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京王9000系電車
京王9000系電車とは、京王電鉄が所有し、同社の京王線、京王高尾線、京王相模原線、京王競馬場線および直通する都営地下鉄新宿線で運用される電車である。
概要[編集]
本系列では5000系・6000系30番台の置き換えとさらなる省エネの実現のために開発された。前期タイプと2004年の火災対応の法改正に対応した後期タイプがある。軽量ステンレスで、日車式ブロック工法を採用。前面のみ普通銅製。ちなみに東急車輛製の9000系もいるが、日車製と同様の見た目になっている。
30番台はドアがE231系のようなドアに変更されており、化粧板は省略された。なお、更新車(後述)では西武40000系に準じたドアに交換され、こちらは白の化粧板となっている。
8両編成は併結が可能で、新宿方に7000系の2両編成を併結して10両で運用されることもある。6000系2両編成の全廃までは、6000系を併結することがほとんどだった。これは9000系と7000系の相性が悪かったためと言われているが、真相は不明。
運用[編集]
0番台[編集]
8両時は京王八王子・高尾山口方面の各駅停車や休日の競馬場線を中心に運用される。10両時は各駅停車に加え特急や急行でも運用される。
30番台[編集]
都営新宿線直通運用をメインに、特急などの線内運用でも使われることがある。
リニューアル[編集]
2024年8月に9731Fがリニューアル工事のため若葉台に入場した。元々同編成はサンリオのフルラッピングであったが、更新の際に一度外され、リニューアル工事後ラッピングを新しくして2025年3月10日より営業運転を開始[1]。現状ではフルSIC VVVFへの更新、ドアと行先LEDの交換、内装の更新では全車両にフリースペースを設置、座席モケットの貼り替え・座面にバネを追加などが行われているようである。一方でドアエンジンは未更新。試運転では内装は内側からフィルムが貼られて隠されていた。こんだけ期待させておいてLCDなし[2]。ほとんどの現代人は電車に乗る前に事前にスマホでルートを調べるし、電車内でもスマホを見ており、LCDを見ないため、LCDを設置する必要性は薄れてきているのかもしれない。8両編成も時期は未定だがリニューアルを検討している[3][4]。
出典[編集]
- ↑ ハローキティをはじめサンリオキャラクターのラッピングトレインがリニューアルし3月10日(月)から運行開始!
- ↑ [1]←公式X
- ↑ “ダブルリニューアル”な京王9000系 新サンリオキャラクターのラッピングトレイン大公開! レイルラボ、2025年3月9日
- ↑ 京王線の「主力車両」が一新!“新車並み”車内に大変化 あと何年使うの? 乗りものニュース、2025年3月8日