京王相模原線

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相模原線(さがみはらせん、英: Keio Sagamihara Line)とは、調布市調布駅から神奈川県橋本駅まで22.6kmの私鉄・京王電鉄の鉄道路線である[1]。京王相模原線にはトンネルが多く、踏切は1か所もない。

概要[編集]

多摩ニュータウンのアクセス路線として、1971年、京王多摩川駅から京王よみうりランド駅が開業。1974年の京王多摩センター駅延伸で多摩ニュータウンへのアクセスが実現。 京王多摩センター駅~橋本駅間の延伸工事は、1982年(昭和57年)12月に着手して、開業を目指していたが、橋本駅付近で用地取得が難航し、開業が遅れ、1988年5月に工事が進んでいた京王多摩センタ駅ー~南大沢駅間を暫定開業。1990年に、橋本まで全線が開通した。その後、1991年に多摩境駅が開業。

なお、相模原線の京王稲田堤駅は神奈川県川崎市多摩区に、若葉台駅は神奈川県川崎市麻生区に、橋本駅は神奈川県相模原市緑区にある。京王電鉄の路線で神奈川県内に駅があるのはこの3駅のみである。

沿革[編集]

  • 1916年(大正5年)6月1日、多摩川支線(調布~京王多摩川)1.1kmが開通する。
  • 1971年4月1日、相模原線(京王多摩川~京王よみうりランド間2.7km)が開通。
  • 1974年10月18日、相模原線(京王よみうりランド~京王多摩センター間9.8km)が開通
  • 1988年5月21日、相模原線(京王多摩センター~南大沢間4.5km)が開通。
  • 1990年3月30日、相模原線(南大沢~橋本間4.4km)が開通し、相模原線全線が開通
  • 1991年(平成3年)4月6日 - 多摩境駅開業。
  • 1992年5月28日、初代特急が運行開始された。(2001年3月27日まで)
  • 2012年(平成24年)8月19日、調布駅が地下駅となった。
  • 2013年(平成25年)2月22日、2代目特急が運行開始された。
  • 2015年9月25日、ダイヤ改正により準特急が運行開始された。
  • 2018年2月22日、座席指定列車「京王ライナー」が導入された。有料の座席指定列車で平日・土休日とも新宿発下りのみであった。
  • 2018年3月、相模原線に設定されている加算運賃が引下げられた。
  • 2019年2月22日、平日の朝の「京王ライナー」橋本発2本を増発。

基本事項[編集]

  • 路線距離:22.6km[2]
  • 軌間:1,372mm (4 ft 6 in) スコッチゲージ(Scotch gauge)[3]
  • 駅数:12駅(調布駅を含む)
  • 単複:複線
  • 電化:1,500 V 直流

駅一覧[編集]

京王永山駅、京王多摩センター駅、南大沢駅及び橋本駅は全ての電車が停車する。急行、区間急行、快速は当線内で各駅停車となる。

なお、「よみうりランド ジュエルイルミネーション〜輝きのライトピア〜」にあわせて、京王よみうりランド駅に特急・急行列車が臨時停車する。 2018年は、11月17日(土)から2019年1月14日(月・祝)までの間、土日を中心として停車した[4]

駅番号 駅名 駅間キロ 営業キロ 京王ライナ| 特急 準特急 急行 接続路線 所在都県 所在市町村
KO18 調布駅 - 0.0 京王電鉄京王線 東京都 調布市
KO35 京王多摩川駅 1.2 1.2 なし 東京都 調布市
KO36 京王稲田堤駅 1.3 2.5 東日本旅客鉄道 南武線 神奈川県 川崎市
KO37 京王よみうりランド駅 1.4 3.9 なし 東京都 稲城市
KO38 稲城駅 1.6 5.5 なし 東京都 稲城市
KO39 若葉台駅 3.3 8.8 なし 神奈川県 川崎市
KO40 京王永山駅 2.6 11.4 小田急電鉄:多摩線 東京都 多摩市
KO41 京王多摩センター駅 2.3 13.7 小田急電鉄:多摩線
多摩都市モノレール
東京都 多摩市
KO42 京王堀之内駅 2.3 16.0 なし 東京都 八王子市
KO43 南大沢駅 2.2 18.2 なし 東京都 八王子市
KO44 多摩境駅 1.9 20.1 なし 東京都 町田市
KO45 橋本駅 2.5 22.6 東日本旅客鉄道:横浜線相模線 神奈川県 相模原市

延伸計画[編集]

以前には神奈川県の津久井湖まで延伸計画があったが、採算面から立ち消えとなった。 昭和41年に免許を得て鉄道建設、そして沿線開発を進めるべく城山町、津久井町で用地買収を進めていたが、昭和50年代中頃に用地を手放すようになった。

加算運賃[編集]

相模原線の新線建設にかかったコストに充てるため、京王多摩川駅~橋本駅間を乗車する場合および同区間と他の区間とにまたがって乗車する場合に、基本運賃に加え、京王多摩川~橋本間の乗車キロに応じた加算運賃を設定されていた。加算額は、大人普通が10円~80円、通学定期(1か月)が160円~1330円、通勤定期(同)が380円~3020円であった。加算運賃収入等による相模原線建設事業費の回収が進捗したことから、2018年3月に加算運賃は廃止された。

調布駅の立体交差[編集]

2012(平成24)年、調布駅が地下化され、京王線と相模原線の平面交差が解消され、立体交差となった。相模原線から京王線新宿方面、都営新宿線方面の直通がスムーズになった。

リニア新幹線[編集]

2027年にはリニア中央新幹線の駅が橋本駅にできる計画となっている。橋本駅~名古屋駅間の所要時間は約35分程度と推測されるため、京王線沿線から相模原線経由でリニア中央新幹線を利用して名古屋方面への移動の新しい経路となる見込みである。


参考文献[編集]

  1. 路線案内京王電鉄
  2. 営業キロ 京王電鉄
  3. 馬車軌間、偏軌・変則軌道ともいう
  4. 京王よみうりランド駅上下線ホームにイルミネーション装飾鉄道チャネル