モンスター (P-MODEL)
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『モンスター』(MONSTER)は、制作が中止されたP-MODELのアルバムである。
概要[編集]
P-MODELの予定されていたが発売されなかったアルバムである。
発売されていれば、ONE PATTERNの次のアルバムになっていた。
1987年2月に制作準備に入り、同年秋に発売される予定だった。
レコード会社との不和が原因で実現しなかったとされる。
ボックスセット「太陽系亞種音」のCD06にはモンスターに収録予定だった楽曲の一部のライヴ音源が収録された。また映像作品『三界の人体地図』にも一部曲のライブ映像が収録されている。
平沢は、後にモンスターは発売されていたら、「P-MODELの寿命が数か月伸び、ソロの発売が数か月遅れたでしょう。」としている[1]。
このアルバムには、7期メンバーである平沢進、中野照夫、高橋芳一、田井中貞利が参加し、戸川純とケラリーノ・サンドロヴィッチもゲストとして参加する予定であった。
収録曲[編集]
曲名 | 作詞 | 作曲 | 備考 |
---|---|---|---|
MONSTER A GO GO | 平沢進 | 『太陽系亞種音』に収録。インストは当時のスケッチだが、ボーカルは新録である。 『三界の人体地図』にはライヴ映像が収録されている。 | |
コヨーテ | 平沢ソロ『時空の水』でカバー。 『三界の人体地図』にはライヴ映像が収録されている。 | ||
仕事場 | 平沢ソロ『時空の水』でカバー。題名は、「仕事場はタブー」に変更になった。 | ||
デューン | 平沢ソロ『時空の水』でカバー。P-MODELライブでは演奏されなかった。 | ||
MONSTERS A GO GO | 中野照夫 | 『太陽系亞種音』に収録されたほか、歌詞を変更されロングバケーション『LONG VACATION'S TOUCH Vol.3』に「LONG LONG VACATION」として収録。 『三界の人体地図』にはライヴ映像が収録されている。 | |
CRUEL SEA | 『太陽系亞種音』に収録。 | ||
CALL UP HERE | 『太陽系亞種音』に収録。中野ソロ『USER UNKNOWN』でカバー | ||
タイトル未定 | 高橋芳一 | ─ | 高橋芳一脱退ライブで3曲披露。音源化されず。 |
オルゴール | 平沢進 | inst |
出典[編集]
- ↑ 平沢進 [@hirasawa] (2024年6月14日). “もし本当にP-MODELのアルバム「モンスター」がリリースされていたら、P-MODELやソロでの活動等はどうなっていたと思いますか?”. 2024年10月6日確認。