富士回遊
富士回遊 FUJI EXCURSION | |
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富士回遊で使用されるE353系 (実際は3両) | |
概要 | |
種別 | 特急 |
列車番号 | 2100+号数+M |
運行開始 | 1990年 |
種別変更 | 2019年 |
運行事業者 | 東日本旅客鉄道 |
路線 | |
走行路線 | 中央本線 富士急行線 (一部総武本線) |
起点 | 新宿・千葉 |
終点 | 河口湖 |
その他 | |
使用車両 | E353系 |
両数 | 3両 |
外部リンク | 特急:富士回遊 JR東日本 JR・富士急行直通特急 富士回遊:富士山麓電気鉄道 |
備考 | 元ホリデー快速富士山・河口湖行き成田エクスプレス等 |
富士回遊(ふじかいゆう)とは、JR東日本中央本線(一部総武本線)と富士山麓電気鉄道富士急行線で運行する特急列車である。
概要[編集]
後述のホリデー快速の代替として全車指定席の特急として新設されたのが「富士回遊」である。富士山はそれだけ観光力があるということを再認識されられる。実際に土休日は満席になることも多い。東京と山梨県の郡内を結ぶ特急である他、大月駅と富士吉田市を結ぶ役割や、千葉市から東京新宿への着席通勤列車としての役割もある。
千葉駅・新宿駅から大月駅まで東日本旅客鉄道(JR東日本)、大月駅から富士山駅、河口湖駅まで富士山麓電気鉄道の運営路線である。
使用車両はE353系(付属3両)で、JR東日本車の片乗り入れである。
特急「信州」と同じ編成であり、JR東日本管内では中央線特急「あずさ」・「かいじ」と併結して運行する。
2023年春までは増発列車にE257系5500番台が使用されていたが、北関東の特急「草津・四万」・「あかぎ」で使用されることにより、富士回遊の運用からは外れた[注 1]。だが、結果的に3両では乗り切れないということがあり、夏にE257系5500番台運用が再開する。
河口湖線(富士急行線・富士山駅- 富士急ハイランド駅 - 河口湖駅)内は各駅に停車するため、運賃だけで乗車できる。
歴史[編集]
本列車の直接の前身は1990年に登場した「ホリデー快速むさしの号」や「ホリデー快速富士山号」、「快速富士山号」などである。土休日のみの運行であったが、富士山のふもとに直通するということもあり、日本人、外国人問わずどの便も満席状態になるほど人気であった。
使用車両は豊田車両センター所属の183系・189系であったが、登場から年数が経ち老朽化していたため2018年3月に引退。その後幕張車両センター所属のE257系500番台(豊田常駐)が投入されたが、特急列車格上げにより2019年春に廃止された[注 2]。
古くは、国鉄キハ58系気動車と同型のキハ58型[注 3]や国鉄165系電車を使用した急行「かわぐち」まで遡るが、定期急行は1986年に一旦廃止されていた。
停車駅[編集]
カッコ内は富士回遊3号(下り・千葉発河口湖行き)のみが運行・停車。
(千葉駅 → 船橋駅 → 錦糸町駅 → )新宿駅 - 立川駅 - 八王子駅 - 大月駅 - 都留文科大学前駅 - 下吉田駅 - 富士山駅 - 富士急ハイランド駅 - 河口湖駅
関連ページ[編集]
脚注[編集]
注[編集]
出典[編集]
甲信越/岐阜の主な列車 |
中央本線 特急停車駅 |