モジールTV
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モジールTV(モジールティービー)は、NHK教育テレビジョンの子供向けバラエティ番組『天才てれびくん』に登場する架空の組織である。主人公であるてれび戦士と2019年度に敵対する組織で描かれる。当初はモジール王子チャンネル(モジールおうじチャンネル)。
概要[編集]
モジゲン空間のアジトで謎の装置を使いもじ化け現象を起こす2019年度の敵対勢力。
人物[編集]
- モジール王子(演:徳永ゆうき)
- タコ大王の息子。中国の王族風のような恰好で謎の装置を用いて漢字を操り、「もじ化け」を引き起こした張本人。かなり能天気な性格で、オンくんから指摘されるまで自分が悪事をしていることに気づいていなかったが、構わず今回の騒ぎを楽しんでいる。その一方で高い技術力を持っており、8歳でオンくんを作成したという過去を持つ。また、小島主任がもじ化けからもじもんを救おうとする守守団の一員で敵だとオンくんに言われても小島主任に近づこうとする恋に一途な面や、小島主任と似ても似つかない似顔絵を描いてしまうという絵が下手な面を見せることもあった。
- かつて人間界で漢字の修行をしていたが、先生や周りの生徒に勘違い王子と言われ、13歳だったころにシュージ山本に弟子入りをした。オーディションに落ちた後、モジゲンレコードの封印を解いて現在に至る。
- モジルスーツ2号が倒され小島主任にフラれると、モジゲンレコードから発せられた闇のオーラを浴びて凶悪化し冷酷な性格に豹変。3度に渡るモジルスーツとの戦いに敗北したことにより、モジルスーツから放出された闇のオーラに包まれたことで消滅したかと思われたが、消滅する寸前にいきるーとに救助され何とか幽体離脱に留まる。そしてカキトリーヌ王女と入れ替わる形で復活し、勇気の試練を乗り越えて謝罪、怨君の暴走を止めるべく守守団側に協力を約束。小島主任と協力して新たな発明品を作るなど貢献し、最終決戦ではオンくんのマイクを使って説得し怨君の弱体化に貢献した。
- 最終決戦後は残されたオンくんのマイクロチップを元に「オンくん2号」を作り直し復活。オンくんと共に今回の事態を改めて謝罪した。
- オンくん→怨君(声:キンタロー。、操演:菊池信二)
- タコに似たモジール王子の友達であるロボット。公式サイトによるとモジール王子が8歳の時に作った模様で彼との仲は良いらしいが、人間に迷惑をかけているという自分の指摘に耳を傾けず、懲りる様子もなく悪戯を続ける王子に憂いている様子が見られる。基本的に王子を咎めたり同情したりしていることが多いが、時には王子の態度に匙を投げることもある。カラオケは1000点満点まで採点できる。
- モジール王子が凶悪化してからは自身がリセットされることを知ってモジール王子の元から離反する。守守団の仲間になるかどうか悩みつつ、自らの意思で初期化しようとするがモジール王子の消滅により緊急停止した。その後モジール王子が消滅したことを知って漢字と人間に激しい憎しみを持つようになり、モジゲンレコードから発せられた闇のオーラを浴びて怨君に変異。全てのもじもんを纏めてもじ化けさせるなど強大な力で世界を破滅に追い込もうとする。
- 最終決戦で闇のオーラの正体が感情を暴走させるものだということが発覚。モジール王子の歌と説得で弱体化した後、超力玉でパワーアップした力封じの筆で正気に戻った。が、自動消去プログラムで感情を暴走させる闇のオーラを道連れにマイクロチップを残して自ら消滅した。
- その後、モジール王子によってマイクロチップを元に「オンくん2号」として復活。怨君化した際の記憶は無かったものの、迷惑をかけたことを謝った。
モジルスーツの燃料となったもじもん[編集]
