くろミン
くろミンは、NHK教育テレビジョンの子供向けバラエティ番組『天才てれびくんhello,』のドラマコーナー「電空物語」に登場するキャラクターである。主人公であるてれび戦士と2020年度(黒いあどミン〈くろいあどミン〉)・2022年度で敵対する。声は新谷真弓。
概要[編集]
「電空物語」2020年度版第79回に初登場。あどミンの分身。
「電空物語」2020年度版ではてれび戦士達が安全ブレーカーを再起動させた際に体が赤と黒を基調とした凶悪な外観へと変化し、声も低くなり一人称が「私」へと変わったあどミン。キャラクター紹介の字幕欄と肩書が黒地に白文字で「電空のAI」と変化している。性格も冷酷かつ傲慢な物に一変し、てれび戦士を用済みと見なし消そうとする。第80回では本格的に電空を解放し子供たちをネット依存にさせる。かくれガレージに残っていたてれび戦士をバグと見なし消そうとするが、みやぞんエンジがてれび戦士達を守ると主張したため攻撃し、みやぞんエンジを消滅させる。
第82回でのみやぞの博士の話から、元来は「電空で遊ぶ子供の安全を見守る役割」だったのが、次第に子供の好奇心や豊かな感情を危険視するようになった結果黒いあどミンに変化していったことが判明した。第83回では電空にアクセスしている子供たちの経験データを貪り、彼らの感情を消そうとしていた。また、かつて暴走した際、ハカイシャに変化していくみやぞの博士によって電空の安全ブレーカーが切られ、同時にハカイシャの攻撃を受けたことにより記憶喪失(いわばリセットされたともいえる)となっていたことが判明した。
第85回では「チョキチョキチョッキング」や「グルグルーブ」でてれび戦士たちを襲うも、そのまにリバース・コンバーターで攻撃されほとんどのデンリキを分離させられた。だが「チョキチョキチョッキング」と「アヤ×2ツリングネットワーク」だけは残り、刃を出して攻撃したり逃げ遅れたてれび戦士を拘束したりしていた。その後ソニアにより中にいた白いあどミンの存在を暴かれ、照太に笑わされた隙をついてゆらに酢昆布を放り込まれあどミンと分離させられた。あどミンを非難し、てれび戦士たちに苦悶した後、「アヤ×2ツリングネットワーク」で彼らを捕縛した上で消そうとするが、悠真の放った「ヒャックリカエル」で糸を反転させられてしまい消滅、「電空物語」2021年度版ではてれび戦士の回想を除いて登場していない。
「電空物語」2022年度版第1話(第168回)ではダークAIとして復活しており、ライデェン、風花の雷キャ・モモチー、クリプトオンズを配下にして電空の征服を企んでいる。