P-MODEL
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P-MODEL | |
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ジャンル | ニュー・ウェイヴ テクノパンク テクノポップ アジアンテクノ |
活動期間 | 1979年01月-1888年12月 1991年09月-1993年10月 1994年12月-2000年12月 |
レーベル | ワーナパイオニア (1979-1982) ジャパンレコード (1982-1985) アルファレコード (1985-1988) ポリドール (1990-1993) ディスクユニオン (1994) 日本コロムビア (1995-1999) マグネット(1999) ケイオスユニオン(1999-2000) |
事務所 | ケイオスユニオン |
共同作業者 | 旬 不幸のプロジェクト IKARI |
メンバー | 本文参考 |
P-MODEL(ピーモデル)とは、日本のニュー・ウェイヴ・テクノポップバンドである。表記揺れとして「P-model」「P-モデル」がある。
概要[編集]
ヒカシュー・プラスチックスと共に「テクノ御三家」と呼ばれていた。
プロ・ミュージシャンでは、初めてmp3を使い、ネット上での有料音楽配信を行ったチームである。
かきふらい氏の漫画である「けいおん!」に登場するキャラクターの苗字はP-MODELのメンバーに由来するという説がある。
各時代ごとの解説[編集]
初期[編集]
メンバー[編集]
- 平沢進 (Vo&Gt ・1979~2000)
- 秋山勝彦 (B. Vo.・1979~1980)
- 田井中貞利 (Drs・1979~1984)
- 田中靖美 (Kb.・1979~1983)
- 菊池 達也 (Bs・1980~1984)
作品[編集]
- 美術館で会った人だろ (1979)
- IN A MODEL ROOM (1979)
- KAMEARI POP (1979)
- LANDSALE (1980)
- ミサイル (1980)
- Potpourri (1981)
- ジャングルベッドII (1981)
中期[編集]
テクノブームに危機感を覚え、テクノ風の音作りをやめる。
- 1982年
- 3月、ジャパン・レコード(現・徳間ジャパンコミュニケーションズ)に移籍。
- 4thアルバム「Perspective」とカセット「PerspectiveII」をリリース。
- 3月、ジャパン・レコード(現・徳間ジャパンコミュニケーションズ)に移籍。
- 1983年
- 1984年
- 1月15日、「ANOTHER GAME」が3回目の発売延期になる。
- 2月25日、「ANOTHER GAME」がリリース。
- 6月、横浜国立大学の学園祭でザ・スターリンと共演し、菊池達也が客席にベースを放り投げて、メンバーが全員引っ込むというアクシデントが起きる。
- 8月、菊池達也が脱退し、横川理彦がP-MODELに加入する。ライヴ「SCUBA TOUR」では、横川がヴァイオリンを弾いていたため、曲により平沢がベース三浦がギターを弾きことがあった。また横川の1日だけスケジュールが会わなかったため、のちにメンバーになる中野照夫が1日だけベーシストとして参加した。
- 11月、新宿ロフトで開催された「因果律ランダムパーティーLAST」に、荒木康弘がパーカッションとして参加する
- 後楽園ホールで開催されたされた反核イヴェント「アトミック・カフェ」に出演。その後、約5か月間は、ライヴをする事は無かった。
- 1985年
- 筑波29BARで、新メンバーのお披露目ライヴを開催。
- 新宿ロフト3DAYSでのライヴで本格的に活動再開する。
- 10月、全国ツアーがスタート。
- 11月、三浦俊一と横川理彦が脱退する。
メンバー[編集]
- 平沢進 (Vo&Gt ・1979~2000)
- 菊池達也 (Drs・1980~1984)
- 田井中貞利 (Bs Syn・1979~ 1984)
- 三浦俊一 (bs Syn ・1983~1984)
- 横川理彦 (Bs・1984~1985)
- 荒木康弘 (Bs・1984~1987)
作品[編集]
- Perspective (1982)
- PerspectiveII (1982)
- 不許可曲集 (1983)
- ANOTHER GAME (1984)
- SCUBA (1984)
- KARKADOR (1985)
後期[編集]
- 1986年
- 1月、中野照夫がベーシストとして、高橋芳一がキーボード・プレイヤーとして加入する。
