京王競馬場線

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京王電鉄
KO 競馬場線
Keio9000-002.JPG
基本情報
日本国旗.png日本
所在地東京都府中市
起点東府中駅
終点府中競馬正門前駅
駅数2駅
路線記号KO
開業1955年4月29日
所有者京王電鉄
運営者京王電鉄
使用車両使用車両の節を参照
路線諸元
路線距離0.9 km
軌間1,372 mm
線路数複線
電化方式直流1,500 V 架空電車線方式
閉塞方式速度制御式
保安装置京王ATC
最高速度70 km/h

京王競馬場線(けいおうけいばじょうせん)とは、東京都府中市東府中駅から府中競馬正門前駅まで0.9kmの京王電鉄の鉄道路線である。

沿革[編集]

開通当初の本線は「臨時競馬場前駅」→「八幡前(はちまんまえ)駅」→「府中駅」の並びであった。1937年(昭和12年)9月1日に 八幡前駅を「東府中駅」と命名し、1940年(昭和15年)10月26日に「東府中駅」と「臨時競馬場前駅」を統合し、臨時競馬場前駅を「東府中駅」と改名した。

1955年4月29日、競馬場線(東府中から府中競馬正門前まで0.9㎞)が開通した[1]

基本事項[編集]

  • 路線距離:0.9km[2]
  • 軌間:1,372mm(4 ft 6 in)スコッチゲージ[3]
  • 駅数:2駅
  • 単複:複線
  • 電化:1,500 V DC
  • 所在地:(東府中駅)〒183-0015 東京都府中市清水が丘1丁目8-3
  • 所在地:(府中競馬正門前駅)〒183-0016 東京都府中市八幡町1丁目18
  • 運行:(平日)2両編成のワンマン列車、(土曜休日)8両編成

沿線概況[編集]

東府中駅を出るとすぐに踏切を渡り、ホームの端から約80mの地点で左カーブして本線と分かれる。都道229号線に近づくが、並行せずすぐ南へ向かう。その後は住宅街の中を進む。八幡町緑地の中を通過すると、右カーブして、府中競馬正門前駅に到着する。

運行形態[編集]

利用客が少ないことから、平日は終日、土休日は夕方から終電までの電車は7000系の2両編成により運行され、ワンマン運転となる。一方で東京競馬場があることから、土休日の日中は8両編成の電車が運行される。

競馬開催時の(土曜・休日)帰宅時間帯(15時59分頃から17時19分頃まで)は、臨時急行・臨時特急計5本(上り)が運行される。特急の停車駅は「府中競馬正門前→東府中(臨時停車扱い)→調布→千歳烏山→明大前→笹塚→京王線新宿」となる。

利用者が少なく、また府中競馬正門前駅から東府中駅や府中駅も徒歩圏内にあることから、終電の時間も京王の路線では最も早く、平日の東府中駅発は21時54分発、同じく府中競馬正門前駅発は22時02分発が最終となっている。

駅一覧[編集]

全駅が東京都府中市に所在するも町丁は異なる。1区間であり、カーブもあまりないので、途中の景色の変化は少ない。

駅番号 駅名 駅間キロ 営業キロ 接続路線 所在地
KO23 東府中駅 - 0.0 KO 京王線 東京都府中市
KO46 府中競馬正門前駅 0.9 0.9

線路際まで住宅が密集しているので、撮り鉄向けの撮影名所はあまりない。

参考文献[編集]

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脚注[編集]

京王電鉄の路線
現存路線
京王線系統 KO 京王線 | KO 京王新線 | KO 高尾線 | KO 相模原線 | KO 競馬場線 | KO 動物園線
井の頭線系統 IN 井の頭線
廃止路線 御陵線 | (旧)高尾線