する形で発現する。そのため、そのまのようにデンリキに魅入られて力に呑み込まれてしまう危険もある。
第30回のそのまの解析によると、電空を完全に修復させるために必要なデンリキの総数は20。
第72回でのあどミン曰く、てれび戦士がデンリキの使い道に頭を使えば使うほど味が熟成され美味しくなるらしい。
なお、「電力」という漢字表記は誤りである。
デンリキはドラマで登場したものとは別に、木曜日の生放送専用のデンリキが存在する。ここではドラマで登場したものを掲載する。
- 2020年度
- ヒャックリカエル
- 触らずに物を逆さにひっくり返す、悠真の最初のデンリキ。
- 当初は制御に難があり、コードを命名する前まではしゃっくりをしただけで無差別に周囲の物をひっくり返してしまった。発動タイミングを制御できるようになってからも、なかなか思い通りの物をひっくり返せなかった。元太と特訓したことにより対象物を数個ほど指定できるようになったが、悠真は息切れしてしまった。
- 元太との特訓の成果を他のてれび戦士に見せようとした所、あどミンに勝手に食べられてしまった。
- あどミンがこのデンリキを食べたことによって「チョウランプ」というエリアが修復された。
- なお、第14回で礼からこのデンリキのことを聞いた大人の悠真は「地味な能力」と評していた。
- 第85回では黒いあどミンが放った「アヤ×2ツリングネットワーク」の糸を浴びせ返した。
- ガーリー⤴⤴ピピピンク(ガーリーアゲアゲピピピンク)
- 様々な物をピンク一色に染める、ギュナイのデンリキ。
- 学校の校舎全体をピンクに染めるほど強力。また、街灯や洋服だけなど、任意の物だけをピンク色にすることもできる。
- 基本的に一度ピンクにされると塗装し直さない限り元の色には戻せない。しかし第8回で信一に近付くためにデンリキを使わないとギュナイが決心した際に校舎の色が元に戻っていったように、発動者の気分と同調するような描写がある。
- 最終的に「ガーリーの時点で何か違う、ガーリーじゃなくてもアゲアゲじゃなくても、私のピンクはかっこいいから」という理由であどミンに譲る。
- あどミンがこのデンリキを食べたことによって「チョウカメレオン」というエリアが修復された。
- 第14回においても、「ギュナイちゃん学校を丸ごとピンクにしてたじゃん」という台詞で言及されている。
- グルグルーブ
- 相手を自分の発言通りに従わせる、眞生の最初のデンリキ。
- 発動者の声が届く範囲のみに有効[注 29]。一定時間の経過や発動者の意思で解除される。効果が切れるとデンリキにかかっていた人物はその間のことを忘れる。このような効果を持つため、みやぞんエンジからは「良いことにも悪いことにも使えてしまう」と警戒されていた。他のことに集中していてちゃんと声を聞いていなかった場合など、このデンリキが効かない者もいる。
- コード命名前は母親に「今日はケーキが食べたい」、いじめっ子三人組に「僕の事は気にしなくていい」と言った瞬間無自覚に発動したが、命名後は発動タイミングを制御できるようになった。
- 最終的に「自分のやりたいことは好きにやっていい」ということに気づいた眞生はデンリキをあどミンに返した。
- あどミンがこのデンリキを食べたことによって「チョウサファイア」というエリアが修復された。
- 第85回では黒いあどミンが使用。隠れていたてれび戦士達を引きずり出した。
- メクルメク・メクール
- 未来の時間に行ける、礼のデンリキ。
- 1度発動する毎に1日先に移動する。発動する際、礼のパソコンのカレンダーがめくれていく演出がなされる。また、使う度に強い光が発されるので、礼(及び立ち会ったギュナイとソニア)はゴーグルをかけて発動している。
