モモチー
モモチーは、NHK教育テレビジョンの子供向けバラエティ番組『天才てれびくんhello,』のドラマコーナー「電空物語」に登場するキャラクターである。主人公であるてれび戦士の一人である坂上悠真(ユウマ)の妹・坂上風花(フウカ)(演:江原風花)のアバターである雷キャ及びてれび戦士の協力者。声は飯田里穂。
概要[編集]
桃色の忍装束が特徴の白いアルミラージ。ユウマの電キャ(オリオン〈声:宮瀬尚也〉)と同じ角があるが、配色が異なり上から黄・緑・青・桃。
初登場は2021年度版「電空物語」第43話「こわれた,友情」(2021年9月27日放送)。フウカの雷心の大きな変化を読み取り、ゲーム「ダンス・オブ・スカイ(DOS)」のアバターのからくりこんから変化する形でライリキに目覚めたフウカの前に姿を出現した。その際、雷法「疾風迅雷」、「迅雷風烈」を発動させ、フウカと雷キャ・モモチーだけの秘密という約束を交わす。
実は電空の暗号化現象により生じた存在であり、その後度々出現し、フウカを励ましていたが、「電空物語」2021年度版第133回で暗号化現象が消えたため消滅してしまった。
2021年度版第161回(第76話)「雷キャ,ふたたび」(2022年2月7日放送)では再びフウカの雷心の大きな変化を読み取り復活しており、ライリキ・「クリアルウォール」を発生させヤンキーからフウカを守ったが、その発生直後にフウカのスマートフォン待受画面に胸部に雷印が付けられ黒姫化になる異変(ノイズ)現象が生じた。その後「電空物語」2021年度版第167回(第77話)「きょうだいゲンカの,はてに」で、クリプトオンズによって裏電空に拉致されたフウカと合体してクリアルウォールの威力を拡大するも2021年度版最終話拡大版「決戦,壁のむこうに」(2022年2月28日放送)にて、フウカから分離し、最終的には人間と電キャの仲の良さを認め消滅した。
2022年度版第11話「モヤモヤ,てれび騎士」(2022年7月4日放送)にて、桃色の忍装束姿でタマ電Qを奪い取るためにライデェンによってリバース(復活)されたが、ライデェンの指示に従いクリプトオンズが発生させたバグによって黒姫化にさせてしまったことによって、くろミンの手先に変えられてしまって、フウカを襲撃する可能性が出てきてしまった。しかしフウカの事は未だに忘れられないでいるらしく、「電空物語」2022年度第15話にて桃色の服の少女(演:舩附純白)に憑依していたためか、フウカからモモチーの名を与えられる。なお勝手に名前を付けてもらった事にライデェンは激怒していた。さらに2022年度第16話ではてれび戦士の丸山煌翔(テッショウ)(演:丸山煌翔)、古代文明(演:マツモトクラブ)にも憑依し、タマ電Qを見つけるが、それを目撃したフウカの実兄ユウマが風花の名前を口に出した際に混乱。その後フウカと会話をして別れたが、人間憑依時に付けていた花飾りはユウマが回収しており、フウカの手に戻った。雷キャんぷベースに戻ったモモチーはタマ電Qをユウマに取られた事を咎められ、人間に興味持ったのではと疑われるが、フウカの事は悪く思っていないことを隠す為に猫を被って誤魔化した。「電空物語」2022年度23話「フウカと,モモチー」(2022年〈令和4年〉12月12日放送)で黒姫化から解放され、フウカとの記憶を取り戻し、フウカと共にてれび戦士の協力者となった。
坂上風花役の江原風花はてれび戦士を務めていないため、他の雷キャとは異なり所有するライリキは防御系のみである。
超能力[編集]
- クリアルウォール
- キューブ状の壁を出し、そこの入った人は名前を失い、無気力状態になる。洗脳が解けた後、風花も使用可能となった。
- クリアルスキャン
- 少し未来に現れるタマ電Qの位置を予知できる。モモチーが単独で使用。洗脳が解けた後、くろミンによってコピーされた。
- ココロイレカエール
- 心を入れ替えたい相手のことを思うと、その人の心を乗っ取ることができる。
- ライリキ名は「心を入れ替える」を意味するが、正式には心を乗っ取っている。