- 6月、東北から九州までのツアー「ワン・パターン・ツアー」がスタートし、平沢はMIDIギターを弾くようになった。
- 11月26日、ライヴ「ゼブラの日」開催。
- 1987年
- 1月10日、「P-MODEL BOX」の発売記念ライヴが開催され、いらなくなった楽器や機材、衣装などを販売したがあまり売れなかった。
- 3月14日、「ガラパゴス島の待ち伏せ男」が開催された。
- このライヴで荒木康弘が脱退し、田井中貞利がPART2として再参加する。
- 6月20日、有楽町のよみうりホールでコンサート「シュート・ザ・モンスター」が開催。
- 7月に関東から九州までを回るツアー「TOUR SENSONICS」がスタート。
- 9月5日、「此岸のパラダイス亀有永遠のワンパターンバンド」解散記念コンサート開催。
- 9月12日、ライヴ「埼玉県動説II」開催。
- 9月21日、横浜教育会館でライヴ「グレーテルの一撃?」開催。
- このライヴで高橋芳一が引退。
- 10月、臨時で「ヨーカンLLこと寿光 (ことぶき光)」が加入する。
- 1987年
- 1988年
- 1月1日、「平沢進のC.G.年賀状」を通信販売でリリース。
- 3月、新宿ロフトで「パースぺクティブ」の再リリース記念ライヴを行う
- オムニバス・アルバム「レベル・イン・コーポレイテッド」に「HEAVEN」を提供する。
- 6月、4月の「FUJI AV LIVE」のライヴ映像とオリジナルCGを収録した「三界の人体地図」がリリース。
- 12月28日、渋谷 CLUB QUATTROで「凍結ライブ」を開催。このライヴでP-MODELが活動停止する。
作品[編集]
- ONE PATTERN (1986)
- P-MODEL BOX (1987)
- 三界の人体地図 (1988)
メンバー[編集]
- 平沢進 (Vo&Gt ・1979~2000)
- 田井中貞利PART2(Drs・1987~1988年)
- 荒木康弘 (Bs・1984~1987)
- 中野照夫 (B. Kb. Vo.・1986~1988)
- 高橋芳一 (Sys.・1986~1987)
- ことぶき光 (Syn.・1987~1993)
氷河期[編集]
- 1989年
- 1990年
- 1991年
- 5月25日、3ndソロアルバム「Virtual Rabbit」を発表する。
- 6月25日、「ヴァーチュアル・ラビット・ツアー」を開催。
- このツアーでP-MODELが「解凍する」という声明文が配られる。
解凍期[編集]
解凍期になると中期に封印したテクノポップを再び作るようになった。
- 1991年
- 9月23日、日比谷野外音楽堂でライヴ「ERROR OF UNIVERSE」が開催され、P-MODELは解凍する。
- 12月3日、イベント「I3DAYS」に参加。
- 1992年
- 2月26日、解凍期初のアルバム「P-MODEL」をリリースし、P-MODELは完全に解凍した。
- 3月18日、渋谷公会堂でライヴ「P-MODEL TOUR'92」開催。
- 5月17日、 渋谷CLUB QUATTRO でライヴ「TOUR ON GRID」開催
- 6月27日、ライヴ『サタデイ・ナイトR&Rショウ』に参加。
- 9月2日、ライヴビデオ「BITMAP 1979-1992」リリース
- 10月25日・8日、ライヴ『PLANET ERROR』開催
- 11月3日、ライヴ『92 NAGOYA CHAMPS ELYSEES FÊTE』に参加。
- 12月7日、CLUB QUATTROでツアー「能率の予感」東京公演開催。
- 12月11日、心斎橋 CLUB QUATTROでツアー「能率の予感」開催。
- 1993年
- 5月26日、大阪 メルパルクホールで『BIG BODY TOUR』大阪公演開催。
- 5月27日、CLUB QUATTROで『BIG BODY TOUR』名古屋公演開催。
- 6月21日、渋谷公会堂で『BIG BODY TOUR』東京公演開催。
- 9月、コピーバンド・コンテスト「Errors of P-MANIA!」が開催し、審査員としてP-MODELが参加した。
- また審査後にはP-MODEL、司会の加藤賢崇、ケラ、横川理彦でバンド「亀有タワーズ」を結成する。
- 10月11日、日比谷野外音楽堂でライヴ「ERROR OF INFORMATION 待機」を開催する。
- このライヴをもって待機(=活動停止)した。このライヴには「Error of P-MANIA!」で入賞した「コP-MODEL」と「KATANA」「4-D」が登場した。
作品[編集]
- P-MODEL (1992)
