名古屋市営地下鉄鶴舞線
名古屋市交通局 T 鶴舞線 | |
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基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 愛知県名古屋市、日進市 |
種類 | 地下鉄 |
路線網 | 名古屋市営地下鉄 |
起点 | 上小田井駅 |
終点 | 赤池駅 |
駅数 | 20駅 |
路線記号 | T |
路線番号 | 3号線 |
路線色 | 青 |
開業 | 1977年3月18日 |
最終延伸 | 1993年8月12日 |
所有者 | 名古屋市交通局 |
運営者 | 名古屋市交通局 |
路線構造 | 地上区間:上小田井駅付近 |
車両基地 | 日進工場 |
使用車両 | 車両の節を参照 |
路線諸元 | |
路線距離 | 20.4 km |
軌間 | 1,067 mm |
線路数 | 複線 |
電化方式 | 直流1,500 V 架空電車線方式 |
閉塞方式 | 車内信号式 |
保安装置 | ATC |
最高速度 | 75 km/h |
名古屋市営地下鉄鶴舞線(なごやしえいちかてつつるまいせん、3号線)は、名古屋市交通局(名古屋市営地下鉄)の路線。上小田井駅 - 赤池駅を結ぶおよそ20.4Kmの地下鉄路線である。
概要[編集]
名鉄犬山線(→岩倉駅、犬山駅)、及び名鉄豊田・三河線(→豊田市駅)と相互乗り入れをしており、そのため剛体架線とパンタグラフがある。
本来、八事から豊田方面へは新三河鉄道から譲り受けた敷設免許を名鉄が持ち、八事以西で都市交通審議会答申に基づいた市営地下鉄建設となるはずだったが、市外の日進町赤池にしか車庫用地が確保できなかった名古屋市交通局が政治的駆け引きを持ちかけ、名鉄瀬戸線の栄乗り入れを認めることを条件に、八事 - 赤池間の敷設免許を譲り受けた。
列車はすべて6両だが、ホーム有効長は8両分取られている。しかしながら名鉄犬山線側が8両編成に対応していないため、延長は遠い話。
ラインカラーは水色に近い青色[注 1]...と言われてはいるのだが、実際は完全に水色。鶴舞線を利用するユーザーからも水色として認知されている。
駅一覧[編集]
駅番号 | 駅名 | 駅間 キロ |
営業 キロ |
接続路線 | 所在地 | |
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T 01 | 上小田井駅 | - | 0.0 | 名古屋鉄道:IY犬山線 (IY03)(最長犬山駅まで直通運転) 東海交通事業:城北線(小田井駅) |
名古屋市 | 西区 |
T 02 | 庄内緑地公園駅 | 1.4 | 1.4 | |||
T 03 | 庄内通駅 | 1.3 | 2.7 | |||
T 04 | 浄心駅 | 1.4 | 4.1 | |||
T 05 | 浅間町駅 | 0.8 | 4.9 | |||
T 06 | 丸の内駅 | 1.4 | 6.3 | 名古屋市営地下鉄:S桜通線 (S 04) | 中区 | |
T 07 | 伏見駅 | 0.7 | 7.0 | 名古屋市営地下鉄:H東山線 (H 09) | ||
T 08 | 大須観音駅 | 0.8 | 7.8 | |||
T 09 | 上前津駅 | 1.0 | 8.8 | 名古屋市営地下鉄:M名城線 (M 03) | ||
T 10 | 鶴舞駅 | 0.9 | 9.7 | 東海旅客鉄道:CF 中央本線 (CF02) | ||
T 11 | 荒畑駅 | 1.3 | 11.0 | 昭和区 | ||
T 12 | 御器所駅 (昭和区役所) |
0.9 | 11.9 | 名古屋市営地下鉄:S桜通線 (S 10) | ||
T 13 | 川名駅 | 1.2 | 13.1 | |||
T 14 | いりなか駅 | 1.0 | 14.1 | |||
T 15 | 八事駅 | 0.9 | 15.0 | 名古屋市営地下鉄:名城線 (M 20) | ||
T 16 | 塩釜口駅 (名城大学前) |
1.4 | 16.4 | 天白区 | ||
T 17 | 植田駅 | 1.2 | 17.6 | |||
T 18 | 原駅 | 0.8 | 18.4 | |||
T 19 | 平針駅 | 0.9 | 19.3 | |||
T 20 | 赤池駅 | 1.1 | 20.4 | 名古屋鉄道:TT豊田線 (TT07) (MY三河線豊田市駅まで直通運転) |
日進市 |
接近メロディー[編集]
上小田井方面で「ファンタジー」、赤池方面で「サンライト」を使用している。(上小田井駅では未使用)[1]
使用車両[編集]
現役[編集]
- 地下鉄車
- 名鉄車
過去の車両[編集]
- 3000形 - 1977年登場。4連23本、後6連15本&2両が在籍したが、老朽化のため廃車が進み2023年3月引退。
- 6000形 - 1987年に登場した試作車は、1989年の桜通線開業まで鶴舞線で暫定的に営業運転を行っていた。
ダイヤ[編集]
日中は毎時片道8本の運行。うち、4本は日進方面に直通し、名鉄豊田線運行の列車は全て鶴舞線と直通する。1本は岩倉方面に直通するが、名鉄犬山線からの直通は赤池折り返しと名鉄豊田線を含めた3線直通に分かれる。
平日朝通勤時には、名鉄犬山線内で急行として運転する直通列車が設定されている。
休日は毎時片道6本に減るが、直通本数は同じである。
ホームドア[編集]
名古屋市市営地下鉄の他路線の全駅にホームドアが設置されている中で唯一設置されていなかったが2024年9月に庄内緑地公園駅に設置[2]されたのを皮切りに2026年9月までに全駅へ設置する計画である。
脚注[編集]
出典[編集]
- ↑ http://7-pref.com/gotochi_nagoyasubway.htm |2022年1月4日閲覧
- ↑ 同年10月14日始発より稼働
注釈[編集]
- ↑ これは名鉄線との見分けを付けやするするため。