近鉄大阪線河内国分駅ホーム転落事故
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近鉄大阪線河内国分駅ホーム転落事故(きんてつおおさかせんかわちこくぶえきホームてんらくじこ)は、2016年(平成28年)10月16日に発生した鉄道事故である。
11時10分頃、大阪府柏原市の近鉄大阪線河内国分駅下りホームで、全盲の40歳の男性が線路上に転落し、駅を通過中の大阪上本町発鳥羽行特急にはねられ死亡した。男性は特急の通過退避中の電車に乗車していたが[1]、鉄道ファンだったため、通過する列車の音を聞くためにホーム上に降りていた模様である[2]。この事故を受け国土交通省は、全国の鉄道事業者を集めての緊急検討会を開催し、各鉄道事業者に対し、ホームドアや点字ブロックなどの整備を急ぐよう指示した[3]。
脚注[編集]
- ↑ 線路に転落 全盲男性、特急にはねられ死亡 大阪・近鉄線 毎日新聞 2016年10月17日
- ↑ 「欄干のない橋」の悲劇 後絶たぬ視覚障害者ホーム転落、ホームドアは高コスト・技術の壁…〝妙案〟は意外にもアナログ 産経新聞 2016年10月31日
- ↑ 大阪・柏原の全盲男性転落死 国交省が検討会 毎日新聞 2016年10月19日
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