- 意識だけが未来に跳ぶので、使用後にいつの間にか服装が変わっている、大人の姿になっているなどの違和感を感じる。他者は発動前の事を覚えていない、前の日付には戻せないという欠点もあり、みやぞんエンジやあどミンからは「電空の力を超えた危険な能力なので使い過ぎない方がいい、さもなくばひとりぼっちになってしまう」と警告されている。
- 2085年でデンリキをあどミンに食べられたことにより、礼は現代に帰還できた。
- このデンリキをあどミンが食べたことで電空のどのエリアが修復されたのかは、修復シーンが描かれておらず不明。
- 第64回においてもこのデンリキが発動したような描写がなされている。礼の左手の甲に電印が現れたあと歯科医院にあったカレンダーが突如めくれ、礼は大人の悠真と再会した。
- マッハァハァ
- 普段の何倍も素早く動くことができる、紅緒の最初のデンリキ。
- 本来50mを12秒で走る紅緒が2秒で走ることが出来るようになるなど、発動すると本来のおよそ5-6倍ほどに行動が高速になる。口喧嘩の際に発動させて早口で喋ることにより相手の耳を痛める、といった芸当も可能。
- ただし、高速で行動した分だけ相応の疲労が溜まっていく[注 30]。
- 紅緒は人前でデンリキを使ったことにより大騒ぎを引き起こしてしまったが、世界記録保持者との勝負の直前に父親の「のんびりな紅ちゃんが好き」という言葉を思い出しデンリキを使わず、そのままあどミンにデンリキを返した。
- あどミンがこのデンリキを食べたことによって「チョウラジカセ」というエリアが修復された。
- チャランピッカリンコ!
- 壊れたものを修復できる、生のデンリキ。
- 不具合の起こった電子機器だけでなく、破損した物体も修理が可能。
- 当初生は「モテて世界が救えるデンリキが欲しい」と願っていたが、思っていたものと効果が違いがっかりしていた。また、周囲から修理屋扱いされたことにも当初は不服だった。
- 松沢に罵倒されてデンリキが失敗したと思い込んだ生はこのデンリキをあどミンに返してしまうが、それを知らない園田が更に生に依頼をしてしまったため、生は修理に悪戦苦闘することとなる。
- あどミンがこのデンリキを食べたことによって「チョウティラノ」というエリアが修復された。
- 第85回ではバリケードを作ったり黒いあどミンに壊された防具代わりの日用品を再利用したりするのに用いられた。
- アヤ×2ツリングネットワーク(アヤアヤツリングネットワーク)
- 相手の動きを操る、そのまのデンリキ[1]。
- デンリキのポーズをとった後にあやとりをして、させたいことを言いながら対象に向けることで発動する[1]。かけられた者は上から透明な糸に縛られ、動きを操作される[1]。相手の四肢に糸をつけ操り人形にする関係上、操られている対象の動きはぎこちなくなってしまう[1]。「動かないで」と言えば相手を足止めすることも可能[1]。眞生の「グルグルーブ」に似た効果だが、こちらは対象の気持ちまでは変えられない[注 31]。
- そのまはこのデンリキを邪魔をする相手の足止めに使っていたため、デンリキの力に呑み込まれてしまった[1]。最終的に悠真によって頭に絡み付いた見えない糸を断ち切られたことにより正気に戻った。
- あどミンがこのデンリキを食べたことにより「チョウライオン」というエリアが修復された。なお、そのま曰く「このデンリキには特別な力がある」らしく、あどミンは食べた直後に酢昆布と同じ痺れるような感覚を覚え、電空が作られた理由を思い出した。
- 第85回では黒いあどミンが使用。てれび戦士を拘束したり外にいた子供たちを無理矢理デントリーさせたりした。てれび戦士を消そうとしたが、悠真に跳ね返されて逆に黒いあどミンが消滅してしまった。
- ヒソヒソヒアリング
- 人の心の中を読める、ソニアのデンリキ。
- デンリキのポーズをとった後に親指と人差し指で窓を作り相手を覗くと、対象の考えていることが吹き出しになって表示される。眠っている人に使えば夢の内容を知ることも可能。なお、バックドアーズのような感情が存在しない相手に対して使うと文字が出ず、真っ黒な吹き出しが表示されてしまう。