- 火のもじもん・もゆる(声:國立幸)
- ラブレターをバカにされたことに怒ったモジール王子によってもじ化けさせられ、モジゲンレコードに閉じ込められてしまう。その後字源の間を訪れたたんぐらあと出会い、そのことを伝えるように言った後、小島主任型ロボットに吸い込まれモジルスーツ化。6月の決戦に勝利したことで無事に助け出された。
- 機のもじもん・からくりこん(声:阿部里果)
- 最強のモジルスーツを作ろうとしたモジール王子に目を付けられたことでもじ化けさせられ、モジゲンレコードに閉じ込められてしまい、翌週にモジルスーツ化。10月の決戦に勝利したことで無事に助け出された。
- 生のもじもん・いきるーと(声:下山吉光)
- いきるーとに扮したてれび戦士に騙されたことで怒ったモジール王子によってもじ化けさせられ、モジゲンレコードに閉じ込められてしまい、一か月後にモジルスーツ化。12月の決戦に勝利したことで無事に助け出されると同時に、闇のオーラを放出した。
関連用語[編集]
- 字源の間
- モジール王子たちのアジト。実はモジゲン遺跡の一部だった。
- モジゲンレコード
- 起動させるとターゲットとなる漢字が映り、そこに専用の筆を用いて漢字に手を加えることにより、もじ化けを発生させる。逆に専用の筆で漢字を元に戻すことでもじ化けを治すことも可能。また、もじ化けさせられた後に守守団が救出できなかったもじもんたちはこの中に閉じ込められ、モジルスーツ戦ではモジール王子が使役、もしくはモジールコードの箱に閉じ込められる。実はモジゲン遺跡の一部で、封印されいたものをモジール王子が解いたことが発覚。最終決戦では大悟研究員とノブ研究員の調査により、モジール王子の凶悪化やオンくんの暴走の原因となった闇のオーラが負の感情を暴走させるものだったことが判明し、オンくんの自動消滅プログラムによって闇のオーラが消滅。カキトリーヌ王女によって再封印された。
- 闇のオーラ
- すべての元凶と言える負の感情をオーラ化させた物(その点からLet'sの次元ホールに相当)。シーズン3では王子、最終章ではオンくんに取りつき狂暴化させた。最終的にカキトリーヌ王女によって再封印されたがその正体は最後まで不明だった。
- モジルスーツ
- もじ魔獣に代わる新たな脅威。モジール王子が制作したロボットのコアにもじ化けによって装置に閉じ込められたもじもんを取り込むことで誕生する。本来は小島主任型ロボットとして制作する予定だったが、誤作動によりモジゲンレコードに閉じ込められたもゆるがコアに吸い込まれ、モジール王子が叩いたことで完成した。取り込まれたもじもんは燃料になっており、燃料が尽きるとそのもじもんが完全消滅する。救出するにはまずアンテナを破壊して、バケピタンを穴に入れてもじ化けを治した後に、「力玉」を使って脱出させなければならない。成功すると空っぽになったモジルスーツは消滅するが、モジルスーツ3号のみ消滅の際に闇のオーラを放出した。
- タココプター
- タコの形をした小型ドローンヘリのようなもので、毎回これを使ってもじ化け現象を見ることができる。
- タコ大王
- モジゲン空間に棲む謎の巨大タコ型生物で、モジール王子の父。もじもんたちからは主として崇拝されている。木曜の生放送で毎回もじもんを仲間にする木曜生放送の探索ミッションに乱入してはさまざまなお邪魔を行い、守守団を困惑させる。タイムリミットの午後6時52分(ただし、第49週ではこの代わりに警備員が集まってしまう午後6時54分にタイムリミットが変更された)になると眠りにつくために海から飛び出してきて、モジゲン空間からたこ8号と海鮮隊を追い出す。また、回によってはたこ大王を利用してミッションを進めるパターンも存在する。第86週ではタコ大王の人間態らしき人物が登場した。