西大阪高速鉄道
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西大阪高速鉄道株式会社(にしおおさかこうそくてつどう)とは、阪神なんば線の西九条駅から大阪難波駅までの延伸区間の建設・保有を行う阪神電気鉄道・大阪市などが出資する第三セクターの会社である。阪神電鉄は第二種鉄道事業者としてこの路線を使用している。大阪高速鉄道(大阪モノレール)と大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)とは異なる。
基礎情報[編集]
- 英文社名
- Nishiosaka Railway Co., Ltd.
- 種類
- 市場情報
- 非上場
*国籍[編集]
- 郵便番号
- 553-8553
- 本社所在地
- 大阪府大阪市福島区海老江一丁目1番24号阪神星光ビル(阪神電鉄本社の正式名称)2階(これはもはや阪神電鉄一色。そもそも子会社の概念すら持たれないかも。)西大阪延伸線 -会社概要-
- 設立
- 2001年7月10日
- 業種
- 陸運業
- 事業内容
- 第三種鉄道事業
- 代表者
- 代表取締役社長 佐々木 浩
- 主要株主
- 阪神電気鉄道 31.7%
- 大阪市 29.0%
- 大阪府 14.5%
- 日本政策投資銀行 7.2%
- 三井住友銀行 2.4%
- 大阪ガス 2.3%
- 関西電力 2.0%
- 近畿日本鉄道 1.3%
等
設立に至った経緯[編集]
阪神なんば線は1960年代には既に計画されていたが、沿線の反対運動によって工事は中断、この間、沿線の人口増加は望めず、1969年の千日前線開業によって建設する意義はなくなった。しかし、1990年代から西日本旅客鉄道の新快速の運行強化によって阪神電気鉄道は阪神間の乗客が減少し、新たな利用者を求めて阪神なんば線の建設再開を決定した。問題は高額な建設費であった。従来は新たな第三セクター鉄道を設立して建設、保有、運行を行ったが、新たに企業を設立すると運賃上乗せされ、運賃が高額になる短所があった。この反省から、設立する第三セクター鉄道は建設と保有のみ行い、実際に運行する鉄道事業者はこの第三セクター鉄道から施設を有償貸借することにして運賃の分割による運賃高騰を抑えることができるようにした。
沿革[編集]
- 2001年(平成13年)7月10日 - 阪神電気鉄道、大阪市、大阪府、日本政策投資銀行、三井住友銀行、大阪ガス、関西電力、近畿日本鉄道等の出資により設立。
- 2001年(平成13年)9月18日 - 大阪府・大阪市が増資、第三セクターとなる。
- 2009年(平成21年)3月20日 - 阪神なんば線開業。
関連項目[編集]