京急本線八丁畷駅前踏切人身事故
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京急本線八丁畷駅前踏切人身事故(けいきゅうほんせんはっちょうなわてえきまえふみきりじんしんじこ)は、2017年(平成29年)4月15日に発生した鉄道事故である。
9時10分頃、神奈川県川崎市川崎区の京急本線・八丁畷駅前の踏切で、77歳男性と52歳男性が京成高砂発三崎口行き下り快特列車に跳ねられて死亡した[1][2]。77歳男性は、付近の防犯カメラの映像や目撃情報によると、事故直前に駅前でタクシーを降り[3]、警報灯点滅後に踏切内に入り立ち止まった[4]。52歳男性はそれを見て駅の改札付近から踏切に向かい、遮断機が降りた後声を出しながら手招きして踏切内に入り、77歳男性の救助を試みた。電車の運転士は約50m手前で2人に気付き[5]、ブレーキをかけたが間に合わなかった[6]。77歳男性は以前から家族に「死にたい」などと話しており、自殺を図ったとみられる[2]。なお、踏切にあった非常ボタンが押されていなかったことが後の調査で判明している。
脚注[編集]
- ↑ “川崎の京急踏切で2人死亡 立ち入りの高齢男性、引き戻そうと?”. 産経新聞. (2017年4月15日) 2017年4月19日閲覧。
- ↑ a b “【川崎踏切事故】高齢男性は自殺図ったか 家族に「死にたい」”. 産経新聞. (2017年4月17日) 2017年4月19日閲覧。
- ↑ “京急踏切内で45秒、脱出できず 死亡の高齢男性 川崎”. 産経新聞. (2017年4月15日) 2017年4月19日閲覧。
- ↑ “【川崎踏切事故】救助を試み死亡した男性は横浜銀行勤務 遺族「心の整理がつかない。そっとして」高齢男性、認知機能低下?”. 産経新聞. (2017年4月17日) 2017年4月19日閲覧。
- ↑ “2人死亡踏切事故 銀行員男性は駅への途中で救助に向かったか”. NHK. (2017年4月17日) 2017年4月19日閲覧。
- ↑ “踏切で2人死亡 高齢男性助けようとして一緒にはねられたか”. NHK. (2017年4月15日) 2017年4月19日閲覧。
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