天てれゲームゾーン
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天てれゲームゾーン(てんてれゲームゾーン)は、2004年から2006年までにNHK教育テレビジョンの子供向けバラエティ『天才てれびくんMAX』で放送されたゲームコーナーである。
概要[編集]
2004年度[編集]
テレヴィア本島のはるかな南、液晶の海にあるメガネシア。そこはレインボー・ガーディアンズとアンダーワールドファミリーが対決する場。月曜日・火曜日のメガネシアでは、スタジオCGでの4種類のゲーム競技、水曜日はロケにて「紙フトタッチダウン」を放送。例外もあるが夏冬の長期総集編時にまとめてアンコール放送される。
- ガン・バレーの決戦
- 「ガン・バレー島」で行う競技、足踏みで車を動かしクイズを答える、正解された方は車を1台失い、3台失うか相手の車が自分の陣地に入ってしまうと負けとなる。負けたチームは罰ゲームを受ける。1学期はチームのリーダー(TIMのどちらかに)が、ガン・バレーの実(徐々に膨らみ、やがて破裂する風船。中にピンポン玉などが入っていることもある)の下でゲームに使う車の絵の募集をするという罰ゲームを受けたが、2学期以降はてれび戦士も勝利チームのリーダーの指示することをやるという罰ゲームを受けることとなった。
- ガン・バレーの標識
- 数文字の文字が重なった状態で出現し、その文字は前から並べるとある言葉になっている。両チームはその言葉が分かった時点で早押しで解答し、正解すれば勝利となる。文字は最初は完全に重なっているが、時間と共に左右に揺れ動き(この時、後方の文字は前方より遅れて動く)、後方の文字も見やすくなっていく。勝利したチームはターボエンジンの「ターボ君」(演:簗瀬憲光)を獲得。3回お手つきをすると失格。当初は文字は黒く縁取りをされていたが、途中から縁取りがなくなり、真っ白な文字で出題されるようになった。
- 車の押し合い勝負
- ボードの上で足踏みして一本道の線路上の自チームの車を進め、対岸の相手チームのスタート地点に攻め込む。途中で車がぶつかるとクイズが出題。相手に正解されたチームは車が落下し、スタートからやり直し。正解したチームはてれび戦士を交代、正解されたチームのてれび戦士はそのまま。ターボ君は1回10秒だけ使え、使うタイミングはリーダーが決定する(使用しないまま負けたケースもある)。3問先に正解される(=3台車が落下する)か自陣に攻め込まれてしまった時点で敗北となり、相手のスタート地点に攻め込むか3問先に正解したチームが勝利となる。なお、両チームの車のデザインは視聴者から募集されていた。
- 以心天心の乱
- 「以心天心島」で行う競技。質問の答えを予想し、より正解数の多い方が勝利となる。1学期では勝利チームにご褒美が与えられるため、同点の場合はじゃんけんで勝敗を決める。2学期以降はご褒美がないため同点はそのまま引き分けて終了となる。
- 1回戦:代表者1人が考えることを他のメンバーが当てる。1人正解につき1ポイント。
- 2回戦:事前に一般人に聞いたアンケートを当てる。1人正解につき1ポイント。
- ご褒美獲得ゲーム:2つのせいろのうち1つにはケーキ。もう1つには空気(何も入っておらず、ハズレ)。ケーキを当てることができれば食べることができる。
- 上下峠の陣
- 「ローハイ島」で行う競技。25のマスに山の幸の絵が描かれており、裏には1から25までの数字が書かれている。最初は真ん中のマスがめくられ、その後先攻チームが1枚マスを選び、そのマスの数字が前に出た数字よりも大きい(上)か小さい(下)かを当てる。正解すればそのマスを獲得(最初のマスはどちらのチームの物にもならない)、以降は直前にめくられたマスを基準にして別のマスを選び、上か下かを予想…を繰り返していく。失敗するまで同じ人が続けてチャレンジできるが、山賊カードを出してしまうとクイズ(このクイズも何かがある基準より上か下かを問うクイズとなっている)が出題され、間違えると連続して取ったマスが全て相手チームのものになる。また、正誤に関わらず相手チームの番となる。なお、山賊カードを出る前に相手にターンを譲ることも可能。より枚数の多い方が勝ち。
- 名探偵バトル!ナニーナッター!!
