スペイン語

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スペイン語
基礎情報
話される場所スペイン南米
語族インド・ヨーロッパ語族
話者数約4億人
話者数の順位4
言語コード
ISO 639-1コードes
ISO 639-3コードspa

スペイン語 (Español ISO 639-1:es, ISO 639-3:spa) はインド・ヨーロッパ語族イタリック語派に属する言語。世界で4番目に話されている言語である。

概要[編集]

以下、イスパニア語(英語あるいは米語ではヒスパニック)を中心に記述する。
スペイン語はスペインのみならず、アフリカ西サハラ赤道ギニア中南米でも話される(発音・単語の違いなどは一部存在する)。ただし、中南米でもスペイン語を使用しない国は存在する。

また、スペインが「西班牙」と略されるため、スペイン語も「西語」と言われることがある。主に辞書等で「西日辞典」「日西辞典」などのように使用される。

ポルトガル語と同系で、ある程度の意思疎通は可能とされる。

アルゼンチンウルグアイペルー出身のスペイン語を母語とする日系人が国内に少なからずいるため、一部自治体ではスペイン語によるゴミ出し等の案内看板がある。その一方、大学入学共通テストといった日本の大学入試科目には採用されていない。

一方、アメリカ合衆国ではスペイン語を母語とするヒスパニック系を元々のアメリカ住民が社会問題視する動きがあり、ドナルド・トランプのように政策にあからさまに示した政治指導者もいた。

スペイン国内の言語の特徴[編集]

とはいえ「スペインの国語」は複数あり、一般に「スペイン語」と呼ばれるのはイスパーニャ(イスパニア)語である。スペイン国内では「カタルーニャ(カタロニア)語」も話者が多いが、特にどちらが上という話ではなく、大多数の人は両方使えるという。一方がイスパニア語でもう一方がカタロニア語で普通に会話が成立するそうで、おそらくは日本語における津軽弁薩摩弁ほどの違いもないらしい。ロシア語とウクライナ語のような政治的な対立も特にないという[注 1]。ちなみにバルセロナはカタロニア語圏である。

話者分布[編集]

文字[編集]

ラテン文字を使用する。また、アクセント記号、及びñ、ü(トレマ付きのu)が使用される。

なお、トレマ付きのuはスペイン語においてgui及びgueはそれぞれギ、ゲと発音されるため、グイ、及びグエと発音する際に使用される。

例) pingüino(ペンギン)⇒[pĩŋˈɡwino](ピングウィーノ)

文法[編集]

他のヨーロッパ系言語に多く見られるように、人称による動詞の活用がある。また、の区別も存在し、形容詞はかかる名詞の性とによって活用する。また、後置修飾。

名詞の複数形は英語に似て「-(e)s」をつけて作る。

例)manzana(リンゴ)⇒manzanas
animal(動物)⇒animales

単語[編集]

単語の例を挙げる。

その他[編集]

「こんにちは」はイスパーニャ「ブエノス・ディアス」、カタルーニャ「ボン・ディアー」である。

出典[編集]

  1. ちなみにゼレンスキー大統領はウクライナ東部のロシア語圏の出身なので、ククライナの芸能界にデビューする際にはウクライナ語を猛特訓したという。
出典
Working 英語 · フランス語 · アラビア語 · スペイン語 · ポルトガル語 · スワヒリ語
Transnational ハウサ語 · ソマリ語 · ヨルバ語 · イボ語 · オロモ語 · ルワンダ語/ルンディ語 · スワジ語 · ツワナ語 · ソト語 · ウォロフ語 · コンゴ語/キトゥバ語 · カヌリ語 · フラニ語 · チェワ語 · リンガラ語 · マダガスカル語 · アフリカーンス語 · ショナ語 · ティグリニャ語 · モシ語 · ズールー語
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