Big Brother (核P-MODEL)
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「Big Brother」 | ||||
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核P-MODELの楽曲 | ||||
収録アルバム | 『ビストロン』 | |||
リリース | 2004年10月7日 | |||
ジャンル | テクノポップ | |||
時間 | 3分23秒 | |||
レーベル | ケイオスユニオン/TESLAKITE | |||
作詞者 | 平沢進 | |||
作曲者 | 平沢進 | |||
その他収録アルバム | ||||
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『ビストロン』収録順 | ||||
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『Big Brother』(ビッグ・ブラザー)とは、核P-MODELの楽曲である。
概要[編集]
核P-MODELの1stアルバムである「ビストロン」に収録されている。ビストロン発売日に本曲が公式サイト上で無料公開された[1]。
曲内には特徴的な電子音が使用されており、とても疾走感がある。80年代のテクノ風リズムBOX・ドラムパターンが特徴的[2]。
この曲の元ネタになっているのはジョージ・オーウェルの「1984年」という小説で、作内に登場する独裁者「Big Brother」がそのまま題名になっている[3]。
平沢は「初期のP-MODELにこのタイトルの曲が無いのが不思議なくらいだ。」とPhantom Notesに書いている[2]。
2008年にテクノショップ「メカノ」限定で発売されたシングル「Big Brother-可逆的分離態様」には、同名の本曲のギターアレンジが「Anti-Vistoron Mecano Version」と共に収録されている。
2020年9月15日~21日の昼に、ファミリーマートの店内で流された。特徴的な作風であるため、Twitterなど話題になり、15日にTwitterのトレンド入りした[4]。
独立メディアのための無料音楽素材では、「Brotherhood」という題名で、Big bratherのインストが配布されていた。
ライブ[編集]
ライブでは、間奏前に「享受せよ、さあ 思慮は今、罪と知るべし」という歌詞が繰り返し歌われ、曲の最後にも歌われる。
- トーキョー・ビストロン ver.
- 可逆的分離態様ver.は合わさっていない。「LIVE VISTORON」に収録されている。
- パラレル・コザック ver.
- ビストロンver.と可逆的分離態様ver.が合わさっている。間奏はビストロンver.と同じ。
- ライヴ映像は、DVD「パラレル・コザック」、音源は「導入のマジック」に収録されている。
- 元々はこのライブの一曲目に演奏される予定だったが、セトリを決めていくと、崇めよ我はTVなりの方が一曲目に相応しいと判断され、最終的に2曲目になった。
- 導入のマジック版には、当初使う予定だった未公開の出囃子が追加されている[5]。
- HYBRID PHONON ver.
- パラレル・コザックver.同様、ビストロンver.と可逆的分離態様ver.が合わさっている。間奏は可逆的分離態様ver.になっている。
- DVD「HYBRID PHONON」に収録されている。
- 脱出系亞種音 (FUJI ROCK'21) ver.
- 3日目に演奏された。通常ver.よりもテンポが早くなっている。
- イントロの最初はビストロンver.だが、途中で可逆的分離態様ver.になる。また間奏も可逆的分離態様ver.になっている。
脚注[編集]
- 出典
- ↑ “Free samples(無料ダウンロード)”. 平沢進 Susumu Hirasawa (P-MODEL) Official site (2004年9月13日). 2023年2月23日確認。
- ↑ a b 平沢進 (2004年9月13日). “ビストロン収録曲の外見-02”. 平沢進 Susumu Hirasawa (P-MODEL) Official site. 2023年2月23日確認。
- ↑ 平沢進 [@hirasawa] (2011年7月12日). “Big Brotherは1984のBig Brotherです。”. 2022年7月27日確認。
- ↑ 秋山はじめ (2020年9月16日). “今、昼どきのファミマがヤバいと話題 店内BGMの中毒者続出でトレンド入りに”. sirabee.com 2022年7月15日閲覧。
- ↑ 平沢進 (2014年10月1日). 平沢進のBack Space Pass (ネット番組). ケイオスユニオン. 2023年12月9日閲覧。