サイボーグ (P-MODEL)
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『サイボーグ』(Cyborg)とは、P-MODELの楽曲である。
概要[編集]
6thアルバムである「KARKADOR」に収録されている。
平沢進が語るには、使用したシンセサイザーCZ-5000の基盤が運搬中に割れたため、だましだまし弾いていたところサイボーグのイントロができ[2][3]、最終的に使い物にならなくなった時に思いついた歌詞が、「諦めに行こう」だったらしい(真偽不明)[4]。
仮歌詞には「近所の神社の境内へ」や「米もライスも同じ」など、インパクトが強い語句が含まれていた。プロデュースが「仮歌のインパクトがすごすぎるんでね、あれどうしても生かしたいよね」と言ったが、平沢は「コミックソングじゃないんですけど。そりゃふざけて作ったんだからインパクトはあるでしょうけど」と反論し、大揉めになった[5]。
各バージョン[編集]
- KARKADOR ver.
- オリジナルのバージョン。
- 世界タービンツアー ver.
- DVD「Error」に収録。
- 解凍P-MODEL ver.
- スタジオ音源版は「LIVEの方法」に収録
- タイ・ヴァージョン
- インタラ「Sim City」で初披露された。その後長らく演奏されていなかったが、2007年に「PHONON2550」で12年振りに演奏された。
- SIM CITY TOUR ver.
- 初披露のバージョン。
- PHONON2550 ver.
- ライブCD「PHONON2550 LIVE」に収録。タイ語パートはボーカロイドのMEIKOが歌唱。
- 第9曼荼羅 ver.
- メモリアル・パッケージカードで配信。映像はDVD「第9曼荼羅」に収録。
脚注[編集]
- ↑ 平沢進 [@hirasawa] (2023年1月31日). “サイボーグ出生奇譚。”. 2024年1月10日確認。
- ↑ 平沢進 [@hirasawa] (2023年2月1日). “CZ-5000の脆弱な筐体は運搬時に生じるわずかなねじれで基盤のどこかに亀裂が入り音が出たり出なかったりするようになる。”. 2024年1月10日確認。
- ↑ 平沢進 [@hirasawa] (2023年2月1日). “手を開き、そーっと弾けるフレーズを模索するうちにサイボーグのイントロができた。”. 2024年1月10日確認。
- ↑ 平沢進 [@hirasawa] (2023年2月1日). “海岸に涼みに行くことを思い立った時、自然と口から「あきらめに行こう」という独り言がでた。”. 2024年1月10日確認。
- ↑ 平沢進 [@hirasawa] (2023年2月1日). “その後はプロデューサーと大もめである。”. 2024年1月10日確認。