甘木鉄道列車脱線事故
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甘木鉄道列車脱線事故(あまぎてつどうれっしゃだっせんじこ)は、2014年(平成26年)3月16日に発生した鉄道事故である。
午前9時16分頃、甘木鉄道の西太刀洗駅前の踏切において、甘木発基山行きの列車(AR300形1両編成)が踏切内に侵入してきた2tトラックと衝突した。列車は前輪が脱線し、トラックも大破した。この事故で列車の乗客5名とトラックの運転手1名の合わせて6名が重軽傷(列車の乗客5名が軽傷、トラックの運転手が重傷)を負った。列車の運転士や列車待ちをしていた人によるとトラックは遮断機の降りた踏切に侵入してきたという。列車の運転士は侵入してきたトラックに気付き、非常ブレーキをかけたが間に合わなかったという。この影響で甘木鉄道はほぼ一日運転を見合わせた[1]。
なお、この事故で被害を受けた車両は運用を離脱し、およそ半年後に運用復帰した。
脚注[編集]
- ↑ “保冷車と衝突、甘木鉄道脱線 福岡、一時不通”. 朝日新聞(西部朝刊) (朝日新聞社): p. 39(社会). (2014年3月17日)
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