京阪宇治線
京阪宇治線(けいはんうじせん、英: Keihan Uji Line)は、京都府京都市伏見区の中書島駅と京都府宇治市の宇治駅を結ぶ京阪電気鉄道の鉄道路線である。
駅一覧[編集]
駅番号 | 駅名 | 駅間キロ | 営業キロ | 接続路線 | 所在地 |
---|---|---|---|---|---|
KH28 | 中書島駅 | - | 0.0 | 京阪電気鉄道:KH 京阪本線 | 京都市 伏見区 |
KH71 | 観月橋駅 | 0.7 | 0.7 | ||
KH72 | 桃山南口駅 | 1.6 | 2.3 | ||
KH73 | 六地蔵駅 | 0.8 | 3.1 | 京都市営地下鉄:T 東西線 (T 01) 西日本旅客鉄道:JR-D 奈良線 (JR-D06) | |
KH74 | 木幡駅 | 0.8 | 3.9 | 宇治市 | |
KH75 | 黄檗駅 | 1.5 | 5.4 | ||
KH76 | 三室戸駅 | 1.8 | 7.2 | ||
KH77 | 宇治駅 | 0.4 | 7.6 |
六地蔵駅と黄檗駅で乗り換えの放送はない。また、路線図にも(黄檗駅の場合は)乗換駅と正式には書かれていない[1]。
中書島駅では、京阪本線との誤乗を防ぐ(同一ホーム反対側に京阪本線下り用の2番線がある)ために宇治線ホームでは発車案内放送を「3番線・各駅停車の扉が閉まります」ではなく「3番線・宇治行の扉が閉まります」としている(枚方市駅でも発車案内放送は京阪本線と交野線で区別されているほか、京橋駅と天満橋駅でも似た措置がとられている)。なお、以上の言い回しは2007年6月16日以降の放送のもの。2007年6月15日以前は「3番線の宇治行きが発車します」であった。
2013年6月1日より電車の運行がワンマン化され、他駅サポートシステムにより閑散時間帯の駅は無人化(宇治駅・六地蔵駅・中書島駅をのぞく)されたが、各駅のプラットホームには緊急時通報装置の設置、運転士が安全確認するための鏡やモニターカメラの設置や増設、急カーブ上にある黄檗駅にはホームと電車の間から旅客が転落したことを検知する転落検知装置が設置されるなど安全対策が整えられている
他駅サポートシステム[編集]
「自立分散式列車運行管理システム(ADEC、アデック)」の光ファイバー情報ネットワークシステムを利用してアデック連動駅の宇治駅中書島駅からの各駅の旅客に対して駅員が改札口にいなくてもIPカメラ・IPインターホンを使い遠隔対応し、駅出入口のシャッター・空調・照明などの駅設備の操作監視が可能である。
バリアフリー対策[編集]
宇治線のすべての駅に視覚障害者用点字運賃表と誘導用の黄色の点字ブロック、車椅子対応のエレベーター(宇治駅・六地蔵駅・中書島駅)またはスロープ(観月橋駅・桃山南口駅・木幡駅・黄檗駅・三室戸駅)を備え、電車とホームの間を渡す折りたたみ式の渡し板も各駅に配備されている。
駅のトイレには手すりや、オムツ交換台が設けられている。また車椅子に対応し、オストメイト対応設備も備えたバリアフリー対策済みの多目的トイレが設置されている。宇治駅にはAEDも配置されている[2]。