- 写生の授業中に無自覚で発現したため、コード命名前は指で窓を作っただけで勝手に発動していたが、命名後は発動するタイミングを制御できるようになった。
- マイに罵倒された結果「人の心の中身が分かっても、自分の思い通りにすることはできない」と感じたソニアはあどミンにデンリキを返却してしまう。
- あどミンがこのデンリキを食べたことにより「チョウカザグルマ」というエリアが修復された。
- 第85回では黒いあどミンに使ったところ、白いあどミンが封じられていたことが判明した。
- テレテレポート
- 照れると人を瞬間移動させられる、理音のデンリキ。
- 発動者が照れた時に考えていた相手を他所にテレポートさせる。理音は元太に褒められた[注 32]際に無意識に発動させてしまい、山荘の人々を失踪させる事件を引き起こしてしまった。
- あどミンがこのデンリキを食べたことにより「チョウイヌ」というエリアが修復された。
- 第85回では黒いあどミンの襲撃時に発動させ、てれび戦士全員をゴミ捨て場に着地させた。
- ブンシンダブルーン
- 「ダブル」と呼ばれる分身を生み出すことができる、芹奈のデンリキ。
- ダブルは発動者本人からはどう見ても偽物にしか見えないが、周囲からは本物そっくりに認識される。ダブルに向かって手を振りながら「バイバイ」と言うと消滅する。ダブルに命令すればその通りに動く。あどミン曰く「自分がこのデンリキを食べてもダブルは消えない」。
- 芹奈が「身代わりが欲しい」と言った瞬間無自覚に発現・発動したが、コード命名後は出現と消滅のタイミングを制御できるようになった。しかしダブルが自我を得てしまってからは制御が利かなくなり、「バイバイ」と言っても消えなくなってしまった。手裏剣投げ対決をきっかけにダブルは再び芹奈の指示に従うようになった。最後は笑顔で別れることができた。
- あどミンがこのデンリキを食べたことにより「チョウトマト」というエリアが修復された。
- 第85回では生み出したダブルと一緒に手裏剣を投げ、バックドアーズの足止めに利用した。
- ドッゲラカーン
- 相手を笑わせられる、照太のデンリキ。
- 例えそのギャグが面白くなくても、それを聞いた対象を爆笑させられる。発動者のギャグでなくても発動者の周囲で発せられればいいようで、劇中では悠真のダジャレを聞いたみやぞんエンジとギュナイが爆笑していた。持続時間も長く、照太が楽屋で発動させた際には本番まで効力が続いていた。
- 照太は漫才を見せる前に逐一発動させていたが、あどミンは長い間待ちぼうけを食らっていたため、最後のライブに臨む前に勝手に食べられてしまった。
- あどミンがこのデンリキを食べたことにより「チョウサングラス」というエリアが修復された。
- 第85回ではゆらのデンリキで呼び出したバッケ達を笑わせて囮にした他、黒いあどミンに酢昆布を食べさせる際に使用し口を開けさせた。
- スラスララクショウ
- 描いた絵を実体化させる、元太のデンリキ。
- 実体化させた物体は本物と同じように使用することが可能。実在・非実在を問わず生物を実体化させた場合は動き出す。持続時間はかなり長いようで、元太が実体化させた龍(部外者たちからは新種生物だと思われていた)はあどミンがこのデンリキを食べた後も実体化したままだった。
- コード名の由来は元太が幼い頃から絵を描く時に言っていた口癖「すらすら楽勝さ」。そのため、元太が「すらすら楽勝さ」と言った瞬間無自覚に発動してしまったこともあった。
- あどミンがこのデンリキを食べたことにより「チョウサメ」というエリアが修復された。
- カオカオスッポカン
- ドラムスティックで叩いた物体に顔を出現させる、ゆらのデンリキ。
- 左手で叩くと顔が出現し、右手で消すことができる。顔を出した物体とは会話が可能(この際、語尾をつけて喋る)。元々顔がついている物体に使った場合、効果は発揮されない。
