東海道本線踏切衝突脱線事故
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東海道本線踏切衝突脱線事故
日付 | 2017年3月2日 |
時間 | 6時55分頃 |
場所 | 愛知県安城市 |
死者 | 乗用車を運転していた男性1名 |
負傷者 | 列車の乗客数人が体調不良、 うち3名が病院に搬送 |
原因 | 乗用車を運転していた男性1名が 自殺を図ったものと見られている |
東海道本線踏切衝突脱線事故(とうかいどうほんせんふみきりしょうとつだっせんじこ)は、2017年(平成29年)3月2日に発生した鉄道事故である。
経過[編集]
2017年(平成29年)3月2日6時55分頃、愛知県安城市のJR東海東海道本線小薮踏切(西岡崎-安城駅間)で豊橋発岐阜行き普通列車(313系5000番台Y102編成)と踏切に侵入していた乗用車が衝突して先頭車両が脱線し、乗用車が衝突の弾みで近くの電柱にぶつかって大破炎上した。この事故で乗用車を運転していた男性が多発性外傷で即死した。列車には乗員、乗客約280名が乗車していたが、このうち乗客数人が体調不良を訴え、うち3名が病院に搬送された[1][2]。事故の影響により上下線で13時間運転を見合わせ、計123本が運休した[3]。死亡した男性は愛知県警保安課に勤務する43歳の警部補と判明。警部補は1月に個人的なトラブルで指導処分を受けており、これを苦に自殺を図ったものと見られている[4][5]。
この事故の影響により、Y102編成は長期の運用離脱を余儀なくされ、この結果車両不足となった。このため、神領車両区から313系1100番台B6編成を転入する措置がとられた。
脚注[編集]
- ↑ “踏切で列車と車衝突、車が炎上し男性死亡 JR東海道線”. 朝日新聞. (2017年3月2日) 2017年3月2日閲覧。
- ↑ “愛知の車衝突、脱線事故 東海道線の復旧作業続く”. 産経フォト. (2017年3月2日) 2017年3月2日閲覧。
- ↑ “JR東海道線の運転再開 愛知の車衝突、脱線事故。”. 中日新聞. (2017年3月2日) 2017年3月4日閲覧。
- ↑ “電車衝突は実は警部補の車だった…愛知の東海道線脱線事故 ”. 産経WEST. (2017年3月3日) 2017年3月3日閲覧。
- ↑ “東海道線踏切事故・死亡は愛知県警警部補 ”. 毎日新聞. (2017年3月4日) 2017年3月4日閲覧。
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