2D OR NOT 2D
2D OR NOT 2D(ツーディー・オア・ノット・ツーディー)とは、解凍期P-MODELの楽曲である。
概要[編集]
8thアルバム「P-MODEL」に収録されている。
ピコピコした音質が特徴的。
この曲は、平沢から勧められたスウィッチト・オン・バッハのCDを買って聞いてみたが、ことぶきには合わず、平沢から「まぁ自分の意思で買ったんだし」と言われしまい、アルバム代金分の元を取るために作成した。[1]
最初は、ことぶきがインストと歌メロを作ったが、平沢が全然違う歌メロで歌い、ことぶきが富士急ハイランドに行っているときに平沢が全然違う歌にした。[1]
ライヴ[編集]
1991年12月3日、渋谷オンエアで開催されたライヴイべント「I3DAYS」のアンコールで「SPEED TUBE」と共に「2D OR NOT 2D」が初披露された。
1992年3月18日に渋谷公会堂で開催されたライヴ「P-MODEL TOUR'92」で、2D OR NOT 2Dが演奏されており、「BITMAP 1979-1992」にはこのライヴの映像が収録されている。
1993年10月11日に開催された解凍P-MODELのラスト・ライヴ「ERROR OF INFORMATION 待機」でも演奏されており、その音源が「PAUSE」に収録されている。
1997年の非局所性LIVEでも演奏されており、「非局所性LIVE」に収録された。
2018年に開催された核P-MODELのLIVE「LIVE回=回」では、東京公演2日目の一曲目に演奏された。
だが、この曲の所がストリーミング配信に乗らなかったため、2018年12月22日にYouTube上で配信された「BSPKai=Kai part 1」内でライヴ映像が公開された。[2]
「LIVE回=回」で演奏されたときの出囃子には、本曲の1番のヴォーカルが逆再生され、混じっている。
DVDには、YouTubeで公開された映像とは別視点の映像が収録されている。
ミュージックビデオ[編集]
ミュージックビデオは「BITMAP 1979-1992」に収録されている。[3]
MVは、平沢自身がAMIGAを使い作っている。[3]1987年にプロが作成したAnother DayのMVの出来に納得がいかず、AMIGAで映像制作をするになった。
ミュージックビデオの後ろで踊っているのは、フレッド・アステアで、アメリカのミュージカル映画「トップ・ハット」から切り抜いている。
脚注[編集]
- 出典
- ↑ a b 青野恵介 (2016年10月24日). “ことぶき光、冨田勲さん追悼公演への思いと音楽体験(中編) - 解凍P-MODELの舞台裏&一貫する制作への向き合い方”. マイナビニュース 2022年8月6日閲覧。
- ↑ BSPkai=kai part 1,YouTube.com,2022年8月12日閲覧
- ↑ a b BITMAP 1979-1992DVD - P-MODEL - UNIVERSAL MUSIC JAPAN 2022年10月7日閲覧
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