- 発動者本人のドラムスティックを使わないといけないため、顔を出現させている間にドラムスティックを失くすと取り返しがつかなくなる。人に見られると大変なことになるため、みやぞんエンジはゆらにスティックを失くさないことと使ったらすぐに顔を消すことを忠告している。
- みやぞんエンジがあどミンを呼んでいる間にゆらは右手用のスティックを紛失してしまったが、最終的に見つけ出してデンリキを食べてもらった。
- あどミンがこのデンリキを食べたことにより「チョウマッチ」というエリアが修復された。
- 第85回ではバッケ達を呼び出し、囮に使った。
- チョキチョキチョッキング
- 見えない糸を断ち切る、悠真の2つ目のデンリキ。
- アヤ×2ツリングネットワークの対抗となるデンリキである。相手を頼ろうとしないそのまに対して、「こんがらがった糸を切る」という悠真の決心に呼応し発現した。第54回では双方のデンリキを駆使し巨大バグを消去した。
- あどミンがこのデンリキを食べたことにより「チョウハンニャ」というエリアが修復された。
- 第85回で黒いあどミンが使った際には効果が多少異なり、多数の刃を放つ攻撃となっている。
- シモシモカメーヨ
- 人間以外の生き物と会話できる、眞生の2つ目のデンリキ。
- 亀が餌を食べなくなり、獣医からも「治療法はない」と言われた眞生が「痛いなら痛いって言ってよ」と言った瞬間発現した。
- 「カメ」という言葉がコード名には入っているものの、亀以外の生物に対しても有効。第57回では「生命の泉」の場所を訊ねるために猫や御神木に対して使用していた。
- あどミンがこのデンリキを食べたことにより「チョウコイン」というエリアが修復された。
- デリシリトリヨッセン
- 離れた物体を取り寄せる、ギュナイの2つ目のデンリキ。
- 前の物としりとりになるようにしか取り寄せる物を指定できない。また、「ん」で終わる物を取り寄せようとすると、それを取り寄せることができないどころか、発動者は電撃を喰らってしまう。
- ギュナイは理科の教科書を忘れた際に無意識に発動させ、たまたましりとりの「り」と理科の教科書の「り」が繋がったため自宅から教科書を取り寄せることができた。だが当初は「欲しいものを何でも出現させるデンリキ」だと勘違いしていたため、「イケメン」「パフェ」などと言ってみたものの、しりとりになっていなかったため発動しなかった。みやぞんエンジの説明を聞く前に「醤油ラーメン」と言ってしまったため感電し、「先に言ってよ…」と困り果てていた。その後は体育倉庫で眞生のプレゼントを探すがてら小便小僧→浮き輪→わさび→ビー玉→マラカス→スルメイカとしりとりを繋いでいった。
- 倉庫内に閉じ込められてしまってからは脱出のためにかまぼこ板(大量に出てきたため工作をしてみたが特に何も役に立たず)→太鼓(思い切り叩いたが用務員は寝ていて気付かなかった)→子犬(チワワ。窓から放して助けを呼ぼうとしたが、なかなか出ていかなかった挙げ句足元に放尿された)→ヌンチャク→屑籠→ごま塩→お歳暮(調味料の詰め合わせ)→ボルト→トライアングル→ルーズソックス→水筒→鰻(食べ物を出そうとして最初は「うどん」と言い失敗、その次に出したが桶に入っている生きた鰻だった)と繋いでいったものの、興奮した子犬が鰻が入った桶を倒してしまい対処に困る事態になってしまった。
- 改めて眞生のプレゼントをギター→たこ焼き器→金太郎飴→眼鏡と出し続け、次に脱出用にネジ回し(ドアをこじ開けようとしたがネジの形が合わなかった)→シャベル(地面を掘ろうとしたが固すぎて失敗)→ルーズリーフ(数式を書いたが何もわからず)→フライ返しと出したもののことごとく失敗。反射的に「照太」と言って呼び出した照太に取り寄せた道具の一部[注 33]を駆使して鰻を調理してもらった。ギュナイが照太に鯛焼きを取り寄せるのを見せたところで鰻の匂いに誘われた用務員が扉を開け2人は倉庫から出られた。その後はキャビア→あどミンと繋げ「ん」が付いてしまったが、何故かギュナイは感電せず普通にあどミンが現れデンリキを食べた。
