Jリーグ・ディビジョン1-2006

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Jリーグ・ディビジョン1-2006

概要[編集]

前年同様18チームが参加した。このうち京都パープルサンガアビスパ福岡ヴァンフォーレ甲府が前年のJ2から昇格したチームである。

リーグ序盤は2003年2004年年間王者の横浜F・マリノスが開幕4連勝で2年ぶりの優勝に向けて好スタートを切った。しかし第5節で浦和レッズとの不敗チーム同士決戦に敗れて以降、15試合でわずか2勝しかできずに首位から12位まで順位を下げ、2003年から指揮を執っていた監督の岡田武史が不振の責任を取って辞任する事態に至った。また前年は優勝争いをしたセレッソ大阪と、充実した戦力を補強をしたサンフレッチェ広島が不振にあえぐ意外な展開も見られた。特に広島に至っては開幕から10戦勝ち星が無かった。横浜FMの失速後は前年王者のガンバ大阪、優勝候補本命と言われていた浦和、開幕2試合で13点を取って勢いに乗った川崎フロンターレが代わる代わる首位に立ち、ワールドカップによる中断時点では川崎が首位であった。

再開後はG大阪・浦和・川崎の3強に、前年J1自動残留ギリギリの15位から躍進を遂げた清水エスパルスが絡む展開になったが、若手が多く優勝争い慣れしていない清水がまず脱落。第24節まではG大阪が首位であったが、第25節からの4試合で3敗1分けという不振で浦和に首位の座を明け渡す。ただし浦和も首位に立ってからは取りこぼしが目立つようになった。川崎は大量失点の試合も多いという欠点もあったがリーグトップの得点力で食らいつき、第31節終了時点では首位の浦和を勝ち点3差でG大阪、4差で川崎が追いかける状況であった。

11月23日に行われた第32節、浦和はホームで甲府に勝利、G大阪はアウェーで福岡に引き分け、川崎はアウェーで清水に敗れ、この時点で首位浦和と勝ち点差7となった川崎の優勝可能性が消滅。浦和とG大阪の勝ち点差も5となり、浦和は残り2試合で1勝でもすればG大阪の結果にかかわらず優勝が決まる展開となった。しかし11月26日の第33節、浦和がアウェーでFC東京とスコアレスドロー、G大阪がホームで京都に勝って勝ち点差を再び3に詰め、優勝の行方は12月2日の最終節・浦和とG大阪の開幕カード以来の直接対決に持ち越されることになった。得失点差でも浦和が6上回る展開だったため、G大阪が優勝するには3点差以上で勝利する必要があり、浦和が有利な状況には変わりはなかった。

62,240人と、当時Jリーグの最多観客数を更新したこの試合、21分にマグノ・アウベスのゴールでG大阪が先制するも、27分にはポンテのゴールで浦和がすぐに追いつき、さらに前半終了間際のワシントンのゴールで浦和が逆転。後半に入ってもワシントンが追加点をあげて突き放す。G大阪は後半途中から、ウイルス性肝炎で長期離脱していた遠藤保仁を投入し反撃に出るが、反撃は78分の山口智の挙げた1点止まり。浦和が3-2で勝利し、14年目での初優勝を飾った。この試合は、2013年に行われたJリーグ20周年企画「Jクロニクルベスト」において最も得票を集めた試合となった。また、同節で勝利した川崎がG大阪を交わして逆転で2位になり、翌年のAFCチャンピオンズリーグの出場権を獲得した。

残留争いは中断時点では福岡・京都・甲府の昇格組に、前年は躍進を見せていたC大阪・広島、ここ数年不振が続く名古屋グランパスエイトが加わり、シーズン終盤にはFC東京・大宮アルディージャもこれに加わった。特に前年最後の最後まで優勝争いをしていたC大阪は開幕から大量失点を繰り返し、監督の小林伸二が早々と解任されるシーズン前の予想からは信じられない状況であった。再開後は15位以上の勝ち点もそれほど伸びなかったが、前半不振だった名古屋はヨンセンの補強、広島も新監督にミハイロ・ペトロヴィッチを迎えるとそれぞれ順位を上げ、残留争いからは脱出した。シーズン終盤はFC東京・大宮がやや不振気味で順位を落としていたが、それ以上に16位以下のC大阪・京都・福岡の3チームが勝てず、残留争いはこの3チームに絞られた。最終的には京都が第31節からの3連敗で最下位が確定してJ2降格が決定、残り1試合の段階でC大阪が福岡に勝ち点差1を付けており、最終節で勝てばJ1・J2入れ替え戦に進出できた。しかし、最終節でC大阪が負けて福岡が引き分けたため勝ち点で並んだが、得失点差が2上回った福岡が16位、C大阪が17位となり、C大阪の降格が決まった。福岡はJ2・3位のヴィッセル神戸と入れ替え戦を戦うことになった。

結果[編集]

順位 チーム 備考
1 浦和レッズ 34 22 6 6 67 28 72 優勝
2 川崎フロンターレ 34 20 7 7 84 55 67
3 ガンバ大阪 34 20 6 8 80 48 66
4 清水エスパルス 34 18 6 10 60 41 60
5 ジュビロ磐田 34 17 7 10 68 51 58
6 鹿島アントラーズ 34 18 4 12 62 53 58
7 名古屋グランパスエイト 34 13 9 12 51 49 48
8 大分トリニータ 34 13 8 13 47 45 47
9 横浜F・マリノス 34 13 6 15 49 43 45
10 サンフレッチェ広島 34 13 6 15 50 56 45
11 ジェフユナイテッド千葉 34 13 5 16 57 58 44
12 大宮アルディージャ 34 13 5 16 43 55 44
13 FC東京 34 13 4 17 56 65 43
14 アルビレックス新潟 34 12 6 16 46 65 42
15 ヴァンフォーレ甲府 34 12 6 16 42 64 42
16 アビスパ福岡 34 5 12 17 32 56 27 降格
17 セレッソ大阪 34 6 9 19 44 70 27 降格
18 京都パープルサンガ 34 4 10 20 38 74 22 降格

関連ページ[編集]