西武新宿線田無駅追突事故
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西武新宿線田無駅追突事故(せいぶしんじゅくせんたなしえきついとつじこ)は、1986年3月23日に田無駅にて起きた列車追突事故のこと。鉄道ファンの間では田無事故として知られている。
概要[編集]
1986年3月23日、この日は都内では大雪となっており、その影響で西武2000系電車2415F+2017Fの急行8連のブレーキが効かなくなり、先行の停車列車であった同2000系電車2407F+2023Fの準急8連に追突。乗員乗客合わせて204名が負傷した。
原因は制輪子と車輪の間に雪が挟まってしまったことであり、さらには永久直列制御で回生制動の打ち切りも高く、制動力も弱まってしまった。これにより損傷の激しかった2415F全車と2017Fの4両、および2023Fの2両が事故廃車され、使用可能な部品は新2000系の製造に充てられた。
そして2407Fはそのまま、残る6両はそれだけで1編成を組み、新2023Fとなって運用に復帰している。
その後、同社の101系と10000系にのみ設置されていた耐雪ブレーキが他の車両にも搭載されるようになった。
関連項目[編集]
鉄道での事件・事故 |