新今宮駅突き落とし事件
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新今宮駅突き落とし事件(しんいまみやえきつきおとしじけん)は、2016年12月11日に発生した殺人未遂事件。
概要[編集]
17時頃、大阪市浪速区のJR新今宮駅ホームで電車を待っていた女性2人が男に背中を押され、このうち63歳の女性が線路に転落した。当時JR難波発王寺行き快速電車が入線してきていたが、女性の手前7メートルの地点で停車し、無事だった。
2日後の12月13日、滋賀県大津市在住の無職の朝鮮籍の男が逮捕された。この男は事件当日の午後11時ごろに愛知県内で無銭飲食をしたとして保護されており、新今宮駅の防犯カメラに映っていた男と似ていたため取り調べを受けたところ、「(女性の)背中か腕を力を込めて触ったらホームに落ちた。殺そうなんて気持ちはなかった」と語った。軽度の精神疾患を抱えており、事件当日に家族から捜索願が出されていたとの報道も見られた。4ヶ月に渡る鑑定留置の末、大阪地検は「殺意の認定が困難だった」として男を暴行罪で起訴した。
脚注[編集]
- “線路突き落とし、28歳男を殺人未遂容疑で逮捕”. 読売新聞. (2016年12月13日) 2016年12月13日閲覧。
- “線路突き落とし 殺人未遂容疑で逮捕の男、鑑定留置へ”. 毎日新聞. (2016年12月27日) 2016年12月28日閲覧。
- 【新今宮駅ホーム突き落とし】大阪地検「殺意の認定困難」 28歳男を暴行罪に切り替え起訴 産経ニュース、2017年3月17日、2018年4月18日閲覧
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