- 「ナッ島」で行う競技。片方のチーム(ナッターチーム)全員がお題に出された「何か」になりきり、もう片方のチーム(探偵チーム)が探偵となり、質問をする。探偵チームは相手チームが何になったか質問と推理で当てる。解答は3回、質問は10回まで。より少ない質問で正解したチームの勝ち。必ずしも質問で得たヒントだけで推理する必要はなく、相手チームのお題へのリアクションや会話内容(場合によっては戦士が勝手にヒントを出すこともある)などもヒントにしてよい。
- お題は画像で提示され、視聴者にはヒントとしてモザイクで出題されたお題が表示される。
2005年度[編集]
- ランキングビンゴ
- 月曜日放送。対決の場は「ロッテンブーロ遺跡」。てれび戦士が、インターネットから寄せられたアンケートの結果1 - 9位を当ててビンゴを作る。マスは初期はランダムに決められたが、後に上段に1・2・3真ん中に4・5・6下段に7・8・9位がそれぞれ左から右に並べられるようになった。先にビンゴを作ったほうの勝ち。どちらもビンゴが作れずにすべてのマスが埋まると、取ったマスが多いチームの勝ちとなる。両チームともヒントビンが5本(初回のみ3本)が用意され、当てたい順位のヒントを聞くことができる。
- 解答時には狙う順位を指定したうえで解答するが、指定した順位と違う順位でも1-9位にあれば正解となり、解答した答えの順位のマスが取れる。(後期は正解の際のSEも『指定した順位での正解』と『指定した順位以外での正解』で違っていた。ただし、指定した順位以外を当ててもビンゴが成立した場合は前者が流れる)全ての答えが出る前に終了した場合はおんつくんにより残りの順位の解答が明かされる。
- 気合一発!全身書道塾
- 火曜日放送。対決の場は「キタエーロの森」。てれび戦士4人が台の上で文字を作り、それを各チームのリーダーが当てるというもの。ただし課題として第1戦-第6戦では台にあらかじめ引かれている線を利用しなければならない。第7戦-第12戦では2文字の単語(1文字ずつ2回作り、1文字目を当てられないと次の文字に進めない)を作らないとポイントが得られない。第13戦からは1文字に戻り、TIMの2人も1回だけ参加できるようになった(TIM参加中はTIMに指名された戦士が解答者となる)、記号問題などもある。いずれも制限時間5分以内で、より多くの正解をしたチームの勝ち。なお、このコーナーでおんつくんは木の姿で登場する。
- 戦士は全員マジックテープ式の手袋と足カバーを装着しており、手袋に関しては外して貼り付けることで点としての使用が可能(ただし、外しすぎると貼り付けなくなるリスクもある)。
- モジモジ宅配便
- 水曜日放送。対決の場は「モジリ兄の砂漠」。2人一組で与えられたお題にふさわしい言葉(あくまで『言葉』であるため、お題によっては名詞に限らず動詞や形容詞での解答も可能)を50音ブロック(1つにつき同じ行のひらがな5種類がついている。濁音・半濁音のブロックもあり、こちらはマグネットでくっついている点や丸を外して任意の文字に取り付ける形で使用する)で作って担架でゴールゾーンに運ぶ(運ぶ途中に崩してしまった場合はその場で積み直しとなる)。成立した言葉に使われている言葉ブロック一つにつき1ポイントが与えられ、前半・後半2つのお題でより多くのポイントを獲得したチームの勝ち。ブロックの数には限りがあるため、後半になるにつれ言葉は作りにくくなっていく。第13戦より後半戦はしりとり対決に変更、前半戦リードされたチームから開始し1分以内にしりとりに合った単語を作る。作れなかったり間違えたりしたらその時点で試合は終了となる。第16戦よりしりとり対戦は両チームが同時に4分間でしりとりを作っていくルールに変更、また前半でも登場するようになった。なお、このコーナーではおんつくんは体が辞書になり、眼鏡をかけた姿になっている。[1]
- 制限時間終了後、各チームが作った言葉をおんつくんが一つずつチェックし、お題に該当しない言葉やブロックの積み方が誤っている(文字が入れ替わっているなど)ものがあった場合は不正解として除外する。
- ↑ なお辞書の姿で初登場した時におんつくんは「頭良さそうでしょ」と発言していたが、ゴルゴは納得しつつも裸足であることを指摘していた