- あどミンがこのデンリキを食べたことにより「チョウリュウ」というエリアが修復された。
- 第85回では取り寄せた多数の日用品が囮や防具に使われた他、「ん」で終わる物を取り寄せようとすると発動者は電撃を喰らう事を利用して巨大バグを感電させた。
- ペラリンブックック
- 本の中の世界に入ることができる、紅緒の2つ目のデンリキ。
- 発動者は物語の登場人物に扮して、物語の内容を追体験できる。本に挿絵があれば、発動者が扮しているキャラクターの顔が発動者のものに変化する。稀に周囲の人を巻き込んでしまうこともある。作者が内容の明言を避けて適当に書いていた場合、辻褄を合わせるために上手い具合に解釈されたことが起こる。最後まで到達すると効果が切れて発動者は現実に帰ってこられる。この際、言動・行動が演じている登場人物と違っていても結果が同じなら元の世界に戻れる。そのため、入った物語が未完成の場合だと、最後の台詞を発したキャラクターが壊れたようにその台詞を何度か繰り返したあと、周囲が真っ白な世界に変わり発動者は本の世界に閉じ込められてしまう。他の人が話の続きを書き足せば脱出可能。
- あどミンがこのデンリキを食べたことにより「チョウトリイ」というエリアが修復された。
- ガチャガラポン
- 自身が見た相手と精神を入れ替える、生の2つ目のデンリキ。
- 使用すると自身と相手の頭から緑色の煙のようなものが立ち上り、一定時間お互いの体を使うことが出来る。声は中身の人物のままであるため、喋る際には怪しまれないようにしなければならない。使用可能回数は発現時も含め3回のみ。稀に周囲の人を巻き込んでしまうことがあり、生が3回目を使った際には自身と入れ替わったあどミンに加えてゆらと眞生、芹奈と悠真の計3組6名の体を入れ替えてしまっている。
- 生が「誰からも尊敬されたい」と叫んだ瞬間無意識に発現・発動させ、公園で踊っていたダンサーと入れ替わった。
- 生が3回目を使い終えた帰り道にあどミンに食べられた。
- あどミンがこのデンリキを食べたことにより「チョウユキダルマ」というエリアが修復された。
- サイコグルメトリー
- 食べ物に宿った記憶を見ることが出来る、理音の2つ目のデンリキ。
- デンリキ発動後に何かを食べると、その食べ物の周囲で起こった出来事が脳裏に浮かぶ。悠真曰く「サイコメトリーの食べ物版」。音声は再生されないため、発動者が曲解してしまうこともある。
- あどミンがこのデンリキを食べたことにより「チョウチョキンバコ」というエリアが修復された。
- デルデロダッシュ
- 写真に写っている物体を実体化させる、ゆらの2つ目のデンリキ。
- 本物そっくりに写った物を出すことが出来るが、出した物は様々な意味で薄くなってしまう[注 34]。写真を伏せると出現させたものは消滅する。
- あどミンがこのデンリキを食べたことにより「チョウカギ」というエリアが修復された。
- 2021年度
- ツルツルツール
- ダジャレを言うと周囲を滑らせる、悠真の3つ目のデンリキ。
- 自宅であどミンから与えられ発現した。「ヒャックリカエル」と同じく悠真は制御できず、空の前で使うも自分が滑ってしまい、彼からは呆れられた。また、第88回ではクリプトオンズに使おうとしたがまたしても自身に作用してしまった。しかしその拍子で大量のスーパーボールが入った段ボールが上に置いてある棚にぶつかり、クリプトオンズを撹乱させることに成功した。終盤ではこのデンリキは自身の電キャに吸収された。
- シュルシュルディスタンス
- 相手を弾き飛ばす、空のデンリキ。