- P-MODEL OPENING SE 1992 (1992)
- BITMAP 1979-1992 (1992)
- big body (1993)
メンバー[編集]
待機[編集]
作品[編集]
改訂期[編集]
- 1994年
- 1995年
- 9月30日、ライヴ「ENDING ERROR」開催。
- 10月20日、第3回のコピーバンドコンテスト「Errors of P-MANIA! '95」が開催。
- 12月19日・22日、イベント「I3DAYS'95」に参加。
- 1996年
- 3月、ツアー「電子舟訪日行脚」を開催し、全国を回る。
- 10月10日、ライヴ「Branch O」開催。
- 11月15日、ライヴ『Unfix #3 “コミュノ・ハイブリディア』を開催。
- 12月24日、『Unfix #5 “Another Green Nerves「ススムとケンジ」”』を開催。
- 1997年
- 1998年
- 1999年
- 2000年
- 12月、P-MODELは「培養」期間に入り、活動停止になる。
メンバー[編集]
- 平沢進 (Vo. G. Syn.・1979~2000)
- 福間創 (Sy-1.1994~2000)
- 小西健司 (Sy-2,1994~2000)
- 上領亘 (drs,1994~1997)
- TAINACO (drs,1997~2000)
作品[編集]
- 舟 (1995)
- SCUBA RECYCLE (1995)
- Corrective Errors (1995)
- Rocket Shoot (1996)
- 電子悲劇/~ENOLA (1997)
- ASHURA CLOCK (1997)
- LAYER-GREEN (1997)
- 音楽産業廃棄物〜P-MODEL OR DIE (1999)
- VIRTUAL LIVE-1 (1999)
- VIRTUAL LIVE-2 (1999)
- VIRTUAL LIVE-3 (1999)
- P-PLANT CD Vol.1 (2000)
培養期[編集]
- 2002年
- 2004年
- 10月7日、平沢のソロプロジェクト「核P-MODEL」が始動し、1stアルバム「ビストロン」をリリース。
- 9月8日、カップリングアルバム「GOLDEN☆BEST P-MODEL「P-MODEL」&「big body」」が発売。
- 2012年
- 5月2日、タワーレコード限定でCD BOX「ワーナー・イヤーズ・シングル・ボックス」がリリース。
- 2013年
- 2018年
- 核Pの3rdアルバム「回=回」がリリース。
- 2020年
- 9月25日、ベストアルバム「P-TRICK PLAN」がリリース。
- 2021年
- 7月14日発売の「FILTER Volume.01」にゲストミュージシャンとして改訂期メンバーであった平沢・福間・小西が登場。
メンバー[編集]
よくメンバーチェンジを行い、合計17人(そのうち一人がバーチャルドラマー)がメンバーになった。
年代 | アルバム | Vo. G. |
Base | Keyboard | Drums | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
01期 | 初期 | 1979/01 1980/11 |
IN A MODEL ROOM LANDSALE |
平沢進 | 秋山勝彦 | 菊池 達也 | 田井中貞利 | |
02期 | 1980/11 1983/03 |
POTPOURRI Perspective |
菊池達也 | |||||
03期 | 中期 | 1983/03 1984/08 |
ANOTHER GAME | 三浦俊一 | ||||
04期 | 1984/08 1984/12 |
横川理彦 | ||||||
05期 | 1985/01 1985/12 |
KARKADOR | 荒木康弘 | |||||
06期 | 1986/01 1987/03 |
ONE PATTERN | 中野照夫 | 高橋芳一 (System) | ||||
07期 | 後期 | 1987/04 1987/09 |
(モンスター) | 田井中貞利Part2 | ||||
08期 | 1987/11 1988/12 |
ことぶき光 | ||||||
09期 | 解凍期 | 1991/09 1993/10 |
P-MODEL big body |
秋山勝彦 | 秋山勝彦 | 藤井ヤスチカ | ||
10期 | 改訂期 | 1994/12 1997/06 |
舟 | 小西健司 | 福間創 (System-1) |
