流鉄流山線踏切事故
ナビゲーションに移動
検索に移動
流鉄流山線踏切事故(りゅうてつながれやませんふみきりじこ)は、2014年7月11日に発生した鉄道事故である。
千葉県松戸市大谷口の流鉄流山線小金城趾 - 幸谷間の踏切で、流山発馬橋行き普通電車(5000系(5102-5002、流星編成)2両編成)と乗用車が衝突し、電車の1両目前半分の車輪が脱線した。千葉県警の調べでは乗用車に乗っていた男性と女性は骨盤が折れるなどの重傷を負い搬送先の病院で死亡が確認された。電車の乗客約20人のうち男性1人が体の痛みを訴え、病院に運ばれた。現場の踏切は遮断機と警報機がなく、車1台が通行できる程度の幅しかなかった。運転士は「踏切内に車が見えたので警笛を鳴らしたが、ブレーキが間に合わなかった」と話している。事故後、全線不通となり翌12日午前7時15分に運転再開した[1]。
その後、運輸安全員会から事故調査報告書が公表され、脱線の原因は衝突した乗用車が車両の下の台車に接触したためと結論づけた。なお、乗用車が進入した理由については特定できなかった[2]。
脚注[編集]
- ↑ “重傷の夫婦が死亡 流鉄流山線、運転再開 松戸”. 千葉日報: p. 社会面. (2014年7月12日) 2016年1月2日閲覧。
- ↑ “車が下に入り込み脱線 松戸の流鉄踏切事故 運輸安全委”. 千葉日報: p. 社会面. (2014年11月28日) 2016年1月2日閲覧。
鉄道での事件・事故 |