名古屋市営地下鉄桜通線

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名古屋市交通局
S 桜通線
名古屋市営地下鉄桜通線6050形車両(中村区役所行き).jpeg
桜通線の車両、6050形電車
基本情報
日本国旗.png日本
所在地愛知県名古屋市
種類地下鉄
路線網名古屋市営地下鉄
起点太閤通駅
終点徳重駅
駅数21駅
路線記号S
路線番号6号線
路線色      赤
DIC 2492[1]
開業1989年9月10日
最終延伸2011年3月27日
所有者名古屋市交通局
運営者名古屋市交通局
車両基地日進工場徳重車庫
使用車両車両の節を参照
路線諸元
路線距離19.1 km
軌間1,067 mm
線路数複線
電化方式直流1,500 V 架空電車線方式
閉塞方式車内信号式
保安装置ATCATO
最高速度75 km/h[2]

名古屋市営地下鉄桜通線(なごやしえいちかてつさくらどおりせん、名古屋市高速度鉄道第6号線)は、名古屋市営地下鉄の路線。太閤通駅 - 徳重駅を結ぶおよそ15Kmの地下鉄路線である。駅ナンバリングはS

概要[編集]

名古屋の地下鉄としては運行開始がもっとも遅いため、全体的にが深い位置にある。中心市街地では桜通りを走っているため、桜通線と名づけられた。とはいえ、実際に桜通り直下を走っているのは全体の半分にも満たないほんの一部だけである。

ラインカラーは色。沿線には学校が多い。

また、すべての駅が島式であることから、運転席が他の路線と違い右側にある。これは、ホームが右にあり、扉も右側しか開かないためである。

この路線は、名古屋駅から栄駅の間が混雑する東山線のバイパスなどとして開通したものの、他の区間で拠点となる駅はというと新瑞橋くらいか…というほどなく、ラインカラー同様赤字である[3]となっている[4]。この路線のおかげで名古屋市交通局の運賃が高くなっているとかどうとか…。また、こういった経緯より、路線図などを見ると、なんと読むのか一瞬ウッとなるような難読の駅が多い。

車両は鶴舞線上飯田線同様、架線集電対応だが、かといってこれら2線のように既存のJR、民鉄路線との相互乗り入れは無く、ただ日進市の赤池車庫を共用するしかなかった…という消極的な理由での架線集電式の路線である。

2023年1月4日に、「中村区役所が移転する」という理由で中村区役所駅は太閤通駅に改名された。

駅一覧[編集]

全駅名古屋市に所在。駅名左の■の色は可動式ホーム柵などに使われるテーマカラー

駅番号 駅名 駅間
キロ
営業
キロ
接続路線 所在地 ホーム形状
S 01 太閤通駅 - 0.0   中村区 島式
S 02 名古屋駅 0.9 0.9 名古屋市営地下鉄:H 08東山線
東海旅客鉄道東海道新幹線東海道本線中央本線関西本線
名古屋臨海高速鉄道AN 01あおなみ線
近畿日本鉄道E01名古屋線(近鉄名古屋駅)
名古屋鉄道NH36名古屋本線名鉄名古屋駅
S 03 国際センター駅 0.7 1.6  
S 04 丸の内駅 0.8 2.4 名古屋市営地下鉄:T 06鶴舞線 中区
S 05 久屋大通駅 0.9 3.3 名古屋市営地下鉄:M 06名城線
S 06 高岳駅 0.7 4.0   東区
S 07 車道駅 1.3 5.3  
S 08 今池駅 1.0 6.3 名古屋市営地下鉄:H 13東山線 千種区
S 09 吹上駅 1.1 7.4  
S 10 御器所駅
(昭和区役所)
1.0 8.4 名古屋市営地下鉄:T 12鶴舞線 昭和区
S 11 桜山駅
市立大学病院
1.1 9.5   瑞穂区
S 12 瑞穂区役所駅 0.9 10.4  
S 13 瑞穂運動場西駅 0.7 11.1  
S 14 新瑞橋駅 0.7 11.8 名古屋市営地下鉄:M 23名城線
S 15 桜本町駅 1.1 12.9   南区
S 16 鶴里駅 0.9 13.8  
S 17 野並駅 1.1 14.9   天白区
S 08 鳴子北駅 1.1 16.0  
S 19 相生山駅 0.9 16.9   緑区
S 20 神沢駅 1.4 18.3  
S 21 徳重駅 0.8 19.1  

車両[編集]

脚注[編集]

  1. 「名古屋市交通局 旅客サインマニュアル」による
  2. 『日本縦断! 地下鉄の謎』 - 小佐野カゲトシ
  3. しかし、実は乗客だけなら名鉄瀬戸線よりも多いことをお忘れなくっ。
  4. 実際には、ラインカラーとは無関係。の...はず......。

関連項目[編集]

H 東山線 - M 名城線 - E 名港線 - T 鶴舞線 - S 桜通線 - K 上飯田線

相互直通路線

名鉄犬山線 - 名鉄豊田線 - 名鉄三河線 - 名鉄小牧線

計画線・未成線

東部線 - 金山線