阪神電気鉄道
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阪神電気鉄道 (はんしんでんきてつどう、英語: Hanshin Electric Railway Co., Ltd.) は大阪府大阪市に本社をおく阪急阪神ホールディングス傘下の鉄道事業会社。大手私鉄のひとつ。略称は 「阪神」 [1]。 「阪神電車」 という愛称で呼ばれることも多い。音声放送などもこうである。
路線[編集]
鉄道以外の事業[編集]
- プロ野球セ・リーグ・阪神タイガースを保有している。かつては阪神以外にも京阪電気鉄道以外の在阪大手私鉄会社 (近鉄・阪急・南海) がパ・リーグに球団 (それぞれ大阪近鉄バファローズ・阪急ブレーブス・南海ホークス) を保有していたが、阪急・南海はそれぞれオリックス・ダイエーに身売りされ (ダイエー球団はその後ソフトバンクに身売り) 、近鉄はオリックスと合併したため、現在は在阪大手私鉄5社の中で阪神が唯一球団を保有していることになる。
- 阪神甲子園球場を保有している。
歴史[編集]
- 1899年(明治22年)6月12日、摂津電気鉄道設立。
- 1899年(明治22年)7月、阪神電気鉄道に、早くも改称。
- 1905年(明治28年)4月12日、出入橋~三宮間営業開始。
- 1912年(大正元年)11月、三宮~滝道(現在の三宮センター街東口バス停付近)間延伸(営業開始)。
- 1914年(大正3年)6月、梅田~出入橋間延伸。
- 8月、北大阪線(野田~天神橋筋六丁目)の営業開始。
- 1924年(大正13年)1月、伝法線(大物~伝法)の営業開始。
- 8月、伝法線(伝法~千鳥橋)延伸。
- 1925年(大正14年)8月、阪神国道電軌株式会社が設立される。
- 1926年(大正15年)7月、甲子園線(甲子園~浜甲子園)の営業開始。
- 1927年(昭和2年)7月、国道2号線との併用で敷設した阪神国道電軌株式会社線(西野田~東神戸)の営業開始。
- 1928年(昭和3年)4月、阪神電気鉄道が阪神国道電軌株式会社を買収、阪神国道線と改称する。
- 7月、甲子園線(上甲子園~甲子園)延伸。
- 12月、伝法線(尼崎~大物)延伸。
- 1929年(昭和4年)4月、尼崎海岸線(出屋敷~東浜)の営業開始。(1962年《昭和37年》12月営業廃止。)
- 1930年(昭和5年)7月、甲子園線(浜甲子園~中津浜)延伸。
- 1933年(昭和8年)6月、本線(岩屋~三宮)地下化、開通。
- 1936年(昭和11年)3月、本線(三宮~元町)延伸。
- 1939年(昭和14年)3月、本線梅田駅付近地下化、営業開始。
- 1943年(昭和18年)11月、武庫川線(武庫川~洲先)営業開始。
- 1944年(昭和19年)8月、武庫川線(武庫大橋~武庫川)延伸。
- 11月、武庫川線において洲先駅から省線西ノ宮駅まで乗り入れ、貨物営業を開始。
- 1964年(昭和39年)5月、伝法線(千鳥橋~西九条)延伸。西大阪線と改称。
- 1968年(昭和43年)3月、本線石屋川~西灘間を移設、高架化する工事が竣工。
- 4月、神戸高速鉄道が開通、山陽電鉄との相互乗り入れを開始し、山電直通電車が大石駅まで乗り入れる。
- 1970年《昭和45年》11月、休止中の武庫川線西ノ宮〜武庫川間(貨物線)を廃止。
- 1974年《昭和49年》3月、国道線の上甲子園以西を廃止。
- 1975年《昭和50年》5月、国道線、甲子園線、北大阪線廃止。
- 1984年(昭和59年)4月、武庫川線洲先~武庫川団地前間延伸。
- 1993年(平成5年)9月、福島駅付近を地下化。
- 1995年(平成7年)1月17日 この日の5時46分頃発生した阪神・淡路大震災による影響で神戸市内の区間が長らく不通に。石屋川車庫と周辺高架線が大きく被災。
- 1998年(平成8年)2月、ダイヤ改正で、直通特急が設定され山陽電鉄との全面的な相互直通運転が開始される。
- 2009年(平成21年)3月、西大阪線(西九条~難波)延伸。阪神なんば線と改称。近鉄難波駅は大阪難波駅となる。
脚注[編集]
日本の主な鉄道事業者 |