- 悠真に負けそうな時に「このままじゃ負けちゃう」と思った瞬間あどミンから与えられた。コードを唱えたあと、「シュルシュル○○(相手の名前)」と言いながら構えを取ると、矢印のようなエフェクトが出て相手を弾き飛ばすことができる。かけられる側は他の物を盾に使うとある程度効果を抑制できる。
スタッフ[編集]
作品の評価[編集]
てれび戦士達がドラマ撮影の合間にあやとりに夢中になっていて、ドラマ内外で、あやとりがてれび戦士達の体や心を動かす存在となった[1]。
脚注[編集]
注釈[編集]
- ↑ 第7回では「かっこいい判定機」をギュナイのデンリキでピンク色にされる、第10回では加湿器を眞生のデンリキで操られた悠真とギュナイに破壊される、第22回ではボイスチェンジャーのマイク部分を生に引き抜かれるなど。
- ↑ 悠真(直接登場していない)にはUFO、ゆらには誰かのデンリキ、紅緒には巨大ドーナツだと思われた
- ↑ なお、この事を聞いたゆらと元太は驚いていたが、そのまは彼の正体を知っていた上に悠真も薄々勘づいていたため、ゆらと元太はさらに驚いていた。
- ↑ 当初そのまの頭で顔が隠れていたり首から上が映されていなかったりなど、顔は不明瞭かつ声には加工がされていたが、第54回にて顔が判明した。
- ↑ 第3回ではテレビから出現したあどミンに驚く、自身のストーリー(第22回 - 第24回)では友人の高橋に何度もクラッカーで脅かされる、第30回ではそのまのデンリキで操られた警備員を見て怯え逃げ出してしまうなど。
- ↑ これを見た紅緒は「倒し方は『ナンとか缶とか』と解釈された」と考えた。
- ↑ 状況を問わず言うため、周囲からの評価は低い。第1回では初対面のゆらに「変なことを言うのはやめて」と、第40回では悠真のダジャレに笑った理由が照太のデンリキであることを知ったギュナイに「納得」と一蹴されている。
- ↑ この際、「風花は怪我をした時、そのまに対して申し訳なく思っていた」事を話していたことから、扱き下ろされてはいるものの、風花の事を蔑ろにしている訳ではない事が伺える。
- ↑ ただし初対面であるはずの元太に対しては最初から好意的だった。
- ↑ デンリキで間違って頭上に落としてしまい接触が戻った
- ↑ 当初、ギュナイらには「罠かもしれない」と警戒された。
- ↑ ただし、ギュナイには「センスある」と好評だった。大橋もお菓子やゲームを楽しんでいた。
- ↑ 2人(及び悠真)の記憶は「礼は同じ塾で出会った友達」へと改変されていた。
- ↑ 元々手紙を空間転移させられる機械を発明したのだが、文字を転送できないという欠点があったためこのような形になってしまった。
- ↑ ハンバーガー・人魚・ハーモニカ・カタツムリ・関取の絵。理音は最初の二文字を拾い読みし「犯人は片関」という答えを導き出したが、本当は最後の二つは「でんでん虫」「力士」と読み、正しい答えの読み方は「犯人はデンリキ」。
- ↑ ただしあからさまに掌返ししたような様子だったため、理音からは疑われた。
- ↑ たい焼き屋が通販用のストックを売ってくれなかった際には「どうして売ってくれないのか」とクレームを言い、ゆらと紅緒が自分達の買ったたい焼きを渡そうとした時には「買ったのをわざわざくれるなんて私はそんなことされたくない」と突っぱね、その後ゆらに「お婆ちゃん」呼ばわりされた際には激怒していた。
- ↑ 「ヒャックリカエル」「チャランピッカリンコ!」「ヒソヒソヒアリング」「テレテレポート」「ブンシンダブルーン」「ドッゲラカーン」「カオカオスッポカン」「デリシリトリヨッセン」
- ↑ ピンク色で帽子の代わりにリボンをつけている女性、髭が生えている老人など
- ↑ 修復前の電空のエリアと同じような見た目、個体差はない
- ↑ 超宇都宮の餃子のビーナスや超大間の巨大マグロなど、電空の住人以外のゲストキャラクターがバグモンスターと化す回もある。
