クロコダイル・ダンディー
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クロコダイル・ダンディーとは1986年のオーストラリア映画。
ストーリー[編集]
ニューヨークの女性新聞記者スーは、男がワニに足を噛み切られた事件の取材でオーストラリアに行く。
当事者のミックという男は普通に歩いており、ワニに襲われはしたが軽傷で、話が口コミで広まりながら大袈裟な話になっていただけであった。
スーはミックをニューヨークに招待する。ミックは、エスカレーターに乗ったが降り方が分からずパニックになる。すれ違う人全てに挨拶して疲れ果て、騎馬警官に救助されて「馬に乗っているなんて、アメリカの警察は遅れている」と思ったりする。
その他[編集]
英語を話すオーストラリア人やカナダ人のことを、アメリカ人は「ガイジンではなく同じ文化圏の者」と考えている。カナダ人はアメリカ人よりも美しい英語を話すがオーストラリア英語は酷く訛っており、アメリカ人はオーストラリア人のことを超田舎っぺと考えている。ミックはアメリカ人が予想している通りの田舎者である。しかし、アメリカ人が失ってしまったイギリス的な価値観は持っていて興味深い映画である。
オーストラリアにも黒人はいるが、アフリカ系ではなくアボリジニであり、ミックはアメリカの黒人をアボリジニだと誤解しているようである。黒人の運転手が車のアンテナをブーメランのように投げたときには「完全にアボリジニだ」と思ってしまった。