小西健司 (System-2) |
上領亘 (Algorhythm) | |
11期 | 1997/10 2000/12 |
電子悲劇 音楽産業廃棄物 |
TAINACO |
ミュージック・ビデオ[編集]
曲名 | 制作 | 収録作品 | 備考 |
---|---|---|---|
偉大なる頭脳 | 21stセンチュリーワンダーランド | IN A MODEL ROOM BOX | |
アート・ブラインド | 平沢裕一 | ||
I AM ONLY YOUR MODEL | LANDSELE BOX | ||
クロシロクロシロクロシロクロシ | |||
オハヨウ | |||
Different≠another | |||
Potpourri | Potpourri BOX | ||
ナチュラル | |||
いまわし電話 | PERSPECTIVE BOX | ||
HEAVEN | |||
Perspective | |||
のこりギリギリ | |||
HOKA NO KEIKAKU | |||
ECHOES (不許可曲集 Ver.) |
|||
ふるへっへっへ | BITMAP 1979-1992 | ||
ふるへっへっへ | ANOTHER GAME BOX | ||
フ・ル・ヘッ・ヘッ・ヘッ | ANOTHER GAME ver. | ||
ATOM-SIBERIA | |||
HARM HARMONIZER | |||
KARKADOR | ピーター・カラス | ||
Another Day | 神尾明朗 | MVの出来に納得できず自分でMVを作るようになる | |
2D OR NOT 2D | 平沢進 | BITMAP 1979-1992 | |
Grid | |||
Monotone Grid | PHOTON-3 | ||
夢見る力に | ホッホー石田 | ||
http | 平沢進 | Rocket Shoot | |
ASHURA CLOCK (Discommunicator) | (不明) | ||
論理空軍 (original) |
大和久マサル | 音楽産業廃棄物 | DVD版のみに収録 |
論理空軍 (Director's cut) |
VHS版はこのVer.のみ収録。 |
なお、世に出回っているCOLORSのPVは、シングル「ASHURA CLOCK」に収録されている映像を合わせた二次創作MADである。
出演[編集]
TV[編集]
番組名 | 放送日 | 備考 |
---|---|---|
金曜音楽館 | 1980年1月4日 | ヘルスエンジェルを演奏 |
600こちら情報 | 1980年2月 | 美術館で会った人だろ・MOMO色トリック(イントロのみ)演奏 ヒカシュー・プラスチックスと共演 |
ステレオ音楽館 | ヒカシュー・プラスチックスと共演 | |
ニューイヤーロック・フェスティバル | Yuya presents Asakusa New Year Rock Festival 1979-80放映 美術館で会った人だろのみ | |
1980年 | ヘルスエンジェル・ミサイル披露。 | |
サウンドスクエア | 1987年 | ライブの番宣で出演 Another dayのMVが放映 |
1986年 | ゼブラ披露 | |
LIVE-G | 1968年 | ゼブラ披露 |
LIVE STA | ERROR FORCE放映 | |
LIVE STA | 1992年 | ERROR OF UNIVERSE放映 |
PICK UP | 1992年 | バレンタインP-MODEL |
BOOING | P-MODEL TOUR'92放映 | |
Lo-Res放映 | ||
ROCK SHOW | SPEED TUBE披露 | |
POP JAM | Big Foot演奏 | |
板谷学のほのぼのライブ日記 | 電子舟訪日行脚放映 | |
MusicClique | 1997年 | |
MOVE ON! | 1997年 | ASIA FOR THAILAND放映 |
ミュージックカプセル | 1999年 | Future Screen of Tokyo New Wave放映 |
ラジオ[編集]
番組名 | 放送日 | 備考 |
---|---|---|
1980年 | ヒカシューと共演 | |
ハローナショナルショールーム | 1986年12月2日 | Zebra、LICORICE LEAF、サンパリーツ披露 |
ハローナショナルショールーム | 1987年7月14日 | OH MAMA!、バイク、サイボーグ、FROZEN BEACHを演奏 |
1996年 | 平沢・小西がゲスト出演 |