- ↑ ただし第19回~第21回の紅緒と第70回~第72回の理音と元太、回想シーンの芹奈は外のシーンでもてれび戦士の衣装のままだった。理由は不明。
- ↑ 第19回では紅緒が自宅の近所にある「阿底野トンネル」へと出入り口を繋げた。また、第40回では照太がこの機能を使いライブ会場に移動した。第64回では電空のハカイシャの攻撃によって壊され、直後に飛び込んだゆら・悠真・礼・理音、及び第65回でバックドアーズに追いかけられて逃げようとした残りメンバーは無人島にワープしてしまった。
- ↑ 第49回で悠真・風花・そのまがプレイしていた際には機のもじもん・からくりこんと真のもじもん・まねしんぼうが、ゆら・紅緒・みやぞんエンジがプレイしていた際には勇のもじもん・いさましうすと防のもじもん・ぼうてるが、第51回では決勝戦の相手チームのアバターとして動のもじもん・どぅーろんが登場していた。
- ↑ 第7回では照太がデンリキを発現させたギュナイを羨ましがっていた。また、第25回・第26回ではゆらがデンリキを得るためにあどミンと仲良くなろうとした。
- ↑ 「デン」の部分で右手を上に掲げ、「リキ」の部分で左腕で力拳を作り、右手を左肘に添える
- ↑ つまりデンリキは、いずれあどミンに返さなければならない物である。
- ↑ 小声でコードを唱えたり信一に「企業秘密」と称して後ろを向かせたギュナイや、誰も見ていない場所や自室で発動していた生など。また、人前で発動した結果校外をも巻き込む騒動になってしまった紅緒の例もある。
- ↑ そのため、眞生が校内放送を使って発動した際には全校に効果が及んだ。
- ↑ 劇中、夕飯の唐揚げを高速で完食した紅緒は「顎が疲れた」と感じていた。また、ソフトクリームを高速で食べようとした際には普段よりも早く頭が痛くなってしまった。
- ↑ 第27回で喧嘩していたところをこのデンリキで謝罪するよう仕向けられた子供2人はかなり不服そうな表情だった[1]。また、第30回でこのデンリキにかかったゆらは「意識は保っているのだが自分の思うように体が動かない」という感覚に陥っていた[1]。第53回では悠真にデンリキファイルを取りに行かせる際、抵抗できないようにわざわざ眠らせてから指示を出していた[1]。
- ↑ めぐみを消失させた時は「あそこでめぐみが泳いでいる」と元太に言われた際、異性である彼女の水着姿を恥ずかしさのあまり直視できなかったため発動した。
- ↑ 眞生のプレゼントとして照太が元々持っていた包丁、まな板代わりとして大量に繋ぎ合わせたかまぼこ板、鰻を固定するネジ回し、鰻を焼く鉄板代わりのたこ焼き器、味付けに使ったお歳暮、扇ぐために使ったルーズリーフ
- ↑ 第73回で加代子に食べさせるために出したたい焼きは薄味気味になってしまい彼女からは酷評されてしまった。また、第75回で出現させた竹子はやたら薄っぺらい態度だった。
出典[編集]
- ↑ 1.00 1.01 1.02 1.03 1.04 1.05 1.06 1.07 1.08 1.09 1.10 1.11 1.12 1.13 1.14 1.15 1.16 1.17 “NHK Eテレ「天才てれびくんhello,」”. あやとりトピックス. 国際あやとり協会 (2020年12月14日). 2021年2月12日確認。
- ↑ “この番組について”. NHKオンライン. 天才てれびくんhello,. 日本放送協会. 2020年11月16日確認。
- ↑ 3.0 3.1 “NHK Eテレ「天才てれびくんhello,」出演!!”. EXPG STUDIO. お知らせ. EXPG (2020年11月3日). 2021年3月1日確認。
- ↑ 4.0 4.1 4.2 “子どもたちに人気の3番組が集結するクリスマスイベントを開催! みんなでバーチャル! NHKクリスマスショー”. NHKオンライン. NHK PR. 日本放送協会 (2020年12月17日). 2020年12月18日確認。